MARCH対抗戦(2021/11/24)レース結果 ~青学の28分台ランナーが驚異の23人に~

MARCH対抗戦が本日行われましたので、大学ごとに自己ベストを出した選手を中心にレース結果を振り返ります。コンディションに恵まれたこともあって面白いように28分台ランナーが誕生しましたね。レース結果はTwitterに記載されています

Originally tweeted by アスリートキャリアセンター (@team_kizuna_20) on 2021年11月24日.

青山学院大学

近藤が28分14秒で全体トップ、エースの走りを見せてくれました。これでもサードベストなのが別格という印象。さらに、28分20秒台では若林が27秒、小原が28秒、中村が29秒で走っています。若林と中村はともに全日本で苦しい走りになった選手ですが今日は良かったですね。箱根に向けても心配はいらなそうかな


28分30秒台のベストでは、30秒の飯田、32秒の太田、33秒の中倉、34秒の山内、宮坂と5人が走っています。山内の34秒がちょうど10番手ということになります。10番手で28分34秒というのが凄まじい…28分40秒台のベストでは、42秒の湯原、43秒の鈴木、45秒の倉本、46秒の田中、49秒の白石とこちらも5人がマークしています。ただ、今年度の箱根となると出場するとしても田中くらいかなあ…


28分50秒台では、50秒の志貴、53秒の目片、57秒の横田と3人が走っており、いずれも今年度の3大駅伝に出場している選手たちです。28分台は全大学を含めても歴代最多となる23人となり、5千で13分台の22人も上回ってきました。箱根16人を選ぶのも大変ですが、10人の争いも本当に熾烈ですね。選手層の厚さは間違いなく全大学中トップでしょう。2年ぶりの箱根優勝に向けて非常に収穫の多いレースとなりました。

明治大学

小澤が28分20秒でチーム4番手に浮上、箱根予選、全日本と続けて結果を残していますし、ここまでの活躍ぶりはエース級です。箱根でも往路を十分任せられそう。全日本でエース区間の7区を好走した橋本も28分43秒をマークしており、箱根に向けても期待は高まるばかりです。杉本が28分46秒、下條が28分47秒でチーム8,9番手となり、選手が揃う3年生からさらに楽しみな存在が台頭してきました。


全日本で8区を走った加藤も28分56秒をマーク、全日本は苦戦しましたがこちらもまずは戻してきたかなあ。28分57秒で走った杉も含めて28分台のベストは6人おり、28分台ランナーは14人となりました。ルーキーでは、曵田が29分6秒をマークして13分台トリオを上回り学年トップとなるタイムをマーク、尾崎も29分9秒で走っています。鈴木も29分23秒と上々の走り、新谷は29分34秒、東原は29分35秒、甲斐は30分22秒となっています。中距離から箱根を目指す佐久間は29分15秒をマークしておりこちらもハーフに続いて好走しています。

中央大学

ルーキーの阿部が28分37秒でチーム5番手のタイムをマーク、箱根予選の走りも素晴らしかったですし、もはやエース格の1人と言ってよいのでは。箱根も非常に楽しみになってきました。若林が28分42秒で続き、こちらも箱根に向けて何も不安は無いですね。また6区で快走を見せてくれるのか…主将の井上も28分45秒で自己ベストをマーク、最初で最後の箱根出場を目指します。


居田が28分46秒、湯浅が28分47秒でチーム8,9番手となっています。これで中央も28分台は12人になっています。他にも29分11秒の倉田、山田が29分26秒と29分台前半での自己ベスト、山田はこれまでのベストが32分1秒だったこともあり、3組以降で最も自己ベストを縮めた選手として賞ももらっていましたね。初の1万だった梶山も29分38秒と上々の走りを見せています。


個人的に気になったのは園木が29分33秒で走ったこと、原因が分からない体調不良?で苦しんでいたという本人のブログを以前見ましたが、ここまで走れるまでに回復してきたのですね。全日本予選で最終組を任されるなど本来であれば主力の1人ですし、箱根に間に合うのであれば頼もしい存在となりそう。

法政大学

鎌田が28分36秒とサードベストをマーク、28分30秒台はすでに3度目ですね。エースが安定の走りを見せてくれました。長い距離やロードに強く、悪条件だとさらに強くなるような選手ですから、箱根では特に頼もしい存在です。松本が28分52秒と更にタイムを伸ばし、中園も28分58秒で4人目の28分台ランナーとなりました。松本はもはやエースの1人ですし、何も心配はいらないでしょう。中園は全日本7区で非常に苦しい走りとなりましたが、そこから箱根に向けて立て直してほしい。


他には宮岡が29分40秒でベストを出していますが、ベストを出した選手は少なめだったかなあ。ただ、29分4秒をマークした内田を筆頭に29分11秒の川上、29分13秒の河田、29分24秒の小泉、29分30秒の清家と往路を争うであろう選手たちが揃ってセカンドベストをマークしており、トラックよりもロードに強いチームであることを考えても、箱根に向けては順調にきているのではないでしょうか。

立教大学

エースの斎藤が28分32秒と立教大学記録を叩き出し、関東連合での箱根に向けて順調な仕上がりを見せてくれました。往路の主要区間への起用はほぼ確実で2区も十分あり得ますね。さらに、関口が28分40秒をマークしたのも収穫、高校時代の実績に比べて1年時は苦戦しましたが、2年生になって一気に力をつけてきましたね。他は29分49秒で市川、29分55秒の忠内、29分57秒の稲塚までが30分きりとなっています。市川と稲塚は自己ベストかなあ。


30分前半では、30分3秒の林、30分8秒の中田、30分13秒の富田、30分17秒の内田らが走っています。2年の内田以外はルーキーですし、そもそも今回走った上位10人のうち4年の斎藤を除く9人が1,2年生・・・さらに今回は走っていない中山や服部らエース級もいるわけですから、来年度の箱根返り咲きに向けても着実に戦力が整ってきています。

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