日本体育大学 新年度(2020年度)戦力分析
続いては、日本体育大学について、新年度の戦力を見ていきます。登録している選手一覧はこのようになっております。データベース登録されている人数は4年:10人、3年:5人、2年:5人、1年:1人となっております。4年生の人数が多く、箱根経験者もほとんどが4年生となっています。ただ、箱根以外の3大駅伝は3年生が多いですし、2年生も楽しみな選手は多いですね。
そういえば、大学駅伝春号が6月2日に発売されるようですね。正直、4月以降は大会はもちろん、記録会もない中でどんな内容になるのかは不安ではありますが・・・まだ新入生がしっかりと判明していない大学などもありますし、そのためだけでも私は買う価値はあるかなあ。まあ、大学駅伝増刊号の春、夏、秋、箱根駅伝完全ガイドはもう何年も買い続けているので~内容が密かに楽しみでもあります。
大学名 | 順位 | 名前 | 学年 | 5千ベスト | 1万ベスト | ハーフ換算 |
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1位 | 池田 耀平 | 4年 | 13:58.77 | 28:47.05 | 01:01:36 |
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2位 | 亀田 優太朗 | 4年 | 14:28.07 | 29:01.81 | 01:03:33 |
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3位 | 大内 一輝 | 4年 | 14:37.44 | 29:04.21 | 01:04:29 |
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4位 | 野上 翔大 | 4年 | 14:34.90 | 29:08.96 | 01:03:41 |
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5位 | 太田 哲朗 | 4年 | 14:32.17 | 29:16.12 | 01:05:40 |
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6位 | 岩室 天輝 | 4年 | 14:16.78 | 29:20.58 | 01:04:07 |
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7位 | 嶋野 太海 | 4年 | 14:25.70 | 29:24.73 | 01:04:03 |
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8位 | 福住 賢翔 | 4年 | 14:23.86 | 29:53.03 | 01:05:06 |
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9位 | 松尾 拓実 | 4年 | 14:20.83 | 29:57.94 | 01:05:06 |
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10位 | 小松 直生 | 4年 | 14:17.18 | 30:49.29 | 01:04:37 |
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1位 | 大内 宏樹 | 3年 | 14:07.15 | 29:15.57 | 01:04:40 |
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2位 | 加藤 広之 | 3年 | 14:15.58 | 29:23.81 | 01:04:05 |
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3位 | 岡嶋 翼 | 3年 | 14:32.99 | 29:33.43 | 01:04:47 |
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4位 | 齋藤 晃太 | 3年 | 14:18.78 | 29:44.77 | 01:05:45 |
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5位 | 佐藤 慎巴 | 3年 | 14:02.15 | 29:56.03 | 01:06:41 |
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1位 | 安達 響生 | 2年 | 14:33.36 | 29:32.22 | 01:04:40 |
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2位 | 九嶋 大雅 | 2年 | 14:15.13 | 29:42.18 | |
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3位 | 名村 樹哉 | 2年 | 14:26.21 | 29:46.28 | 01:04:53 |
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4位 | 盛本 聖也 | 2年 | 14:22.92 | 29:54.86 | 01:04:21 |
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5位 | 藤本 珠輝 | 2年 | 13:54.21 | 30:14.18 | 01:02:46 |
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1位 | 漆畑 徳輝 | 1年 | 14:12.38 | 30:17.62 |
チームのエースは池田でしょう。箱根ではハイペースとなった1区で区間3位と素晴らしい走り、ハーフでも61分36秒を叩き出しています。5度出場した3大駅伝全てで1区を任されていますが、もはや1区のスペシャリストとするのは、もったいないですよね。今後もエース区間を担っていくことでしょう。
ただ、前年度の3大駅伝で好走した選手は現役メンバーでは池田くらいなんですよね。3大駅伝で好走した経験者では2年時に出雲、全日本で好走した岩室がいますね。3年時は故障などもあって3大駅伝への出場はありませんでしたが、万全であれば当然主要区間を走って欲しい選手ですし、最終学年の活躍に期待。全日本、箱根経験者では、ハーフで63分41秒のベストを持つ野上、全日本で最長区間の8区を任された太田らがいますね。ともに主要区間を任された経験もありますし、勝負レースでも結果を残していってくれれば。
他にもハーフで63分33秒のベストを持ち、箱根で3区20位だった亀田、7区17位だった大内一、8区17位の福住と3大駅伝経験者がズラッと揃っています。2,3年時に3大駅伝を経験した選手、ハーフでタイムを伸ばしてきた選手が最上級生としてチームを牽引していって欲しいですね。箱根経験者は8人いますが、うち7人が4年生と圧倒的に選手が揃う学年ですし。
ちょっと他の学年と比べると、経験が浅いのが気になるところ…3大駅伝では、1万で29分15秒のベストを持ち、全日本で6区12位で走った大内宏、同じく29分23秒のベストを持ち、4区15位で走っている加藤がいますね。まずはこの二人が中心となってきそうですし、なってくれないと困るかなあ。5千で14分2秒のベストを持ち、箱根予選でチーム11番手の166位で走っている佐藤が続く形かなあ。
1万で29分33秒のベストを持つ岡嶋は全日本でメンバー入りを果たしている選手、5千で14分18秒、29分44秒を持つ齋藤らも持ちタイムではチームトップ10に入ってくるような選手です。ただ、やはり4年生に比べるとエース格の選手はおらず、選手層も薄いのは否めず…上級生となり、一人でも多く戦力となってくる選手が出てきて欲しいです。
藤本がハーフで62分46秒のベストを持ち、箱根予選でもチームトップの14位で走っています。箱根では5区16位ともう一歩の走りでしたが、これまでの走りを見てもエース候補の1人でしょうし、チームを牽引していって欲しい選手の1人です。盛本はハーフで64分21秒のベストを持ち、箱根予選でも66位と上々の走りを見せています。名村はハーフで64分53秒のベスト、箱根予選では133位という走りでした。1年時にすでに長い距離で結果を残している選手が何人もいるのが心強いですね。
他には、安達が1万で29分32秒、ハーフで64分40秒のベストを持ち、箱根での16人メンバーにも選ばれています。九嶋は5千で14分15秒、1万で29分42秒のベストを持ち、持ちタイムでもトップ10に入ってきました。3大駅伝経験者こそ藤本だけではありますが、箱根予選を経験したり、持ちタイムを伸ばしてきている選手も多いです。何気に楽しみな選手が揃う学年ですよね。今後、存在感を増していってくれれば。
漆畑が14分12秒のベストを持ち、持ちタイムでもトップ10に入ってきました。都大路では最長区間の1区を任されていますが、39位と苦しい走り…全国の舞台の実績はまだそれほどありませんが、即戦力候補の1人には違いないですよね。14分21秒のベストを持つ吉冨は都大路で1区24位と漆畑をも上回る走りを見せています。こちらも楽しみな選手ですね。さらに、水金が14分36秒、14分45秒で田中、高浜が続くこととなります。
ちょっと3番手以降の持ちタイムは苦しいですかね。14分30秒切りが2人、14分30秒台も1人ということになると…他の箱根予選会校と比べても、決して良いとは言えないかなあ。ただ、日体大も着実に選手を育て上げる大学の1校となってきましたし、高校時代に実績のある選手以外からも、早い段階で戦力となる選手が出てきて欲しいですね。
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今年の日体大予選突破行けるかな…