東洋大学 2019年度 出雲、全日本結果&箱根に向けて

続いては東洋大学について、出雲、全日本の結果を振り返りつつ、箱根への展望も書いていきます。出雲・全日本結果はこのようになっております。 出雲、全日本ともに東洋の強さは十分に見せてくれました。その一方で弱さも見せることとなったレースだったかなあ。また、4年生の活躍がどちらも目立ちましたね。

出雲振り返り

1区の西山が区間10位とやや出遅れることに…西山がエース級の活躍を出来ていないのが、チームにとって苦しいですね。。。これまでの実績を見ても、期待せずにはいられないですしね…しかし、2区大澤が区間2位の走りで5人抜きを果たすと、大エース相澤が区間賞の走りでトップと秒差の3位にまで浮上しました。


3大駅伝デビューだった4区宮下も区間4位と上々の走り、5区今西も区間2位でトップとの差を詰めてきました。そして、こちらも3大駅伝デビューとなった定方が6区3位の走り、正直、定方がいきなりここまで走るとは思いませんでした。。。エースを起用しなくても、長い距離を任せられる選手が出てきたのは、東洋にとって非常に大きいですね。優勝こそ届かずもトップと11秒差の3位は上出来だったと思います。

全日本振り返り

故障から復活を遂げた渡邉が区間6位、トップと16秒差ですし上々の走りと言えますね。2年の箱根以来、3大駅伝出場がないどころか、記録会にさえほとんど出場がなかった渡邉、正直3大駅伝に再び出場するのは難しいと思っていましたが、、、よくぞ戻ってきてくれました。箱根でも十分すぎるほど戦力となってくれることでしょう。


出雲で好走した2区の大澤が区間12位と今回は苦しい走りになってしまいましたね。総合でも11位にまで下がってしまいました。しかし、東洋の3区には相澤がいます。区間2位に55秒もの大差をつける圧倒的な区間賞で10人抜き、あっという間にトップに躍り出ました。10kmを1万のベストを上回る27分台で通過し、選手を抜いた後も誰もついていけずにあっという間に差をつけて引き離してしまう驚異の走りでしたね。


4区の今西も区間2位の走りできっちりとトップを確保する走りを見せたまでは良かったですが…5区の西山が区間11位と出雲に続いての二桁順位…それも繋ぎ区間でこの走りは…厳しいですね。箱根には合わせてくれると信じてはいますが、ここまでらしくない走りが続くとなると、前回の箱根以上に不安が募ってしまいます。。。


6区のルーキー前田は区間9位でほろ苦い3大駅伝ビューとなりました。しかし、7区の定方がここで区間2位タイの素晴らしい走り、青学の吉田圭と同タイムですからね。トップと25秒差の3位と優勝も狙える位置でタスキを繋ぎました。ただ、8区の宮下は区間8位ということでトップを走る東海、青学とは逆に差を広げられてしまい、後続の駒澤、東国大に逆転を許してしまい、総合5位でのフィニッシュとなりました。

箱根に向けて

箱根に向けてまず良い傾向なのは、4年生が一度も失敗する走りを見せていないということですね。相澤、今西、定方、渡邉で出雲、全日本で延べ7回走っていて6回が区間3位以内、そして残る1回も1区で渡邉があまりタイム差のない6位で走っただけですからね。箱根でもこの4人が中心となっていくことは間違いなく、いずれも主要区間を任されるのかなあ。今西の場合、区間記録も狙える6区を再度任される可能性もありますが。。。


その一方で、悩ましいのは3年生以下が3大駅伝で区間3位以内で走ったのは出雲2区の大澤のみ。好走と呼べるもの4区2位の宮下くらいですからねえ。4年と3年以下の結果に差がありすぎるのが、どうしても気になりますよね…そして、最も気になるのは西山の走り。。。本当にどうしてしまったのか…箱根でどの区間を走るのかにも注目です。3年連続1区区間賞なんて走りを見てみたいのですが~


前回の箱根経験者は7人が残っているのも強みですね。また、出雲、全日本を走っておらず、前回の箱根経験者では、吉川、鈴木と好走している二人がいますね。この二人のコンディションも気になるところです。箱根では何とか合わせてきてほしいですよね。優勝を狙うには欠かせない戦力ですし…


その一方で、前回の箱根以降で3大駅伝を走った選手以外の新戦力というのが、蝦夷森くらいしか見当たらないのは不安材料かなあ。ハーフで好タイムを連発し、関東インカレでも好走している蝦夷森は箱根での3大駅伝デビューの可能性は高いですし、しっかりと走ってくれそうなのは頼もしいのですが…


先日の世田谷ハーフではルーキーが出場し、そこで好走したのは全日本に出場した前田、久保田もまずまずかなあ。児玉、荒生という実績のある二人はまだまだ今年度は厳しそうに思えますし、2年生以上でもなかなかタイムを伸ばしてきている選手がいない状況、エース級が揃っているのは間違いないですが、選手層がやや薄いのは今年度も解消されたとは言えなそうかなあ。


往路は2年連続で優勝を果たしており、3年連続で往路を制してもおかしくない戦力となっていますよね。それだけに、復路も安心して任せられる選手を揃えることが出来るかが、鍵になってきそうですね。4年生が本当に好調なだけに、今年度は勝負の年とも言えそうですし、12年連続での箱根3位以内だけではなく、頂点を目指していって欲しいです!!

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