2019年度 4年生特集 ~法政大学~

本日は法政大学の4年生について、在学中での走りを振り返っていきます。全部で9人登録されています。佐藤、青木、坪井はそのまま3本柱としてチームを牽引してくれました。ただ、4年時は青木以外は消化不良の結果に…3本柱以外にも、9人中8人が3大駅伝経験者と多くの選手が3大駅伝に出場することとなりました。1学年上の坂東世代も強かったですが、この学年もチームの中心的役割を果たしましたね。

青木 涼真

高校ベストは14分31秒、1年の関東インカレ1部3000mで6位入賞と早速の活躍を見せています。全日本予選にも出場して3組22位、箱根でも早速8区に起用されて9位で走っています。箱根後にはハーフで64分12秒と大学ベストとなるタイムをマークしています。


2年時には関東インカレ1部3000mで優勝、日本インカレでも同種目で4位入賞を果たしています。全日本予選では2年連続の3組で16位、この時のタイムは29分30秒で当時のベストとなっています。出雲では主要区間の3区を任されて区間4位と好走、全日本では4区11位ともう一歩の走りとなってしまいましたが、箱根では5区を任されて見事に区間賞を獲得、チームのシード獲得に大きく貢献しました。


3年時、関東インカレ1部3000m障害では2年連続の優勝を達成、全日本予選では最終組を任されて6位と好走、完全にエース格の1人となりました。出雲はエントリーされませんでしたが、全日本では1区を任されて5位と好走、箱根では2年連続の5区で区間3位、2年連続で素晴らしい走りを見せました。


4年時、関東インカレ1部3000m障害ではラスト勝負で3連覇は惜しくもならずも2位と4年連続の入賞&3年連続の表彰台を獲得、5千で13分59秒、1万で28分59秒といずれも大学ベストも更新しています。そして迎えた駅伝シーズン、出雲では3区7位、全日本では最長区間の8区を任されて区間4位、箱根では3年連続の5区で区間4位と3年連続の4位以内、驚異的な安定感でチームの躍進を支えました。あらゆる勝負レースで結果を残し、苦しい位置で襷を受け取っても力を発揮出来るのはまさに強者の証でした。

岡原 仁志

高校ベストは14分30秒、1年の箱根予選から出場を果たしていますが、チーム最下位の307位に沈んでしまうことに…ほろ苦いデビューとなりました。箱根でもエントリーは果たせず…2年時、全日本で3大駅伝デビューを果たすと、7区12位で走っています。箱根でも7区を任されて区間11位、区間中位でまとめてきました。


3年時、5千で14分9秒、1万で29分9秒と両部門で大学ベストとなるタイムをマーク、全日本予選でも2組3位と好走しています。3大駅伝にもフル出場、出雲こそ2区11位と苦しみましたが、全日本では4区5位と好走、箱根でも主要区間の3区を任されて区間14位で走っています。箱根後にはハーフで63分52秒までタイムを縮めています。4年時には出雲はエントリー漏れ、全日本には間に合わせましたが、6区16位、箱根では2年連続の3区を任されましたが、区間18位といずれも奮わなかったのは残念でした。。。

佐々木 虎一朗

高校ベストは14分34秒、2年時に5千で14分26秒と大学ベストをマークすると、出雲では5区で初出場を果たすことに。しかし、法政は4区で途中棄権となってしまったため、オープン参加での出場に…区間10位相当の走りとなりました。結果として、これが最初で最後の3大駅伝出場となってしまうんですよね。


2年の全日本、そして3年の全日本予選とエントリーを果たし、3年時には1万で29分29秒、ハーフでも64分30秒と上々のタイムをマークしています。4年時には全日本、箱根の両方にエントリー、特に箱根は4年目にして初のエントリーとなりましたが、残念ながら出場には一歩届きませんでした。

