日本体育大学 新年度(2019)戦力分析

2019年4月20日

続いては、日本体育大学について、新年度の戦力を見ていきます。登録している選手一覧はこのようになっております。データベース登録されている人数は4年:9人、3年:5人、2年:5人、1年:1人となっております。人数だけではなく、4年生に中心選手が揃っています。

 

 

4年生・・・ともに28分台のベストを持ち、エースとして期待される山口和、中川が中心となっていって欲しいところですね。山口和は全日本は8区18位に沈んでしまいましたが、箱根は2区13位とエース区間を中位で走っています。4年時もエース区間を担うでしょうし、そこで戦える選手になってくれれば。中川は全日本で2区17位、箱根で10区16位と3年時は奮わなかったですね…日体大の躍進には欠かせない選手なだけに、復活に期待。

 

一方で3年時に台頭してきたのが廻谷、出雲4区3位、そして全日本で新エース区間7区4位という素晴らしい走りを見せてくれました。それだけに、箱根では4区18位に沈んでしまったのは残念でした。力のあるのは間違いないですし、また全日本のような走りを見せてほしいです。

 

前回の箱根では、濱田が6区9位と上々の走り、森田が8区15位で走っており、実に5人が前回の箱根を経験しているんですよね。濱田、森田はともに全日本予選も走っていますし、冨田、小縣も全日本予選経験者ですからね。エースも含めて選手が最も揃っています。

 

3年生・・・池田、岩室の二人がこの学年を引っ張ります。池田は3大駅伝全てで重要区間の1区を担当、いずれも二桁順位ではありましたが、箱根では1区12位と区間中位で走り、スターターの役割をしっかりと果たしてくれました。岩室は出雲5区5位、全日本6区3位と好走した一方で初の主要区間となった箱根3区では17位と苦しい走りになってしまいました。ともに3大駅伝フル出場を果たし、上級生となってますます活躍が期待されます。

 

この二人に続こうとしているのは亀田かなあ。1万mで29分27秒、ハーフで63分40秒といずれも好タイムをマークし、箱根16人にも入ってきました。他にはハーフで65分6秒をマークし、同じく箱根メンバー入りを果たした福住もいますし、池田、岩室に続く選手が重要になってきそうです。

 

2年生・・・昨年度は残念ながら3大駅伝・予選会への出場は無し。しかし、加藤が1万mで29分43秒、ハーフで64分19秒といずれもこの学年トップとなるタイムをマークし、出雲にもメンバー入りを果たしています。大内も1万mで29分45秒、ハーフで64分40秒をマークし、箱根メンバー入りを果たしています。現状ではこの二人がタイムを見ても抜け出してきているかな。

 

5千のベストでは14分8秒をマークした佐藤が1万mも29分56秒をだしてとらっくで存在感を示していますし、齋藤は高校ベストで14分18秒を持っている選手です。1万mで30分5秒を持つ島袋は全日本予選でメンバー入りを果たしていますし、楽しみな選手が多い学年ですよね。1人でも多く3大駅伝で姿を見たいものです。

 

1年生・・・5千で14分8秒を持つ藤本が大学でも早速好走を見せていますし、抜けた存在となっていますね。都大路でも1区11位で走っていますし、勝負レースでの実績も豊富なのが心強いです。高校ベストでは14分26秒を持つ名村が続いており、14分30秒切りが2人はちょっと寂しいかなあ。

 

全国の舞台では盛本が都大路で2区4位、奥山が2年時に6区19位で走っていますね。まだ公式HPには1年生が載っておらず、雑誌を見る限りは人数も少な目なのがちょっと気になるかなあ。監督が変わって以降は苦戦が続く日体大ですが、藤本はもちろん、1年目から活躍する選手がどんどん出てきてほしいですね。

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