中央大学  来年度の箱根駅伝(2022)へ向けて

2021年3月13日

経験値

続いては箱根で12位、来年度は箱根予選からとなる中央大学を見ていきます。3大駅伝経験者は14人いますが、来年度は7人と半減することに。それだけ、池田・畝ら現4年生がチームの中心として活躍していたということが分かります。しかし、今年度も3本柱と呼ばれた森凪也、三浦、吉居の3本柱は来年度も健在、引き続きチームを牽引してくれることでしょう。


ただ、この3人でさえも往路で1桁順位での走りは無し、唯一三浦が8区7位で走っているに留まります。もちろん、出遅れての2区だった森凪也に出遅れ&日本選手権の影響があった吉居と悪条件が重なった結果ではあり、本来の力で無いのは重々承知ですが。他に好走経験があるのはやはり復路3位となった選手たち、6区5位の若林、7区5位の中澤、9区7位の手島とこの実績は来年度に向けての強みとなりそう。


3大駅伝・予選会の経験者まで広げると10人となりますが、井上は前年度にチーム最下位、今年度は園木がチーム11番手、湯浅が12番手といずれもチーム10位以内で走れていないのはちょっと気になるかなあ。いずれも持ちタイムを伸ばしてきており、特に井上は28分台のベストを持ちますが、まだ勝負レースでの安定感となると乏しいように思えるので…

新戦力

3大駅伝・予選会に未出場ながらエントリー経験があるのは3人、中でも助川は1万で28分台のベストを持ち、箱根でメンバー入りを果たしました。来年度は3大駅伝・予選会のいずれもデビューして欲しい選手の筆頭かな。小林も1年時に箱根メンバー入りを果たしていますが、今年度は自己ベストも出せておらず、復活が待たれるところ。1年の伊東は1万で28分台のベストをマークし、箱根もエントリー。園木、湯浅らとともに吉居に次ぐ選手として期待がかかります。


3大駅伝・予選会で未エントリーの選手を見ていくと、やはり最も期待したいのは1年の中野かなあ。都大路、都道府県対抗で好走し、吉居とともに期待のルーキーとして加わりましたが、入学直前となる3月に28分58秒のベストをマークして以降は目立った走りはなく、現状は吉居に大きく差をつけられています。中野が本来の力を発揮するようになれば、また中央の選手層も厚くなるのですが。


2年の梶山も高校時代の実績を考えると、もっと台頭してきて欲しいところなのですが、これまで目立った走りを見せられていないところを見ると、厳しいのかなあ…そういえば中野同様に梶山も世羅出身ですね。二人の復活を待ちたいところです。1年では居田が29分13秒のベストをマークしてトップ10入り、5千も14分4秒で走っていますし、こちらもメンバー入りが期待されますね。


ルーキーでは、東海林、山平の2人が早速持ちタイムでトップ10に入ってきています。特に山平は都大路でも4区2位と好走しており、即戦力として期待されます。他にも14分10秒台のベストを持つ選手が4人加わることとなり、現1年生と近い感じになりそうかなあ。ルーキーに頼らなくてはいけないチーム状況ではありませんが、それでも早い段階から戦力となる選手が1人でも多いに越したことはありませんからね。

展望

まずは箱根予選ですが…油断はもちろん厳禁ですが、今年度の走りを見ている限りは特に問題なさそうかなあ。今年度の箱根予選経験者&3年生以下では吉居、森、三浦に手島、中澤までが60位以内で走っており、箱根も経験している選手たち。3本柱&復路好走者に1区を走った千守、6区を走った若林と7人があっさりと計算出来るのは大きい。ここに戦術の新戦力として期待される選手が何人もいることを考えると、8~10番手の争いも激しくなりそうですし、今年度と同様に上位通過が期待されます。


となると、必然的に箱根でどう戦うかが焦点になってきます。吉居、森凪也、三浦、千守らがまず往路候補として名前が挙がってくるでしょうか。往路で不安なのは1区と5区かなあ。千守はスピードがあるのは間違いないですが、1区を任せるには荷が重い気がするんですよね。前回も今回も個人的には不安の区間であり、実際に苦しい走りになりましたし…今の戦力を考えると、中山→堀尾のようにエース級を1,2区につぎ込んでも息切れすることは無いでしょうし、最も遅れにくい布陣を期待したいところ。


個人的には吉居→森凪也→三浦の1~3区が良いかと思っていますが…また、5区も気になるところです。3度登った畝は卒業し、今年度は5区の選手をあまり準備できていなかったという話もありました。他大を見ても5区は最低2人は用意していますし、優勝候補と呼ばれた大学を見ると、駒澤ならば走った芽吹に伊東、佃がいましたし、青学も走った竹石に好走経験のある飯田、さらに脇田も候補として挙がるなど3人はいました。


中央も早めに多めに5区の準備はしていってほしいですし、5区の快走も記憶に残る藤原監督の見極めにも期待したいところ。場合によっては、エース級の5区起用も仕方ないかなと思っています。最もタイム差の付きやすい区間最重要区間の1つですし。往路に多少の不安があっても復路は3位に入ったメンバーが4人残り盤石…かといえば言い切れないのも難しいところ。


往路で大きく出遅れた有力校の場合、復路は開き直って走りやすいんですよね。特にシードを狙える大学がシードラインから大きく離された場合は、それこそ失うものがない状況なのでなおさら…なので、往路でシード圏内で繋いでくれたとしても、復路で今年度と同じような走りを見せられるかは未知数な部分も有ると思うんですよね。さらに、三浦は往路への起用が有力視されますし、中澤や手島あたりが4区を任されることもあるかも。となると、復路は新戦力に期待することになりますし。


2012年で8位となって以来、ずっとシードを獲得出来ておらず、特にここ数年は毎年のように今年こそシードは獲得出来るはず!と言われるも、過去3大会は11→12→12位と一歩届いていません。さらなる上位を狙っていくためにも、まずは10位ギリギリでも良いので来年度こそはシード校に返り咲いてほしいものです。

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