第24回(2019年)都道府県対抗男子駅伝 展望

明日、都道府県対抗男子駅伝が行われます。区間配置(PDF)も発表されましたので、有力都道府県を中心にレースの展望を行っていきます。中学、高校、一般が揃って走る全国の大会となるとこの大会くらいですからねえ。ここで活躍した中学生、高校生がその後高校・大学に進んで即戦力として活躍することも多いですし、楽しみです。

 

前回王者の埼玉県ですが…1区に都大路1区区間賞の白鳥がいるのは頼もしい限りですが、前回優勝の立役者である悠太が外れてしまったんですよね。これでは、さすがに2連覇は厳しそうになってしまったかなあ。。。牟田、田口ともに実力者ではありますが、やはり悠太は別格ですよね…

 

前回2位の長野も前回7区の關は外れてしまいましたね。3区に桃澤が入ってきたのにはびっくりしました。山梨学院大学卒業後、実業団に属さずに好タイム連発をマークしていた桃澤がどんな走りを見せるのか。中学区間はともに全中で活躍した二人ですし、高校生区間は5区松崎は強力ですし、1区服部、4区宮内の走り次第では楽しみですが…やはり一般区間がやや弱いかなあ。

 

前回3位の千葉は、まず高校生区間の石井、佐藤の2年生コンビが強力。中学生も例年通り持ちタイムの良い選手が揃いますし、後は一般の佐藤(富士通)、蜂須賀(コニカミノルタ)がどこまで戦えるかですかね~中学・高校に比べると、千葉もちょっと一般に不安があるかなあ。

 

前回のトップ3以外での有力校を北から見ていくと…まず目がいくのは福島ですね。高校生区間は学法石川3位に入った小指、横田、松山の3人。ただ、1区10位で走った櫛田が外れたのは気になりますが…中学生も藤宮という中学トップクラスランナーを擁します。さらに、一般が明治の阿部、東洋の相澤という学法石川のOB&来年度の主将コンビ。箱根での活躍も記憶に新しく、実業団にも引けを取らない実力者。高校生が都大路のような走りを見せられれば、悲願の初優勝も十分に狙える戦力なのでは?

 

前回5位に入った群馬は、3区に学生No.1ランナーである塩尻を配置し、7区の牧もニューイヤーで好走。盤石の一般に加え、中学生区間は8分30秒台のベストを持ち、これまでトップクラスの戦力です。高校生は、前回の都道府県対抗2区で衝撃的な走りを見せ、東農大二に進んだ4区の石井がどんな走りを見せるのかに注目ですね。1区を任せられる北村が凌げれば、群馬も面白そうです。

 

愛知も、まずは中学生区間に中学トップクラスの吉居を擁し、一般区間は3区で安定した走りを続ける山口(愛三工業)に7区は福岡マラソンで快走を見せた勇馬ですからね。中学、一般が強力ですし、高校生も都大路で8位入賞を果たした豊川のメンバーに愛知高、豊川工業という14分1桁の二人が加わる豪華布陣。こちらも高校生区間次第では面白そう。

 

岡山は都大路王者の倉敷高校を中心に八木、若林らを擁する高校生区間は強力。中学生区間も8分30秒台、40秒台も揃え不安は無さそう。後は一般の岡本、馬場らがどこまで走れるかですかねえ。優勝は難しいかもしれませんが、上位に入る力はありそう。

 

広島はなかなか地元の大会で結果を残せていないのがもどかしい…今回も都大路2位に入った世羅の梶山、中野の二人は都大路の主要区間で好走。一般も箱根で好走した吉田圭(青学)に青学OBの藤川(中国電力)と実力者が入っています。中学生区間も大きな問題は無さそうですし、都大路のような走りを世羅勢が見せられれば、広島も面白そうなんですけどね~

 

熊本は都大路で4位に入った選手たちを中心に楽しみだと思っていたのですが…高校生No.1ランナーの井川が補欠ですか。。。3区に箱根5区で好走した西田も入り、楽しみだったのですが、さすがに井川がいなくては上位に入ってくることは難しそうかなあ。1区を1年の鶴川に託すこととなってしまいましたし。。。

 

今回はずば抜けたチームは無さそうに思えるんですよね~中学、高校、一般のいずれも隙が無いチームが無いように思えます。それだけに、どこが優勝するか分からない面白いレースになるかも。この駅伝シーズン、都大路も箱根もニューイヤー駅伝も最後まで分からない面白い展開でしたし、これぞ駅伝の醍醐味というレースばかりでした。そんな駅伝シーズンを締めくくる都道府県対抗駅伝も、そんなレースを期待したいです!!