上武大学 新年度(2020年度)戦力分析
続いては、上武大学について、新年度の戦力を見ていきます。登録している選手一覧はこのようになっております。データベース登録されている人数は4年:6人、3年:8人、2年:3人、1年:4人となっております。上級生の人数が多いのは、なかなか持ちタイム上位が入らない上武のいつもの特徴でもありますが、目を引くのは1年生が既に4人いることですよね~エースはいるものの、年々選手層が薄くなってきているチームにおいて、楽しみな存在です。
大学名 | 順位 | 名前 | 学年 | 5千ベスト | 1万ベスト | ハーフ換算 |
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上武大学 | 1位 | 岩崎 大洋 | 4年 | 14:05.64 | 29:16.06 | 01:01:40 |
上武大学 | 2位 | 坂本 貫登 | 4年 | 14:16.56 | 29:17.38 | 01:04:00 |
上武大学 | 3位 | 松倉 頼人 | 4年 | 14:21.32 | 29:47.30 | 01:05:30 |
上武大学 | 4位 | 西井 翔馬 | 4年 | 14:23.75 | 29:55.36 | 01:08:06 |
上武大学 | 5位 | 堺 健太郎 | 4年 | 14:45.93 | 30:19.24 | 01:05:27 |
上武大学 | 6位 | 田波 修 | 4年 | 14:56.75 | 30:32.16 | 01:05:35 |
上武大学 | 1位 | 源川 竜也 | 3年 | 14:42.97 | 29:45.87 | 01:05:21 |
上武大学 | 2位 | 西村 暉 | 3年 | 14:34.84 | 29:48.21 | 01:06:28 |
上武大学 | 3位 | 小澤 健太郎 | 3年 | 14:37.88 | 30:11.06 | 01:06:59 |
上武大学 | 4位 | 渡辺 一輝 | 3年 | 14:24.22 | 30:16.20 | 01:04:47 |
上武大学 | 5位 | 加藤 ジョン | 3年 | 14:50.36 | 30:18.55 | 01:05:20 |
上武大学 | 6位 | 小川 圭斗 | 3年 | 14:40.12 | 30:25.63 | 01:06:11 |
上武大学 | 7位 | 内藤 宗昌 | 3年 | 14:58.51 | 31:20.90 | 01:06:33 |
上武大学 | 8位 | 吉田 勇大 | 3年 | 14:38.88 | 31:57.84 | |
上武大学 | 1位 | 村上 航大 | 2年 | 14:23.42 | 29:25.85 | 01:06:22 |
上武大学 | 2位 | 丸山 大輝 | 2年 | 14:40.39 | 29:54.16 | 01:04:41 |
上武大学 | 3位 | 中島 駿佑 | 2年 | 14:36.51 | 29:54.65 | 01:07:14 |
上武大学 | 1位 | 額賀 稜平 | 1年 | 14:13.80 | ||
上武大学 | 2位 | 米林 悠斗 | 1年 | 14:25.98 | ||
上武大学 | 3位 | 小見山 敦成 | 1年 | 14:32.74 | ||
上武大学 | 4位 | 菅原 美紀 | 1年 | 14:33.73 |
今年度のダブルエースは岩崎と坂本、岩崎は箱根予選でチームトップの12位、ハーフのベストは上武記録となる61分40秒を叩き出しています。3年時になって一気に急成長を遂げましたよね。箱根予選突破を狙うチームにとって、ハーフで実績抜群のエースは頼もしすぎる存在です。坂本もハーフベストこそ64分ですが、全日本予選では4組25位、箱根予選ではチーム2番手の18位と素晴らしい走りを見せました。ともに1万、ハーフの持ちタイムはトップ2を占め、実績とともにチームから抜け出た存在です。この二人は、何も心配いらないですよね。
続く選手となると、ちょっと差がついているのが現状かなあ…箱根予選経験者では他に松倉がいますが、チーム9番手の207位とやや苦しい走り…西井は全日本予選で2組を走っています。ハーフの持ちタイムは堺が65分27秒、田波が65分35秒のベストを持っており、持ちタイムでもトップ10に入ってきています。こういった選手がエースに続く存在となってくれば、選手層が厚くなってきますよね
4年生のようなエース級の選手はいませんが、箱根予選経験者は3人います。西村は唯一2度とも走っていますが、1年時がチーム11番手、2年時が12番手、渡辺は2年時に出場してチーム11番手、内藤が2年時にチーム10番手とチーム内でも1桁順位で走っておらず、全体でも200位以内で走っていないんですよね…箱根予選での走りという点で見ると、3年生はかなり苦戦しています。ただ、西村は1万で29分48秒のベスト、渡辺はハーフで64分47秒までベストを伸ばしていますし、こういった選手が勝負レースでも結果を残してきてほしいですよね。
他にも、1万で29分45秒、ハーフで65分21秒のベストを持ち、箱根予選にエントリーされた源川、小澤も箱根予選でメンバー入りを果たしています。加藤はハーフで65分20秒のベストを持ち、持ちタイムでトップ10に入ってきています。こうして見てみると、持ちタイムとしては決して悪くは無いんですよね~特にハーフでは持ちタイム上位の選手が多いですし、上級生となって活躍する選手が1人でも多く出てきてくれれば。
村上が箱根予選でチーム5番手の148位とまずまずの走り、5千で14分23秒、1万で29分25秒と持ちタイムもグッと伸ばしてきました。箱根予選で結果を残し、持ちタイムも伸ばしているのが魅力的であり、今後主力として活躍が期待される選手ですね。箱根予選経験者は村上だけですが、中島は1万で29分54秒のベストを持ち、全日本予選で2組を任されています。
丸山は1万で29分54秒、ハーフでは64分41秒をマークしており、持ちタイムでチーム上位に入ってきています。箱根予選に向けては1年時にハーフでタイムを伸ばしてきている選手というのは期待したくなりますよね~他の選手は5千を見てもほとんどの選手が14分50秒台以降ということで、まだまだこれからかなあという印象もありますが、一気に伸びてくる選手が多いことも上武の特徴ですし、2年目に飛躍してきて欲しいです。
5千で14分13秒のベストを持つ額賀が持ちタイムでは抜けています。都大路では4区40位と苦しい走りになってしまいましたが、力のある選手であることに違いは無いですし、1年目から結果を残していって欲しいところ。さらに、14分25秒のベストを持つ米林は都大路で1区31位で走っています。なかなか、都大路1区を走った選手が上武に加わることも多く無いですし、貴重な存在かなあ。
さらに、14分32秒のベストを持つ小見山、14分33秒を持つ菅原までが持ちタイムでトップ10に入ってきており、14分34秒を持つ高橋、14分35秒を持つ芝もいます。高橋、芝ともに都大路では3区を任されていますねえ。14分40秒切りが普段は1,2人しかいない上武において、6人もいるというのは歴代トップなのでは?都大路の長距離区間を走った選手が4人もいるというのも、魅力的です。人数も非常に多く、HPを見ると30人もいるみたいですね~今後、チームの中心となる可能性を十分に秘めた楽しみな学年と言えそうです。
大学駅伝春号が6月2日に発売されますね。表紙はいつものような感じですが・・・中身は過去を振り返ったり写真がメインになったりするのかなあ…?現時点で4月に入ってからまだ大会も記録会も無い中でどんな雑誌になるのか、やっぱり不安…私は買いますが、例年に比べると絶対的におすすめとはいかないかなあ…