第26回日本学生ハーフマラソン(2024/03/10)振り返り その4
3/10に行われた学生ハーフを大学ごとに振り返っていきます。公式結果(PDF)はこのようになっています。最後は前回の箱根20以下+予選落ち校について。一覧に乗せているのは基本的に65分切りの選手か上位5人となっております。
順位 | 氏名 | 記録 |
63位 | 古井 康介 | 1:03:54 |
545位 | 窪田 悠人 | 1:09:25 |
明治はわずか2人しか出場しなかったんですよね。古井が63分台のベストをマークした一方で窪田は69分台に沈んでおり、明暗が分かれる結果となりました。古井は箱根出場を果たしていますし、このくらいは全然出してきますよね。それよりも箱根予選があるのに、この人数の少なさが気になるところ。他大と争う貴重な機会なのですが。
順位 | 氏名 | 記録 |
92位 | 花井 創 | 1:04:27 |
111位 | 近藤 大智 | 1:04:39 |
134位 | 志食 隆希 | 1:04:54 |
172位 | 菅野 涼介 | 1:05:21 |
187位 | 西坂 昂也 | 1:05:31 |
64分切りが1人もいないというのはちょっと寂しいですが、花井、近藤とルーキーが揃って64分30前後で走れたのは収穫です。来年度は戦力ダウンが非常に大きいだけに、1人でも多く戦力となる選手が台頭してほしいですからね。3大駅伝・予選会のメンバー争いにどんどん絡んでほしいところ。志食までが64分台、菅野、西坂に石口までが65分台で走れており、こちらもまずまずかなあ。
順位 | 氏名 | 記録 |
8位 | 深堀 優 | 1:02:50 |
9位 | 原田 洋輔 | 1:02:58 |
84位 | 植月 俊太 | 1:04:22 |
85位 | 実井 智哉 | 1:04:22 |
105位 | 田岡 航一 | 1:04:35 |
深堀、原田がともに62分台のベストで8,9位となったのが素晴らしいですね。今年度は前田以外に並木、高槻の3本柱がチームを牽引しましたが、並木、高槻が卒業した後は深堀、原田が3本柱として活躍してくれそう。エース級の戦力ダウンが心配だったチームにおいて、二人が主力ではなくエースとなってくれそうなのは心強い限り。3人とも3年生以下というのも今後を見据えると大きいです。
さらに植月、実井が揃って64分22秒の自己ベスト、田岡も64分35秒で走れていますし、磯も65分21秒でベストとなっています。植月、磯と前田以外のルーキーも今後が非常に楽しみな存在です。
順位 | 氏名 | 記録 |
58位 | 和田 瑛登 | 1:03:48 |
100位 | 長谷田 英義 | 1:04:31 |
196位 | 伊藤 要 | 1:05:36 |
228位 | 土生 慶人 | 1:05:53 |
250位 | 友村 輝 | 1:06:03 |
和田が63分48秒でチームトップ、箱根でもルーキーながら往路の4区を任されるだけのことはあります。来年度はエースの1人となってほしい実力者です。長谷田が64分台のベストで続いたのは良かったですが、64分台が1人だけというのはちょっと寂しいですよね。伊藤、土生らまだメンバー争いに加われていない選手が65分台で走れたのはまずまずか。ただ、来年度に向けて新戦力の台頭としてはもう一歩。
順位 | 氏名 | 記録 |
21位 | 菅野 裕二郎 | 1:03:13 |
25位 | 川内 琉生 | 1:03:18 |
49位 | 山本 泰輝 | 1:03:38 |
61位 | 木村 海斗 | 1:03:52 |
62位 | 久保 遼人 | 1:03:53 |
107位 | 楠木 悠人 | 1:04:36 |
115位 | 大林 洸己 | 1:04:44 |
118位 | 大村 良紀 | 1:04:45 |
菅野が63分13秒、川内が63分18秒と来年度のチームを牽引してほしい主力が揃って上位で走れたのは何より。ともにこのタイムもベストではなく、すでに来年度のタイムでは日本人1,2番手ですし。さらに山本、木村、久保と揃って63分台で走れているのも良いですね。特にルーキーの久保は来年度飛躍を遂げてくれそうな期待感があります。楠木、大林、大村とすでにハーフである程度結果を残している選手たちも64分台で走れており、ベストを出した選手こそ上位では山本くらいでしたが、箱根復帰に向けては上々の学生ハーフだったのでは。
順位 | 氏名 | 記録 |
68位 | 新井 友裕 | 1:03:58 |
80位 | 上山 詩樹 | 1:04:15 |
87位 | 福田 達也 | 1:04:23 |
96位 | 長谷川 源 | 1:04:30 |
153位 | 村上 友哉 | 1:05:05 |
新井がチーム唯一の63分台でトップ、すでに箱根も経験していてエース格の1人ですし、この走りは上々でしょう。注目は64分15秒で続いたルーキーの上山、このタイムもベストから1分遅れですでに1万でもハーフでも快走を見せており、来年度は一気に主力となってほしい実力者です。福田も64分23秒はまずまず。長谷川は64分30秒、村上は65分5秒でともに自己ベストとなっています。エース級はもっと伸びてきて来ないと厳しいですが、着実に選手層は厚くなってきていますね。