2021年度 4年生特集 ~拓殖大学~

本日は拓殖大学の4年生について、在学中での走りを振り返っていきます。全部で11人登録されています。11人は今回取り上げている25大学中最多となっています。箱根予選経験者は8人を数えますし、合田、桐山らチームの中心として活躍した選手が何人もいました。それだけに、4年時にチームが箱根出場を逃してしまったのは残念でした。。。

合田 椋

高校ベストは14分40秒、3年時までは目立った走りは無く、3大駅伝・予選会のエントリーは無かったですが、1万で28分58秒をマークすると、箱根では1区を任されて区間11位と上々の走り、28分台をマークしたとはいえ1区でここまでの走りを見せるとは思いませんでした。4年時、5千で14分15秒、1万では28分25秒といずれも大学ベストとなるタイムをマークしています。


全日本予選では3組12位と好走、箱根予選でもチーム2番手の37位は上出来でしょう。全日本では2区12位という走りでした。勝負レースでの安定感はこの学年でもトップクラスでしたね。3大駅伝・予選会のいずれも崩れることなく結果を残し続けてくれました。

桐山 剛

高校ベストは14分42秒、このタイムは4年間更新出来ていないんですよね。3年の箱根予選でいきなりチーム2番手の37位と素晴らしい走り、合田といい桐山といい3大駅伝・予選会初出場での快走が目立ちます。しかし、箱根では故障の影響でエントリー止まりということに…


4年時も故障の影響で出遅れてしまうことに…何とか間に合わせた箱根予選ではチーム3番手の79位、勝負レースとなれば合わせてくる強さ、さすがです。全日本では最長区間の8区を任されて区間16位、さすがに連戦となった全日本は苦しい走りとなりましたが、全日本後には1万で29分0秒をマーク、関東連合での箱根出場はならずでしたが、箱根予選での2年連続好走が光りました。

佐藤 広夢

高校ベストは14分45秒、1年時に5千で14分27秒、ハーフで65分38秒をマークし、どちらも大学ベストとなっています。3大駅伝にも1年の出雲、箱根、2年の出雲・全日本とエントリーを果たしています。ただ、4度の3大駅伝エントリーはいずれも出場には至らず…3年時に1万で29分18秒をマークすると、箱根では往路の4区を任され、区間16位という走りでした。


4年時、全日本予選では3組27位、1万で29分3秒と大学ベストをマークしています。ただ、初出場となった箱根予選ではチーム10番手の236位と苦しい走りになってしまったんですよね。。。全日本もエントリー止まりで出場とはなりませんでした。出場こそ3年の箱根のみですが、3大駅伝に6度のエントリーを果たすこととなりました。

新井 遼平

高校ベストは14分53秒、3年の箱根予選に出場してチーム4番手の98位と上々の走り、1万で29分3秒と大学ベストをマークしたのも3年時でした。箱根では主要区間の3区を任されて区間18位、さすがに3区となると厳しかったかなあ…4年時には全日本予選で1組11位と上々の走り、箱根予選ではチーム6番手の145位という走りでした。最低限ではまとめてくれたかなあ。全日本では5区を走って区間15位、5千で14分11秒のベストを全日本後にマークしています。

竹蓋 草太

高校ベストは14分51秒、1年の箱根でメンバー入りを果たすと、2年の出雲に出場して4区8位と上々の走り、ハーフベストとなる64分18秒をマークしたのも3年時でした。しかし全日本では1区を任されて区間21位、箱根でも1区を担って区間17位とどちらも苦しい走りとなってしまいました。3年の箱根予選ではチーム9番手の231位、箱根では9区15位で走っています。


4年時には自己ベストラッシュ、5千のベストである14分3秒、セカンドベストの14分6秒、1万のベストである29分7秒、セカンドベストである29分26秒はいずれも4年時にマークしたものです。全日本予選では2組13位と上々の走り、箱根予選ではチーム7番手の160位という結果でした。4年の全日本は出場ならずでしたが、3大駅伝全てに出場したのも、箱根を複数回走ったのも竹蓋だけですし、存在感を示してくれました。

山崎 晃志郎

高校ベストは15分24秒、11人の中では最もタイムは悪かった選手です。3年の箱根予選で初出場、チーム10番手の243位とちょっと苦しい走りとなってしまいました。箱根ではメンバー入りを果たしたものの出場には至らず。4年時には5千で14分10秒、1万で29分13秒と大学ベストをマーク、箱根予選はエントリー止まりでしたが…全日本ではエース区間の7区に抜擢されることに。結果は区間17位ではありましたが、15分台の高校ベストから大きな成長を遂げました。

菅沼 蒼紫

高校ベストは14分46秒、4年時に自己ベストを連発、5千のベストである14分24秒、セカンドベストの14分26秒、1万のベストである29分19秒、セカンドベストである30分13秒はいずれも4年時にマークしたものです。1万の自己ベストはトップ10にも入ってくることとなりました。3大駅伝・予選会へのエントリーこそありませんでしたが、4年時の自己ベストラッシュは素晴らしかったですね。

児玉 陸斗

高校ベストは14分38秒、このタイムは4年間更新は出来ていません。しかし、2年時に1万で29分33秒をマークすると、箱根では7区10位と見事な走りを見せました。箱根初出場でこの走りは素晴らしいですね。3年時には1万で29分23秒の大学ベストをマーク、箱根予選ではチーム5番手の104位とこちらも好走を見せました。しかし、箱根ではエントリー止まりで出場とはならず…4年時は全日本予選で1組17位と走ったものの、箱根予選、全日本はエントリーならずだったんですよね。出場した勝負レースでは結果を残し続けただけに、故障などもあって出場が限られたのは残念でした。

高橋 達彦

高校ベストは15分4秒、2年時に5千で14分39秒をマークしこれが大学ベスト、1万でも29分50秒をマークすると、出雲で3大駅伝初出場となりましたがここではまさかの2区20位に沈んでしまうことに…続く全日本では6区を任されて区間18位…どちらも非常に苦しい走りとなってしまいました。。。これがエントリーを含めても最後の3大駅伝ということに。。。


3年時には箱根予選でチーム7番手の160位とまずまずの走りを見せていますし、4年時には1万で29分32秒の大学ベストをマークしているんですよね。箱根は4年間エントリー無しというのは残念でしたが、出雲・全日本に出場したのは竹蓋と高橋だけですし、3・4年時も箱根予選出場や1万の自己ベスト更新が出来たのは良かったかなあ。

山下 友陽

高校ベストは14分53秒、4年の全日本予選で出場こそなりませんでしたが、メンバー入りを果たすこととなりました。4年時は5千で14分16秒、1万で29分46秒と揃って大学ベストとなるタイムをマークしていますが、どちらも4年の12月にマークしたもの…もう少し早く台頭出来ていれば、3大駅伝・予選会の出場もあったかもしれないと思うと残念ではありますが、最後に5千、1万を連日出場して揃って自己ベストをマークしたのは素晴らしかったです。

澤田 大輝

高校ベストは14分59秒、1年時に1万でマークした30分15秒が大学ベストとなるタイムなのですが…1年の箱根から16人のメンバー入りを勝ち取っているんですよね。箱根後にはハーフで65分8秒とこちらも大学ベストとなるタイムをマークしています。しかし、1年の箱根が3大駅伝・予選会通じて最初で最後のエントリーとなってしまうことに…5千のベストも2年の4月にマークした14分59秒44と高校ベストを0.14秒更新するにとどまり、2年目以降は目立った走りを出来なかったのは残念でした。

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