第53回(2021年) 全日本予選戦力分析 日本体育大学

本日は日本体育大学の全日本予選における考察を行っていきます。全日本には3年連続で出場中、過去10大会中9回出場を果たしています。ただ、最後にシードを獲得したのは2012年ですから、もう9年前になりますね。過去5度の出場はいずれも12~14位となっており、なかなかシード争いに加わることは出来ていません。エントリーは以下の通り。

エントリー

持ちタイムトップ8のうち、外れたのは3大駅伝・予選会にエントリー経験の無い續木のみ、となると比較的順当なエントリーと言えそうかなのですが…関東インカレにも出場した佐藤や岡嶋といった4年生が外れているのがなにげに痛いかなあ。その一方で、1年時は3大駅伝・予選会に誰も出場していない2年生が4人もエントリーされたのが特徴ですね。その一方で期待のルーキーは関東インカレにも出場した分須のみとなっています。直近で自己ベストを更新している選手も多く、主力どころ、勢いのある選手がメンバー入りを果たしています。

持ちタイム

上位8人の平均タイムは28分59秒で6位となっており、持ちタイム上は通過圏内となっています。絶対的エースで28分8病を持つ藤本を筆頭に、28分台のベストを持つ選手は4人います。8番手でも29分28秒となっており、持ちタイム上は不安は無いかなあ。持ちタイムの良い選手が起用されるのか、それとも直近でベストを出している選手かは悩ましいところ。

出場予想

全日本予選の出場選手予想は以下の通りです。

1組:漆畑②、分須①
2組:加藤④、吉富②
3組:大内④、村越③
4組:大畑④、藤本③



最終組は藤本と大畑が万全でしょう。大エースの藤本は日本人トップを争う選手の1人で何も心配はないですし、大畑は28分台連発で関東インカレでも入賞に迫る走りを見せてくれました。トラックの勝負レースで結果を残している貴重な選手ですし、最終組でも心配なく任せられそう。


3組は大内と村越、3組が一番悩ましいところですね。日体大が最も苦戦するとすれば、この組かもしれません。28分台のベストを持ち、勝負レースの経験も豊富な大内と箱根5区を走り、関東インカレ1万mにも出場した村越としましたが、やや力不足な感は否めず…かといって他にいないんですよね。。。


2組は加藤と吉富の2人、加藤は関東インカレハーフでもしっかりとまとめていましたし、2年時には3組14位で走った実績もあります。吉富は成長著しい2年生で3大駅伝・予選会は初エントリーですが、自己ベストラッシュの勢いに期待しての出場もあり得るかなあ。


1組は漆畑と分須の下級生コンビ、今回は2年生のエントリーが多かっただけに、2人は起用されそうかなと考えると、関東インカレにも出場した漆畑になるのかなあと。走りとしては苦しかったですが…分須は関東インカレ3000m障害で決勝に進んだこと、直近で1万で29分台のベストをマークしているとなると、全日本予選でも見てみたいので、1組としました。

展望

ボーダーを争う大学は多いと思いますが、日体大もその1校であるものの、その中では通過圏内に近いという印象かなあ。過去10年で9度全日本に出場しているという安定感、前評判がそれほど高くないときにもしっかりと通過を果たしており、予選で苦しむことは少ないです。みなさんの順位予想では6位となっており、通過圏内であると予想する人が多いようです。


日体大の評価を高めているのは、もちろん藤本の存在もありますが、それ以上に大畑が一気に台頭してきたことなんですよね。自己ベストラッシュ&関東インカレの快走を見ると、最終組でも中位以上で十分戦えそうな期待感があり、最終組の不安要素は大きく減りました。3組はやや不安と述べましたが、4組に比べればタイム差はつかないですからね。戦力的には十分予選通過を狙えると思いますし、まずは例年通りの崩れない走りでしっかりと予選会を突破し、本戦ではシード争いに加わるような走りを見せてくれれば。

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