中央大学 新年度(2020年度)戦力分析

続いては、中央大学について、新年度の戦力を見ていきます。登録している選手一覧はこのようになっております。データベース登録されている人数は4年:9人、3年:6人、2年:5人、1年:4人となっております。この4年間はずっとスカウトが良かったことに加え、新たに戦力となる選手も台頭してきたことで、総合力はかなり高くなってきていますよね。新入生も高校時代に実績豊富な選手が揃っています。さすがにそろそろ、3大駅伝でも結果を残していきたいところ。

4年生

前回の箱根経験者は5人もおり、箱根は実に7人が経験しています。ハーフで63分26秒のベストを持ち、箱根ではエース区間の2区を任された川崎、池田は2年連続で箱根4区を任されていずれも区間10位前後と安定した走り、箱根予選でも2年連続でチーム3,4番手で走るなどチーム随一の安定感を誇ります。エース格の1人であり、計算出来る貴重な選手ですね。


畝は2年時こそ故障に苦しみましたが、1,3年時は勝負レースで失敗レースが無く、3年時も箱根予選で25位、箱根では5区9位で走っています。畝も池田と並んで安定感抜群のエース格の1人、往路の2,4,5区を走った選手が揃っているだけでも、この学年の強さが分かります。さらに、矢野は箱根予選も2年連続100位前後、箱根では2年連続で8区を任されていますし、大森は1万で28分35秒を叩き出し、箱根でも9区10位で走っています。


前回の箱根経験者だけでも戦力が揃っているのに加え、三須は2年時に箱根3区を走り、1万も28分36秒までタイムを伸ばしている選手、岩原も2年時に箱根5区を走り、3年時の箱根予選にも出場しています。さらに、3度全日本予選を走り、ハーフで63分7秒をマークした加井もいますからねえ。中央の完全復活に向けて、チームの中心として欠かせない選手が揃っています。

3年生

森凪也、三浦の2人がこの学年を牽引します。森凪也は2年時、勝負レースでチームメートに負け無しの実績、全日本予選では4組15位、箱根予選ではチームトップの15位、箱根では万全でなかったこともあって7区12位に終わりましたが、今年度のエースは森凪也になるのでは?と期待を寄せています。三浦は1万で28分40秒を叩き出し、箱根予選で35位、箱根でも3区12位で走っています。こういった安定感のあるエース格が何人もいるのが中央の強みですよね。



ただ、3年時の3大駅伝経験者は2人しかおらず、エース級は負けずとも選手層となると4年生に比べてグッと下がってしまいますね。井上は1万で29分22秒のベストを持ち、2年の箱根予選に出場しましたが、チーム最下位の287位と苦しい走り、手島は3大駅伝・予選会の経験はありませんが、1万で29分24秒、ハーフで63分52秒のベストを有し、箱根予選・箱根ともにエントリーを果たしています。近いうちに出番もありそうな選手です。倉田もハーフで64分27秒をマークし、持ちタイムでトップ10に入るなど徐々に戦力となりそうな選手が増えてきていますね。エース格2人に続く選手が待たれるところです。

2年生

千守は1万で28分37秒、ハーフで62分37秒とチームトップクラスのタイムを叩き出しており、箱根でも1区に抜擢されて区間16位で走っています。持ちタイムの伸びが素晴らしく、チームからの期待の高さも伺えますね。さらに、若林は1万で29分27秒のベストに加え、箱根では山下りの6区で10位と好走しているんですよね。今後は山下りでももちろん楽しみですが、平地でも活躍も期待されますね。現状はこの2人が抜け出してきている状況かなあ。


他にも1万で29分21秒のベストを持ち、箱根予選にもエントリーされている助川や5千で14分6秒のベストを持つ梶山、小林は1万で29分56秒、ハーフで65分42秒のベストを持ち、箱根にエントリーされています。1年目から戦力となっている選手がおり、さらに続く候補選手も出てきている楽しみな学年んですね。戦力バランスとしては、3年生に似ている感じかなあ。

1年生

こちらもダブルエース候補がいますねえ。吉居は5千で13分55秒、1万で28分35秒というハイレベルな自己ベストを持っているだけではなく、都大路では3区8位、都道府県対抗では1区で区間賞を獲得しています。持ちタイムも勝負レースでの実績も高校トップクラス、即戦力として期待は高まるばかりですよね。いきなりエースの一角を担うことになっても、驚きは無いです。


中野は5千で14分4秒、1万で28分58秒のベストを既に持っており、都大路では3区3位と素晴らしい走り、都道府県対抗でも1区で吉居に次ぐ区間2位で走っていますからね。勝負レースでの実績は吉居に負けず劣らずですし、こちらも1年目から活躍が期待される選手です。吉居、中野と即戦力候補どころか、エース候補が2人いるのが魅力的。


もちろん、2人だけではありません。ともに14分11秒のベストを持つ伊東、羽藤は持ちタイムで早速トップ10に入り、伊東は都大路でも4区13位で走っていますね。さらに、14分13秒を持つ居田、14分14秒を持つ山田、14分17秒を持つ園木と14分20秒切りが7人もいるんですよねー。既に選手層もエース格も揃っている印象さえある今年度のルーキー、今後4年間かけてどれだけチームに貢献してくれるのか、本当に楽しみです!!

大学駅伝春号が6月2日に発売されますね。表紙はいつものような感じですが・・・中身は過去を振り返ったり写真がメインになったりするのかなあ…?現時点で4月に入ってからまだ大会も記録会も無い中でどんな雑誌になるのか、やっぱり不安…私は買いますが、例年に比べると絶対的におすすめとはいかないかなあ…


大学駅伝 2020 春号 [別冊付録:特大ポスター] (陸上競技マガジン6月号増刊)