第31回(2019年)出雲駅伝 ~エントリー締め切り~

本日の12時に出雲のエントリーが締め切られました。ただ、例年通りならば発表されるのは本番前週の火曜日あたりになるでしょうか?20日も前に締め切られるのに、発表されるのが1週間弱前なのが残念です。早く発表すると、まずい事情でもあるのかなあ…でも、早めに発表する大学もありますからね。

今回も例年通り10人がエントリーされ、前日に区間エントリー&補欠が2人に絞られます。補欠といっても、全日本や箱根と違い、医師の診断書が無いと統一変更は出来ませんから、ほぼ確定と言って良いですよね。

区間の距離もここ数年は変わらず、主要区間は距離が長いトップ3である1,3,6区になります。この3区間のどこを重視するかは大学によって異なりますね。もちろん、3本柱がいればそのまま当てはめれば良いのですが…1,3区など前半重視型、3,6区と後半重視型、1,6区と最初と最後を重視するなど様々です。一人とびぬけている場合は1区か6区のパターンが多いですかね。

つなぎ区間では2区が最も距離が短いですが…4番目に重視している大学も多いですね。1区が好位置ならばさらに前へ、悪くても挽回する役割が求められますし、最も区間変動も大きい区間ですからね。ここで離されるとどうしてもきつくなりますし。それでは各大学ごとに戦力をサクっと見ていきます。

東海大学

前回は3位、今回は優勝候補筆頭とも言われますが、出雲2区で3年連続2位で走っている館澤が欠場とのことで、気になる情報です…  2年前に優勝を果たしていますが、その優勝メンバーを故障でごっそりと欠いたことで、優勝争いには加われずに終わってしまいましたからね。

 

前回の経験者は5人残っていますが、館澤が外れるとすると4人、鬼塚、阪口といった出雲優勝経験メンバーに加え、西田、塩澤、名取といった出雲未経験の3年生もずらっと控えていますからね。選手層の厚さは文句なくNo.1でしょうが、まずはエントリーでどれだけ主力がきっちりと入ってくるかが気になります。

 

青山学院大学

なんと、締め切り前にエントリーを発表してしまいました。これは初めてのケースかなあ…?びっくりです。駅伝ファンとしてはありがたいですが…そのエントリーは順当ですね。前回の優勝メンバーである4人に加え、2年前に唯一走っている神林、残るメンバーも今年度、トラックで何かしらの実績を残したメンバーが入ってきています。

 

前回優勝メンバーが4人残っているのは心強いですよね。ルーキーも大澤、岸本とともに既に5千の高校ベストは更新していますし、監督の期待も大きいようですし。 今回も十分優勝争いに加わってくる力のある選手が揃いますが、前年度以上の活躍を今年度ここまで見せている主力が、吉田圭だけなのはちょっと気になるところかなあ。駅伝には合わせてきてくれそうですが。

 

東洋大学

前回はトップと12秒差の2位と悔しい結果だった東洋、大エースの相澤を含め前回経験者が4人残ります。最も気になるのは西山かなあ。本来であれば相澤とともにダブルエースとなって欲しい選手ですが、今年度は目立った走りを見せられておらず…前回同様に鍵を握る選手となりそう。

 

ハーフでは楽しみな選手が揃ってきた東洋ですが、出雲の距離で優勝を狙うにはちょっと戦力的に苦しそうな気もしますがどうかなあ?渡邉が走れるようになっていたのは収穫ですが…児玉、前田を始め早速活躍しているルーキーも何人入ってくるのか楽しみですね。  

 

駒澤大学

直近の日体大記録会では自己ベスト連発といい流れで来ている駒澤大学、前回は不出場となりましたが、日体大の結果を見ると一気に優勝候補の仲間入り?と期待を抱かせるほどでした。ただ、他の優勝候補と言われるような有力校はそもそも駅伝シーズンになってから目立った記録会への出場はありませんし、何とも言えない部分もあります。

 

また、大聖、山下のエースに加え、田澤も主要区間を任せられるのでは? と思わせるほどの走りを見せています。ただ、これまでの有力ルーキーたちを見ても、いきなり主要区間に抜擢されて好走した例はほとんど無いんですよね。というか、この15年では少なくとも無いです。そんな状況も含めてどんな区間配置になるか楽しみですね。

 

帝京大学

前回は5位と上々の結果だった帝京大学、出雲・全日本は苦手と言われることも多かった帝京ですが、総合力がある今の帝京からすれば、もう当てはまらないでしょう。前回の経験者は5人も残っていますね。前回は1区で遠藤が出遅れての5位ということを考えると、さらに上の順位に入ってきてもおかしくない戦力と言えるのでは?

