日体大記録会1万m(2019/04/20) 雑感 ~大聖が28分31秒の好タイム~

昨日、日体大記録会の1万mが行われました。詳細はレース結果をご覧ください。組数は多く無かったのですが、最終組を中心に好タイムの自己ベストをマークした選手が多かったですね。そんなベストを更新した選手を中心に大学ごとに振り返ります。

 

青山学院大学

飯田が2組という早い組で出場にしたにも関わらず、29分42秒で自己ベストを53秒更新してきました。箱根8区2位で走っている実力者で30分53秒というこれまでのベスト更新はもちろん、条件が良ければ当然のように28分台を出せる選手だとは思いますが。

 

駒澤大学

大聖が日本人選手でトップタイムとなる28分31秒をマーク、ベストを1分14秒も更新してきました。大聖も今までのタイムが持ちタイムに合わな過ぎただけで、  ユニバ代表ですし、このくらいで走ってもおかしくないですよね。一気にチームトップタイムとなりました。

 

大成も29分4秒でベストを8秒更新しています。先日の世田谷記録会での5千ベストに続いての自己ベストと好調ですね。その一方でどちらも13分台、28分台にあと一歩というもどかしさもあるような・・・

 

帝京大学

平田が29分9秒をマークしてチーム3番手に浮上。3大駅伝未経験の仲村風馬が29分13秒で6番手に入ってきました。風馬がもう走るたびに自己ベスト更新という好調ぶりで3大駅伝デビューも近そう。増田も29分38秒で10番手とトップ10で早速ベストが3人も出てきています。

 

ベストには届かずも小野寺が29分16秒、谷村が29分47秒、鳥飼が29分48秒と3年生トリオがいずれもセカンドベストとこちらも順調な走りを見せています。選手層の厚さがどんどん増してきていますよね。

 

國學院大学

エースの浦野が28分55秒でセカンドベストをマークしていますが、28分台でも正直物足りないかなあと思ってしまうほど、期待値が上がってきています。ベストも28分51秒ですし、まだまだタイムな縮められそうですけどね。

 

2年の島崎が29分26秒でいきなりチーム4番手に入ってきたのは大きな収穫ですね。藤木、殿地に続く2年生が台頭してきました。他には添田が29分59秒で自己ベストを20秒更新、藤村は29分58秒のセカンドベストで走っています。

 

順天堂大学

藤曲が28分47秒とついに28分台をマークしてきましたね。持ちタイムもチームトップとなりました。勝負レースで結果を残してきた藤曲ですが、ベストを一気に31秒も更新してきました。エース級の走りを今後も期待したいです。他には、牧瀬が29分54秒、鈴木が29分56秒でいずれもセカンドベストの29分台で走っています。

 

中央学院大学

須永が29分26秒でベストを1秒、小野が29分37秒でベストを2秒更新、畝が29分57秒でベストを2秒と中堅どころが更新タイムはわずかではありますが、タイムを伸ばしてきました。また、エース格の1人であり有馬が29分13秒でベストには5秒及ばずも好タイムでセカンドベストで走っています。

 

中央大学

箱根でも活躍を見せた矢野が29分43秒でベストを12秒更新してきました。元々タイムが良く無かったのもありますが、走るたびに自己ベストを更新してきましたね。まだまだ、タイムも伸ばせそうで期待出来そうかなあ。

 

早稲田大学

太田直が29分21秒でベストを5秒更新、チーム6番手に入ってきました。そして、既に高校ベストで29分35秒を持っていた鈴木が早速29分26秒とベストを9秒更新してきたのも凄いですね。即戦力としてますます楽しみ。伊澤も29分31秒でベストを13秒更新し、チーム9番手となっています。伊澤も着実にタイムを縮めてきていますね。大学で初の1万mで渕田が30分11秒でベストを1分40秒も更新していますね。

 

日本大学

横山が29分14秒でベストを4秒更新、引き続きチーム3番手のタイムとなっています。他にはいずれもセカンドベストですが、阿部が29分47秒、廣田が30分20秒、山本が30分32秒で走っていますね。ただ、横山以外はタイムとしてはちょっと物足りないかなあ。

 

明治大学

主力どころで自己ベストを出したのは30分12秒でベストを5秒更新した手嶋くらいだったのかなあ。ただ、小袖は28分58秒と2度目の28分台をマークしていますし、前田も29分7秒のセカンドベスト、それも最終組の1つ前でマークしていたのも良いですね。6組3位で走っています。既に28分台を持つ村上も29分19秒でセカンドベスト、鈴木も29分39秒のセカンドベストとしっかりと走れたのは良かったです。

 

国士舘大学

ヴィンセントが28分7秒でベストを23秒更新してきました。ハーフは既に日本記録を上回るタイムをマークしていますし、条件さえあえば1万mで日本記録を更新してもおかしく無いほどに、力をつけているのでは…ギトンガも28分21秒でセカンドベストとさすがの走りを見せているのですが、ヴィンセントが凄すぎますね。。。

 

日本人選手では、石川が29分55秒、長谷川が29分57秒とセカンドベストを出した他、荻原が30分9秒でベストを45秒も縮めてきています。

 

山梨学院大学

新留学生のムルアが28分17秒といきなりの28分台でチームダントツトップに。世田谷記録会で走りを見たときから凄まじいと思っていましたが、やはり只者では無いですね。オニエゴは余程のことが無い限り、出番を得るのが難しそうな気が…日本人では29分23秒で一気にチーム2番手に浮上してきました。2年の坪井が主力となってくれれば、チームにとっても大きいですね。他には井上が29分48秒のセカンドベストで走っています。

 

上武大学

佐々木が29分37秒でチーム2番手鴨川が29分45秒でチーム3番手と主力の4年生2人が自己ベストを更新してきました。30分台では、岩崎が30分7秒でチーム7番手、30分23秒で橋立がチーム10番手とトップ10のうち4人が自己ベストを更新、良いスタートが切れたのは。松倉も30分53秒で自己ベストを更新しています。

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