2019年度 4年生特集 ~大東文化大学~

本日は大東文化大学の4年生について、在学中での走りを振り返っていきます。全部で5人しかいないんですよね。この少なさは筑波についで最小かなあ。川澄、奈良という2人が1年時から抜け出ていましたが、続く選手がなかなか出てきませんでしたね。2人以外で3大駅伝を経験したのは、佐藤弘が1度のみ。箱根予選、箱根のいずれも年々順位を落とし、4年時には箱根予選で18位という憂き目にも遭いました。

川澄 克弥

高校ベストは14分19秒、1年の箱根予選から出場し、チーム4番手の39位とルーキーらしからぬ見事な走りを見せました。しかし、3大駅伝デビューとなった全日本は4区20位、箱根では4区17位といずれも苦しい走りになることに。。。2年時には全日本予選で2組2位、箱根予選ではチーム3番手の21位で走っています。しかし、全日本では1区20位と2年連続の20位…箱根では3区12位で走っています。予選会の素晴らしさに比べると、本戦で力を発揮出来ないという印象だったかなあ…


3年時には5千で13分57秒、そして1万では29分4秒を関東インカレ1部1万mでマークし、5位入賞を果たしています。トラックよりはロードという印象でしたが、トラックでも結果を残してくることに。全日本予選では最終組を任されて14位、箱根予選ではチームトップの39位と3年連続で40位以内で走っています。そして迎えた箱根は満を持して2区を任されることとなりましたが、1区で転倒&負傷するアクシデント…そんな状況では力を発揮することも出来ず、区間最下位に終わっています。


その後は、なかなからしい走りが出来なくなってしまいましたね。。。全日本予選では4組23位、そして最重要の箱根予選ではチーム9番手の252位に沈んでしまいました…その後、5千で13分55秒と大学ベストを更新はしましたが、特に4年時は苦しむこととなってしまいました。

奈良 凌介

高校ベストは14分7秒とこの学年ではトップタイムを有していました。1年の全日本予選から最終組に抜擢されましたが、さすがにこれは厳しく34位にとどまることに…箱根予選ではチーム10番手の73位とまずまずの走りを見せると、全日本ではこれまでエース区間の2区に抜擢されて区間16位とほろ苦い3大駅伝デビュー…箱根では山登りの5区を任されましたが、ここでも区間19位と川澄同様に1年目の3大駅伝は苦しみました。


2年時には5千で14分5秒と大学ベストをマーク、全日本予選では3組12位と上々の走り、箱根予選もチーム5番手の55位と前年度から順位を上げてきました。全日本では5区を任されて区間10位とまずまずも、箱根では4区を任されて区間16位と再び厳しい走りだったかなあ。最も良かったのは川澄同様に3年時、全日本予選で4組18位で走ると、箱根予選はチーム4番手の52位で走っています。さらに、1万で28分53秒、ハーフで63分9秒と大学ベストを出したのも3年時でしたが。箱根では非常に苦しい展開ながら4区5位と大学ベストと言える走りを見せてくれました。


4年時、全日本予選では3組4位とさすがの走りを見せてくれましたが、箱根予選ではチーム6番手の180位にまで沈んでしまい、チームも下位に沈むことに…4年間、川澄とともにダブルエースとしてチームを支えてくれましたが、最後の箱根予選だけはともに力を発揮出来なかったですね。。。

豊田 紘大

高校ベストは14分50秒、タイムを伸ばしてきたのは3年時でした。5千で14分22秒、1万で29分53秒までタイムを縮めると、箱根でも16人のメンバー入りを果たしています。4年時には、5千で14分17秒、1万では29分35秒、ハーフで66分29秒といずれも大学ベストを更新しています。全日本予選に初出場して1組31位、箱根予選ではチーム5番手の158位という走りを見せました。5千、1万のタイムに比べると、ハーフの距離がもう一歩伸ばしきれなかったかなあ…

佐藤 弘規

高校ベストは14分43秒、1年時に5千で14分32秒と大学ベストを出しています。2年の箱根予選に出場しましたが、ここではチーム11番手の193位と苦しむことに…箱根にもエントリーされましたが、出場はなりませんでした。3年時には1万で29分52秒のベストをマーク、箱根予選ではチーム5番手の68位と前年度から大きく順位を上げてきました。さらに、箱根では山登りの5区を任されて区間7位と素晴らしい走り、こちらも総合順位から下だったことを考えると、よくぞここまで走ったと思います。


しかし、佐藤弘も4年時は苦しむことに・・・全日本予選はエントリー止まりで出場はならず、箱根予選ではチーム8番手の211位に沈んでしまいました。。。川澄、奈良、佐藤弘と稼いで欲しい3人が揃ってここまで崩れてしまっては、チームとしてもどうしようも無いですね。ここまで大東大が沈んでしまったのは、2年連続箱根予選落ちをした時を含めても初めてですね…

浅野 有紀

高校ベストは14分43秒、2年時に5千で14分29秒、3年時に1万で30分3秒と大学ベストをマークしていますが、3年時までは3大駅伝・予選会のいずれもエントリーさえされることはありませんでした。しかし、4年の全日本予選で初エントリー&出場を果たすと、2組21位とまずまずの走りを見せました。ただ、最後の箱根予選にエントリーされなかったのは残念でしたね…その後、ハーフで65分11秒をマークしているだけに、もう一歩届かなかったかなあと。。。

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