第26回日本学生ハーフマラソン(2024/03/10)振り返り その3

3/10に行われた学生ハーフを大学ごとに振り返っていきます。公式結果(PDF)はこのようになっています。続いては前回の箱根14~19位の大学について。一覧に乗せているのは基本的に65分切りの選手か上位5人となっております。

立教大学
順位氏名記録
109位稲塚 大祐1:04:38
231位木島 陸1:05:54
234位畠山 永1:05:55
340位加藤 広人1:07:04
354位櫻井 駿祐1:07:11

立教も主力はあまり出場しませんでしたね。箱根で8区11位で走っている稲塚が順当にチームトップ、64分38秒で走っています。ルーキーの木島に畠山が65分台で走ったのはまずまずだったかなあ。66分台はおらず、加藤・櫻井が67分台で続くということで今回は経験を積ませるのがメインだったかな。

日本大学
順位氏名記録
44位天野 啓太1:03:35
86位大橋 優1:04:22
129位安藤 風羽1:04:51
132位鈴木 孔士1:04:53
142位山口 月暉1:04:59

ルーキーの天野が63分35秒のベストでチームトップ、これは収穫だったのでは。来年度は3大駅伝にエントリーだけではなく出場が期待されます。大橋、安藤、鈴木が64分台で続いていますが、いずれもベストには届いていないですし、もう一歩という結果だったかなあ。特に安藤は箱根で3区4位とエース級の走りを見せていましたからね。山口月も64分台で走っておりこちらは上々の走りだったのでは。チーム上位5人のうち4人が箱根を走っている中で全員を上回ってきた天野の走りが光ります。

日本体育大学
順位氏名記録
55位杉本 訓也1:03:45
221位西槇 駿祐1:05:48
313位岩崎 壮也1:06:44
317位渡野 幹大1:06:46
356位水谷 柊斗1:07:12

日体大も主力はあまり起用されませんでしたが、そんな中で杉本が63分45秒と上々の走り、全日本予選の経験はありますが箱根も箱根予選も未経験なだけに最終学年での出場が待たれるところです。続く選手は西槇でしたが65分台ということで杉本と2分はちょっと空き過ぎかなあ。3番手の岩崎ともさらに1分近く離れてはいますし、全体的に奮わなかった印象…渡野は66分台、水谷、浦上が67分台で続いています。

順天堂大学
順位氏名記録
18位海老澤 憲伸1:03:08
26位荒牧 琢登1:03:18
28位小林 侑世1:03:19
34位浅井 皓貴1:03:26
56位鬼澤 大樹1:03:46
69位岩島 共汰1:03:58
78位石岡 大侑1:04:14
95位古川 達也1:04:30
103位堀越 翔人1:04:33
119位大倉 靖萌1:04:46

65分切りが10人、64分切りも6人と上々の結果となったのが順天堂大学、来年度の主力として期待される海老澤が63分8秒でチームトップ、エース格の浅井が63分26秒はもう一歩でしたが実力者が上位に来ています。そんな中で、ともに63分10秒台で二人に割って入ったルーキーの荒牧、小林の走りが光ります。有力ルーキーが揃いましたが、全体的にはタイムは伸ばしても勝負レースでは目立たなかっただけに、来年度はどんどんメンバーに入ってきてほしいところ。


鬼澤、岩島がともに63分台のベストをマークしており、こちらも最終学年での3大駅伝出場が期待される2人です。他にも石岡が64分台でのベストをマークしていますし、古川、堀越は64分半ばとベストには届かずも全体的に走れているのは、立て直しを図るチームにおいて好材料ですね。今井、田中がともにコーチとなることも発表されましたし、V字回復といきたいところ。

駿河台大学
順位氏名記録
42位塩路 悠耀1:03:35
48位長田 拓巳1:03:36
163位佐々木 瑠希1:05:12
182位秋保 松平1:05:29
200位坂本 滉斗1:05:38

塩路、長田がともに63分30秒台で走ったのは好材料、もうチームの中心は2年生が担っていますが、箱根に出場した二人がハーフでもチーム上位に入ってきました。ともに箱根は20位以下と苦戦しただけに巻き返しに期待。佐々木、秋保、坂本がいずれも65分台ということでこちらはまずまずかなあ。箱根も2年生が大量に出場しましたし、佐々木、秋保といった3年生にはどうしても期待してしまいます。

中央学院大学
順位氏名記録
2位近田 陽路1:02:19
11位工藤 巧夢1:02:59
22位稲見 峻1:03:15
40位坂本 駿1:03:33
57位小松 裕大朗1:03:46
73位黒岩 勇禅1:04:05
98位三角 洸太1:04:31
120位林 愛斗1:04:47

近田が62分19秒の好タイムで2位に入ってきたのは素晴らしいですね。関東インカレハーフでも5位入賞している実力者、そしてこのタイムもセカンドベストですからね。長い距離での実績は抜群なのですが…その一方で箱根予選では悪くはないもののもう一歩、そして箱根では9区最下位に沈んでいます。個人の勝負レースは申し分ないだけに、後は3大駅伝・予選会で結果を残してくれれば。


工藤も62分台で11位は上出来と言って良いでしょう。来年度はチームを牽引して言ってほしい1人です。ルーキーの稲見も63分15秒でまずまず、エースの吉田以外はある程度主力が出場した中で走るべき選手が上位に入ってきました。坂本、小松がともに63分台で走っていたのも良かったですし、黒岩は64分台は悪くはないですが箱根4区6位の実績を考えるともう一歩か。三角、林が64分台ではしれているのもまずまずです。

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