ホクレンディスタンスチャレンジ2022振り返り

2022年7月18日

ホクレンディスタンスチャレンジが全5大会終わりました。「網走夏季記録挑戦競技会」はまた別途取り上げるとして、各大会ごとにレース結果を自己ベストを出した大学生を中心に5千、1万で簡単に振り返ります。結局、ホクレン大会は個別に取り上げることが出来なかったので…レース結果はこのようになっています。

~士別大会~

中央の湯浅が14分7秒でベストを6秒更新、長い距離に強いですが5千も徐々にタイムを伸ばしていますね。早稲田の山口が13分46秒、井川、石塚がともに13分48秒で山口、井川はセカンドベスト、石塚がベストを3秒更新してきました。井川は今年度好調、石塚も5千、1万とどんどん自己ベストを更新していますね。山口はトラックシーズンやや苦戦気味でしたが、最後にいい形で終えられたのは良かったです。


山梨学院のムルアが13分37秒でベストを1秒更新、最終学年になって復活してきたのがチーム状況と合わせって非常に頼もしいです。

~深川大会~

5千では創価のムルワが13分39秒、セカンドベストには届いていませんが高いレベルで安定しています。中央の中野が13分43秒でベストを2秒更新しています。もう当然のように13分40秒台をマークしてきますよね。本当に頼もしいエースとなりました。また、駿恭が13分47秒でセカンドベスト、ルーキーで13分40秒台を既に複数回マークしているのが恐ろしいですね。。。近いうちに駿恭もエースと呼ばれていそうです。


1万では中西大が28分30秒、山本が28分48秒でともにセカンドベストですね。組で日本人1,2位だったのも良かったですし、決してコンディションは良くなかった中、ともにセカンドベストで走る強さが際立ちました。

~北見大会~

中央の山平が13分51秒でベストを13秒更新、高校ベストを2年ぶりに更新してきました。大学に入って結果を残していますし、このくらいのタイムは出してきますよね。組トップという順位も素晴らしいです。東海の竹村が13分54秒でベストを4秒更新、トラックでも良い走りを見せています。筑波の岩佐が14分0秒で1秒未満ですがベストを更新、頼もしいエースが復活してきました。筑波の福谷も14分9秒で自己ベストを3秒更新しています。


最も活躍が目立ったのは城西大学、山本唯が13分54秒、野村が13分55秒、斎藤が13分56秒、片渕が13分59秒で13分台でベストをマークする選手が4人もいました。14分2秒でベストの林、14分4秒でセカンドベストの山中と13分台~14分1桁で走る選手が多く、今後がますます楽しみです。


他には、法政の内田が13分54秒のセカンドベストでしっかりとまとめてきました。東洋の及川も13分58秒と13分台で走っています。また、駿河台の新山が14分18秒でベストを5秒更新しています。


1万では神奈川の小林篤が28分54秒とベストを19秒更新、28分台ランナーの仲間入りを果たしました。5千はまだ14分38秒となっており…神奈川は持ちタイムが走力に追いついていない人が多いですね。。。

~網走大会~

駒澤の安原が13分37秒でベストを6秒更新、チーム6番手のタイムとなっています。箱根以降なかなか良いレースが出来ていませんでしたが…今回の走りは良かったのでは。山野も13分47秒でベストを7秒更新、トラックでもタイムを伸ばしてきました。青柿はベストに0.23秒及ばなかったものの、13分48秒のセカンドベストで走っており、徐々に戦力が整ってきたかなあ。


東京国際の丹所が1万で28分1秒とさすがの走り、今年度はやや出遅れていましたがもう何も心配無さそうですね。ベストを18秒も更新し、27分台まであと一歩に迫りました。牛が13分56秒をマークして持ちタイムでもトップ10に入ってきました。5千で安定して自己ベストを更新している印象があります。山岸も13分58秒で13分台ランナーの仲間入り、木村も14分5秒のベストをマークしています。


中野が28分0秒とベストを38秒も更新し、チームトップのタイムとなりました。大和は28分27秒のセカンドベスト…まさか大和のタイムを上回ってくるとはびっくりです。もうダブルエースと呼んで良いのではないでしょうか?高校時代の都道府県対抗1区で1,2位を獲得した二人がチームを牽引していってくれることでしょう。


創価のカミナが28分14秒でベストを14秒更新、着実に持ちタイムを伸ばしています。今年度の3大駅伝はムルワがいる限りは出番が無いでしょうが、来年度に向けて着実に力を蓄えていますね。


國學院の中西大が13分38秒でベストを4秒更新、山本も13分46秒でベストを2秒更新しています。1万で好走したと思ったら5千で揃って自己ベスト…持ちタイムはチーム1,2番手となっています。さらに、平林が1万で28分12秒とベストを24秒更新、エースたちがホクレンでも躍動しています。明治の富田が13分45秒でベストに4秒届かずもセカンドベスト、良い走りを続けていますね。


今回最も盛況だったのは大東大、久保田が13分52秒、大野が13分55秒でともに自己ベストを更新し、チーム2,3番手となっています。さらに、菊地が14分2秒、入濱が14分3秒、佐竹が14分5秒で揃って自己ベスト&チーム6~8番手、西代が14分11秒でチーム10番手となっています。全日本出場に貢献した選手が多くタイムも伸ばしています。


城西のキムタイが13分37秒でベストを1秒ですが更新、斎藤が13分53秒で自己ベスト、チーム1,2番手のタイムを持つ選手が揃ってルーキーとなりました。山本唯が13分57秒でセカンドベストで走っています。


日大の松岡が13分44秒でベストを3秒更新、さらに下尾も13分48秒でベストを3秒更新しています。全日本出場に大きく貢献した3組コンビの快走が目立ちました。下尾はもう完全にトラックでは3本柱に続く選手になっていますね。ロードでも活躍してくれれば大きいです。

~千歳大会~

順大の野村が13分40秒でベストを1秒更新、これはもう完全復活と言って良いのではないでしょうか?野村がまたエース区間で活躍してくれるようになるとチームにとって非常に大きい。東国大の牛が13分50秒でさらにベストを6秒更新、4日で2度目の自己ベストと好調です。3大駅伝初出場も近そうです。木村も14分2秒でこちらも4日で2度目の自己ベストですね。


中央のルーキー溜池が13分47秒でベストを8秒更新、駿恭とともに13分40秒台のベストということに…この二人の強力ルーキー、1年目の駅伝から活躍してくれそうです。


東海の石原が13分29秒でベストを1秒更新、1年間ほとんど姿を見せていなかった石原がついに完全復活ですね。故障明けで本格的にタイムを狙う記録会でいきなりベストとは…やはり別格ですね。3大駅伝における東海の強さがグッとレベルアップしそう。溝口も13分41秒でベストを8秒更新、この2人がチーム1,2番手の持ちタイムとなっています。


山梨学院のムルアが13分36秒でベストを1秒更新、ホクレンで2度のベスト更新でどちらも1秒ずつ…コツコツタイムを伸ばしています


駿河台のゴッドフリーが13分35秒でベストを2秒更新しています。清野も14分2秒でベストを2秒更新、エース格が順当にタイムを伸ばしてきました。筑波の福谷が14分3秒でベストを6秒更新、筑波も主力が結果を残しています。


上武の海村が13分56秒でベストを20秒更新し、チーム3人目の13分台ランナーとなりました。日大の下尾が13分51秒でセカンドベスト、安定した好タイムをマークするようになりました。

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