増田 蒼馬

高校ベストは14分25秒、2年時には3大駅伝全てでメンバー入りを果たしていますが、そのいずれも出場には至らず…ハーフでは64分32秒をマークしています。3年の全日本予選に出場すると、1組5位と好走、チームのトップ通過に貢献しました。すると、出雲では最長区間の6区を任されることに。ここでは区間15位と非常に苦しい走りになってしまいました。全日本、箱根は2年連続のエントリーを果たしましたが、いずれも出場とはならず…


4年時には、5千で14分7秒、1万で29分30秒といずれも大学ベストとなるタイムをマーク、出雲はエントリー止まりでしたが、全日本に出場して3区15位とこちらも苦しい走りに…それでも、ハーフで63分10秒と好タイムをマークすると、全日本に続いて箱根も初出場を果たすことに。アンカー区間の10区を区間12位で走りました。

田上 鷹弥

高校ベストは14分28秒、1年時に14分26秒をマークしており、このタイムが大学ベストとなっています。1万mでも29分38秒をマークしており、こちらも大学ベストとなるタイムで持ちタイムでトップ10に入ってくることもありました。ただ、ハーフのタイムは4年時にマークした68分53秒が大学ベストかなあ。2年目以降はなかなか好タイムをマークすることは出来ず、3大駅伝・予選会へのエントリーも4年間ありませんでした。

坪井 慧

高校ベストは14分16秒とこの学年ではトップの持ちタイムでした。1年時に5千で14分12秒、1万で29分48秒のタイムをマークし、箱根でもメンバー入りを果たしましたが、出場とはならず…2年の箱根でも16人のメンバー入りを果たしていますが、こちらも出場出来ていません。しかし3年時、全日本予選に出場して1組4位と好走すると、出雲で3大駅伝初出場、5区4位と素晴らしい3大駅伝デビュー戦となりました。さらに、箱根では山下りの6区を任されると区間4位と素晴らしい走りを見せました。箱根後にはハーフで63分40秒、63分25秒と立て続けに自己ベストを更新、あっという間にチーム主力の仲間入りを果たしました。


4年時、1万mで29分45秒と大学ベストとなるタイムをマーク、しかし、駅伝シーズンは故障に苦しみ、出雲・全日本とエントリーはされるものの出場は出来ませんでした。最後の箱根では何とか間に合わせ、前回も好走した6区を任されましたが、ここでは区間15位…やはり故障明けでの6区は難しいですね。。。3年時は大活躍を続けていただけに、4年時の故障が佐藤同様に残念すぎました。。。

松澤 拓弥

高校ベストは14分35秒、2年時に1万で29分50秒、ハーフで65分0秒と大学ベストをマーク、全日本にも出場を果たし、5区11位で走っています。箱根でも4区を任されて区間13位とどちらもまずまずかなあ。3年時には5千で14分20秒と大学ベストをマーク、全日本予選に初出場し2組12位で走っています。ただ、3大駅伝は出雲、箱根ともにエントリー止まりで出場出来ず…4年の出雲・全日本はエントリー漏れだったんですよね。それでも、最後の箱根で16人のメンバー入りを果たすと、7区に出場して区間15位という走りでした。2年の箱根が最後の3大駅伝出場かと思いましたが、最後に出場を果たしたのはさすがでした。

強矢 涼太

高校ベストは14分40秒、1年時に1万で30分0秒で走っており、このタイムが大学ベストとなっています。箱根予選にも1年時から出場していますが、ここではチーム11番手の217位と奮わず…箱根もエントリーとはなりませんでした。2年時は5千で14分17秒をマークすると、出雲では4区を任されることに。しかし、気温が高かった今大会ではフラフラになってしまい、途中棄権となる悔しすぎる結果となりました。


3年時には5千で14分1秒を叩き出し、ハーフも64分0秒と好タイムをマークしています。箱根でも初のエントリーを果たしましたが、出場出来ず…4年時は3大駅伝全てでエントリー漏れとなってしまうことに…結果として、3大駅伝出場を果たしたのは途中棄権となった2年の出雲のみというのは無念ですね…持ちタイムは伸ばしてきたのですが。。。

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