10000m記録挑戦競技会(2021/11/23)レース結果 ~明治の児玉が28分32秒でトップ~

10000m記録挑戦競技会が行われましたので、大学ごとに自己ベストを出した選手を中心にレース結果を振り返ります。例年に比べるとあまりコンディションが良くなかったこと、MARCH対抗戦があって有力校が出場を回避したこと、留学生の出場が少なかったこともあってあまりタイムは出なかったかなあ。それでも、28分台のベストは多く出て各大学収穫がありました。

駒澤大学

世田谷ハーフからの連戦となる選手が多かったのが影響したか余り奮わなかったかなあ。唐澤の28分43秒も力からすれば平凡なタイム…東山が28分56秒で9人目の28分台ランナーとなったのは収穫かなあ。青柿はお腹を抑えていた影響もあってか29分5秒、安原はベストですが29分8秒ということで、全体的にもう一歩という走りでした。

東海大学

松崎咲が28分39秒でチーム6番手に浮上、全日本に続いて好走しましたね。完全復活と言って良いでしょう。苦しむチームにおいて、安定感抜群である松崎の存在は頼もしい限り。竹村も28分54秒のでベストで28分台は14人となりました。杉本も29分16秒をマークし、箱根でのメンバー入りも見えてきました。トラックでの勢いを箱根に繋げられるでしょうか。

帝京大学

最も自己ベストラッシュとなったのは帝京でした。寺嶌が28分49秒をマークしてチーム2番手に浮上、今年度はあまり姿を見せていませんでしたが、箱根でも楽しみになってきました。さらに、森田が28分54秒、西脇、福島がともに28分57秒のベストをマークしたことで28分台はあっという間に9人にまで増えました。下級生タイムを伸ばしているのも良いですね。


さらに、北野が29分20秒、山田が29分31秒と3年生も自己ベストをマークしてきました。29分37秒をマークしたルーキーの福田、29分43秒の安村、29分48秒の針谷、29分55秒の大吉と29分台のベストを更新した選手も多かったです。東海と帝京という全日本&箱根シード校かつ今年度苦しむ2校が1万で存在感を示してきましたね。箱根に向けて好材料です。

國學院大學

主将の木付が28分37秒でベストには及ばずも順調にきていることをアピール、そして期待のルーキーである山本が28分41秒のチーム6番手をいきなりマークしてきました。高校時代の実績は豊富ですし、故障から完全復活したとなればチームにとって頼もしい限りです。2年の瀬尾が29分13秒でチーム3番手、鈴木も29分24秒で走っており、伊地知が抜け出ている2年生において続く存在が出てきたのは大きいです。ルーキーの板垣が29分38秒、三潟が29分51秒をマークしており、下級生の台頭は来年度に向けても楽しみ。

明治大学

児玉が最終組でトップとなる28分32秒をマーク、MARCH対抗戦は授業で回避したということですが、順調な仕上がり具合を見せてくれました。駅伝シーズンに入ってから抜群の安定感を誇っていますし、箱根では再度の1区を含め、往路の主要区間をどこでも任せられそうな期待感があります。

山梨学院大学

主力の1人である橘田が出場しましたが、31分30秒と苦しい走りに…ここから箱根に間に合わせるのは相当厳しそうですが、果たして間に合うでしょうか?万全であれば頼もしい戦力となりますが。

神奈川大学

高橋が28分57秒のベストでチーム4人目の28分台ランナーに。前回の箱根以降レースに出場する機会が少なく、出ても苦しい走りが多かったですが、ここで28分台をマーク出来たのは良かったですね。箱根でも前回の悔しさを晴らしてくれれば。前回箱根7区を走っている落合も29分13秒のセカンドベストとまずまずの走りを見せています。

駿河台大学

ルーキーの池原が30分2秒、永井が30分10秒でそれぞれ自己ベストを更新してはいますが、全体的には低調だったかなあ。主力の一人である新山は30分30秒台、日本人エースの町田は30分40秒台、清野は途中棄権となってしまいましたからね。箱根に向けてどれだけ合わせられるかちょっと不安になる結果かなあ。

国士舘大学

清水拓が28分50秒とチーム2番手のタイムをマーク、木榑も28分52秒で28分台のベストをさらに6秒縮めてきました。三代も含めた4年生トリオが28分台ランナーとなりましたね。荻原も29分11秒のセカンドベストと上々の走りで4年生の充実ぶりが伺えます。福井も29分17秒でチーム7番手となるタイムをマーク。


また、遠入が30分5秒、西田が30分8秒でともにベストと高校時代にロードで実績のある2人が30分台ながら自己ベストで走っています。特に遠入は高校時代に好走しながら大学では苦しみ続けていますからね…今年度の箱根から戦力となってくれれば理想ですが、来年度以降も楽しみになってきました。

拓殖大学

ルーキーの小山が29分30秒でセカンドベストとまずまずの走りを見せています。佐々木も29分34秒で走っており、ともに来年度のチームを背負ってほしい2人ですね。

その他大学

東経大の大川が28分33秒と素晴らしい走りをマーク、日薬大の中山も28分39秒でそれぞれ組2位、5位とエースたちが好結果を残しています。なかなかチームとして箱根出場は難しい状況ではありますが、大学での成長ぶりが凄まじいですね。千葉大学院の今江も28分58秒と28分台でまとめており、M2となってますます強くなっていますね。


上武のエース村上は29分11秒もタイムとしてはもう一歩かなあ。。日大は下尾が29分19秒とベストをマーク、5千に続いてトラックのスピードを見せてくれました。他にも谷口が29分35秒、西脇が29分39秒で走っており、悪夢の箱根予選から少しずつ2年生を中心に立ち直ってきている印象。武蔵野学院の辻野が29分22秒と好走、東大大学院で関東連合メンバーの古川も29分30秒でまとめています。

箱根駅伝完全ガイド2022が12月2日に発売されますね。私も毎年買っていますし、箱根駅伝のお供に最適の1冊です♪


箱根駅伝 2022 完全ガイド (陸上競技マガジン2022年1月号増刊)