 

トラックで好調の平田、小野寺、鳥飼などもいますし、選手層の厚さはもはやトップクラスの仲間入りを果たしたと言えるのでは?その分、エース区間では他の有力校に比べるとちょっと苦しそうなだけに、どれだけ粘れるか。つなぎ区間でどれだけ稼げるかが大事になってきそうです。

 

法政大学

佐藤、青木というダブルエースを擁し、二人がどの区間を走るかで戦略が大きく変わってきそうです。前回はこの二人を欠いたチーム状態、さらにエースの坂東も万全では無いとなれば厳しすぎて、関東最下位の12位に終わっていますからね。前回の経験者は3人残っており、その中でも坪井がダブルエースに次ぐ選手に成長。主要区間を安心して任せることが出来そうです。

 

となると、残るはつなぎ区間ですね。タイムを伸ばしてきた岡原、鎌田といった3大駅伝経験者は頼りになる存在ですし、ルーキーも粒揃いなんですよね~いい意味で6人を選ぶのが大変になりそうです。前回の12位からの大幅な順位アップはまず間違いなさそうかなあ?  

 

國學院大學

出雲出場校の中で最も勢いのある大学は?と言われたら國學院を挙げる人も多いのでは?大エースの浦野に土方、藤木と日本インカレで活躍した選手で主要区間はあっさりと埋まってしまいます。ここに28分台を持つ青木、島崎に13分台を先日マークしたルーキーの中西大で6人になってしまうという恐ろしさですよね。青木の状態は気になるところですが…

 

出雲の出場自体久しぶりですし、選手層では他の有力校には劣るかもしれませんが、主要区間、つなぎ区間ともに隙無く組めそうで、台風の目になるかもしれません。まずは、ベストメンバーがエントリーされているかが大事になってきますね。

 

順天堂大学

前回は不出場、総合力で勝負することとなる今回の出雲は順大の底力が問われることになりそうですね。主要区間は藤曲、橋本、難波の4年生に清水、野口、澤藤といった3年生が候補になってくるでしょうか。選手は揃っていますが、他の有力校と比べると、ちょっと主要区間は見劣りしてしまうのは否めないかなあ。

 

その分、つなぎ区間は安心して任せられそうな選手も多く、楽しみですね。ルーキーは長山、伊豫田を始め粒揃いでいきなり出場する選手も出てきそうですし、どんな走りを見せてくれるかも楽しみです。主力の中から、突き抜けるエースが台頭してくると、一気に面白くなるんですけどね~

 

拓殖大学

レメティキが27分台を叩き出し、赤崎も28分30秒切りとダブルエースが驚異的なタイムをマークしてきました。この二人が、主要区間を走ることは間違いなさそう。前回の出雲は一時は2位になっての4位、過去最高順位の走りを見せてくれました。前回と同じ形ならば3区レメティキ、6区赤崎ですかねえ。

 

ダブルエースが楽しみな一方、前回の経験者は赤崎以外では吉原しかいないんですよね~箱根に出場した石川、清水、松岡といった3年生が出雲出場の有力候補になってきそうかなあ?個人的には復活してきた4年の中井にも期待したいところです。エースが計算出来るだけに、つなぎ区間で粘れれば前回の再現も期待したいですね~  

 

中央学院大学

  直近の日体大記録会、1万mで面白いように好タイムを連発した中央学院、前回はルーキーが3人出場して6位と上々の走りでしたが、今回も選手はズラッと揃っていますね。28分台をマークした川村、高橋、小島が1,3,6区を任されるなんてのも十分ありそう。中央学院は出雲はお試しの要素も多く、ルーキーが起用されることも多いですが、小島はルーキー離れした走りを見せていますからね。

 

つなぎ区間の候補も豊富ですよね~29分30秒切りだけで箱根の16人エントリーが揃ってしまうほどですし、大学から陸上を始めた武川を出雲に起用なんてとんでもないことも中央学院ならばありそうでちょっと楽しみ…怖い…ベストメンバーで臨めば面白そうな中央学院ですが、普段のパターンからすると、いつも通り6位前後になりそうな気も…

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