インターハイ2022 5000m決勝 ~報徳の前田が日本人トップの4位~

本日、インターハイ5000mの決勝が行われましたので、振り返ります。レース結果はこのようになっております。ラストの激しい優勝争いを制したのは大分東明のディリツ、13分50秒という結果でした。ベストは13分18秒で高校生トップタイムのはず…持ちタイムだけではなく勝負強さも見せました。2位に倉敷のキプチルチルが13分50秒で入り、わずか0.25秒届きませんでした。ラストで抜けるかと思ったのですが、惜しかったですね…


こちらも13分26秒のベストを持ち、ディリツと並んで留学生トップ2の2人が順当にインターハイ決勝でも1,2位を占めました。3位に遊学館のモゲニが13分54秒で入り、表彰台は留学生が独占することとなりました。ディリツやキプチルチルには及びませんでしたが、3位に入ってくるのはさすがかなあ。


そして4位&日本人トップに入ったのが報徳の前田、先頭集団が4人に絞られたときに唯一日本人選手でついていきましたし、ラストこそついていけませんでしたが予選、決勝ともに13分台をマークする13分58秒ですからね、予選から十分強かったですし、決勝でも強かった。。。5位に専大玉名のマイナが13分59秒で入りここまでが13分台となりました。


6位に西脇工業の長嶋が14分4秒で入ってきたのはちょっとびっくりしました。もちろん、走力はトップクラスなのですが集団が6人に絞られた時点でもう遅れていましたからね…その状況からラストで逆転しての6位…1500mから4日連続での出場&5000mの予選を見る限りはちょっと決勝は厳しいかもと思いましたが、やはり別格ですね。日本人のトップ2は兵庫の前田&長嶋というライバルコンビが占めることに。


7位に八千代松陰の綾が14分5秒で入りました。ラストで長嶋に抜かれてしまったのは残念でしたが…それでも前年度の9位に続いて今回は7位入賞と2年連続一桁で走っていますからやはり強いですね。8位に倉敷の南坂が14分14秒でここまでが入賞となりました。7位とは9秒離されてしまいましたが、9位とも4秒離していますね。前年度も11位で走っていますが、今回は8位とこちらも綾同様に2年連続で決勝に進出&今年入賞を果たしました。


慶誠の楠岡が14分18秒で9位、八千代松陰の工藤が14分20秒で10位と続きました。唯一高2の日本人選手として出場した洛南の岡田は14分21秒で12位となっています。これだけ3年生が決勝に進出するのも珍しいかな?それだけ、3年生は力のある選手がズラッと揃っているということかなあ。

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