2019年度 4年生特集 ~明治大学~

本日は明治大学の4年生について、在学中での走りを振り返っていきます。全部で8人となっています。4年生になって苦しむことが多い最近の明治勢、この学年も誰一人として順調にきた4年間では無かったですね。2年時には箱根出場を逃すという憂き目にも遭いました。それでも、4年時にシードを獲得して卒業という有終の美を飾ってくれた学年でもありました。

阿部 弘輝

個別特集にて特集済

中島 大就

高校ベストは14分4秒、この持ちタイム以上に都大路1区3位という実績など、高校時代の実績は阿部以上だったかもしれません。5千ではこの高校ベストは更新出来ていないんですよね。しかし、1年目の箱根予選から出場し、チーム6番手の43位と上々の走り、全日本でも5区3位と素晴らしい3大駅伝デビューとなりました。ただ、箱根にはエントリー止まりで出場出来ず…


2年時は全日本予選で最終組に抜擢されましたが、ここでは組33位と苦しい走りに…箱根予選ではチームトップの43位と結果を残しましたが、チームとしては主力のアクシデントが重なり、まさかの予選落ちとなってしまいまいた。全日本では最長区間の8区を任されて区間12位、箱根では関東連合で出場し、4区で17位相当とこちらも悔しい走りとなりました。その後ハーフでは大学ベストとなる63分48秒をマークしています。


3年時は1万で28分38秒と大学ベストとなる好タイムをマークしました。ただ、この後は故障に苦しむことも多く、なかなかコンディションも上がってこなかったですね。。。箱根予選ではチーム6番手の85位でまとめましたが、箱根ではエース区間の2区に起用され、区間19位と苦しみました。4年時は記録会に出場してもらしい走りが全くできず…3大駅伝・予選会のいずれもエントリーさえされることが無かったのは残念でした。。。

三輪 軌道

高校ベストは14分4秒、三輪も高2の時にマークしたこのタイムは結局大学でも更新出来ていないんですよね。1年の箱根予選から出場し、チーム9番手の69位と上々の予選会デビュー、3大駅伝でも全日本で3区11位、箱根では3区13位といずれも出場を果たすなど、順調な大学デビューとなりました。1万mでも29分11秒、ハーフでは大学ベストとなる63分35秒をマークしたのも1年目ですからね。


2年時には全日本予選で3組20位とまずまずの走り、しかし箱根予選ではチームトップを走りながら転倒&途中棄権という悲劇に見舞われ、チームも予選落ちという悔やんでも悔やみきれない結果になりました。3年時には箱根予選でチーム5番手の59位と復活の走り、全日本では3区6位、箱根でも4区7位と素晴らしい走りを見せて、前年度の悪夢を払拭してくれました。1万でも28分53秒までタイムを伸ばしています。


となると、4年時はさらなる飛躍といきたいところなのですが…全日本、箱根予選はともにエントリー止まり、全日本では最長区間の8区に起用されて区間20位に沈んでしまうことに…最後の箱根もエントリーこそされましたが、出場することはないという3年時とは一転して苦しい4年時となってしまいました。

佐々木 大輔

高校ベストは14分21秒、佐々木も高2で出したベストは更新していないんですね。。。明治は1万は積極的に記録会に出ていますが、5千はそれほどでもないかも…2年の箱根予選に出場しチーム4番手の86位とまずまずの走りを披露、全日本にも出場し、4区15位という3大駅伝デビューでした。1万でも29分19秒をマークしています。


3年時は全日本予選で2組9位と好走、箱根予選でもチーム3番手の48位とさらに順位を上げ、全日本では最長区間の8区を走って13位という結果でした。ハーフベストである63分44秒は箱根予選のものですし、1万mでも28分58秒をマークするなど充実した結果を残してきました。ただ、箱根にはあと一歩出場に至らなかったんですよね。。。すると、4年時はこれまた一転して故障続きに…全日本予選にはエントリーこそされたものの出場ならず、そして箱根予選、全日本、箱根と間に合わずにエントリーされないままとなってしまいました。

河村 一輝

高校ベストは14分19秒、ただ元々は中距離の選手でしたねえ。1年の全日本からエントリーされたのはちょっとびっくりでした。5千で14分4秒と大学ベストとなるタイムも1年時にマークしています。2年の関東インカレ1部1500mでは2位と表彰台に上がると、全日本では3区に起用されて区間14位で走っています。


3年時には関東インカレ1部1500mで7位入賞と2年連続の入賞を果たす一方、長い距離にも積極的に取り組み、初のハーフで64分4秒というタイムをマークしています。箱根にも出場はなりませんでしたが、16人のエントリーを果たしています。4年の箱根予選ではチーム3番手の39位と素晴らしい走りを見せました。連戦となった全日本は3区16位に沈みましたが、1万では29分9秒までタイムを伸ばし、最後の箱根ではアンカーの10区を任されることに。ラスト4チームでの3位争いにいは破れてしまいましたが、それでも区間10位でまとめて総合6位、シード獲得のゴールテープを切ることとなりました。

斉藤 寛明

高校ベストは14分13秒、斉藤も高校ベストを大学4年間では更新出来ていませんね…しかし、出場こそなりませんでしたが、1年目の箱根から16人のメンバー入りは果たしています。2年時は1万で29分48秒をマークはしたものの、3大駅伝・予選会へのエントリーには至らず…


3年時に箱根予選でチーム7番手の107位で走ると、全日本にも出場し6区11位という結果でした。1万で29分21秒、ハーフでも64分21秒と大学ベストとなるタイムをマークし、箱根にも2年ぶりのエントリーを果たしました。となると、4年時はさらに期待したいところなのですが…結果として持ちタイムを伸ばす事もできず、3大駅伝・予選会へのエントリーも無かったんですよね。。。ここまで4年時に揃って苦しむのも珍しいですし、辛いですよね…

南 俊希

高校ベストは14分36秒、1年の箱根予選からメンバー入りを果たしていますが、飛躍を遂げたのは2年時、箱根予選ではチーム2番手の44位と見事な走りを披露、5千で14分9秒、1万で29分29秒、ハーフ換算で63分56秒をマークしたのは全てこの年度であり、全日本でも1区に抜擢されることとなりました。ただ、ここでは区間21位と非常に苦しい走り…


3年時は箱根予選に2年連続で出場しますが、チーム最下位の280位に沈んでしまうことに…全日本もエントリー止まりで出場出来ず…すると、箱根はエントリー漏れ、そして4年時は姿自体もほとんど見せることなく、3大駅伝・予選会へのエントリーもありませんでした。

岸 哲也

高校ベストは14分31秒、1年時に1万で30分1秒をマークしており、これが大学ベストとなっていますね。2年時に全日本予選に出場し、1組20位とまずまずの走りを見せています。5千のベストも14分31秒20と高校ベストを0.05秒上回ったのが結果として大学ベストになることに。


3年時には箱根予選にも出場しましたが、チーム11番手の206位と奮わず…ハーフで64分11秒と大学ベストもマークしましたが、全日本、箱根ともにエントリー止まりで出場とはなりませんでした。4年時は再び箱根予選出場を果たしましたが、再びチーム11番手、そして292位に沈んでしまうことに。。。全日本、箱根もエントリーされることはなく、3大駅伝出場は叶いませんでした。


本当に波乱万丈だった選手が多い学年でしたね。。。必ず1度は、1年は飛躍を遂げたり活躍する時があったのですが、それを継続して続けることに苦労しましたね。。。そんな中、最後の最後、箱根に合わせてきた阿部も中距離から箱根10区を任されるまでになった河村も素晴らしかったなあ。。。

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