帝京大学 2018年 出雲、全日本結果&箱根に向けて

いよいよ箱根エントリーも後5日後に迫り…ようやく最後になります。帝京大学について、出雲、全日本の結果を振り返りつつ、箱根への展望も書いていきます。出雲・全日本結果はこのようになっております。出雲、全日本ともに総合5位、特に全日本は帝京の強さをまざまざと見せる走りとなりました。

 

出雲振り返り

1区に抜擢されたルーキーの遠藤が区間11位と苦しいスタート、この時はまだ遠藤には荷が重いと思っていたのですが…その後の活躍ぶりを見ればそんなことは全く無かったですね。2区の横井が区間5位、11→7位と4つ順位を上げると、3区の岩佐は区間7位とまずまずの走り。

 

ここで4区谷村が区間5位総合8→5位と3つ順位を上げると、5区の星も区間6位、アンカーの島貫は区間11位ながらも5位は死守しました。最も良かったのが区間5位の2区間、区間二桁も2区間あっただけに、5位という結果はちょっと意外だった気も…谷村、星といった2年生が好走したのは収穫でしたが、課題もちらほらと見える結果に。

 

全日本振り返り

主力が戻ってきた全日本、1区の竹下が区間2位と会心のスタート、区間賞はオープン参加だったため、総合では1位スタートとなりました。竹下も万全ならばこのくらいで走ってくれる選手ですし、これで箱根1区も安心かな…?

 

2区の横井も区間8位でまとめ、総合でも4位と上々の位置。学連記録会では28分32秒とエース級の走りを見せ、箱根では2年連続で6区好走中ですが、平地でも見てみたいという贅沢な悩みですね。どの区間でも安心して任せられるのでは。

 

3区の岩佐も区間7位はまずまずですかね。岩佐は主要区間で苦しんでいた印象がありますが、出雲、全日本と続けて結果を残せたのは心強いですね。そして、4区を任された遠藤が区間3位とこちらも素晴らしい走り、出雲は苦しみましたが、全日本でその借りをきっちりと返しました。さらに、学連記録会では28分34秒を叩き出し、箱根では主要区間への起用もありそうです。

 

さらにさらに、5区を任された小森も区間4位と見事な走り、前年度も全日本、箱根をきっちりと走っていましたが、ここまで走るとは…さらに上尾ハーフでは62分34秒と好タイムをマークし、2年連続の9区が良いかなあと思っていましたが、往路を任せるのも面白そうですね。

 

6区の谷村は区間9位も総合3位は死守、上尾ハーフでは63分45秒をマークし、今年度は3大駅伝フル出場もありそうですね。2年生から楽しみな選手が台頭してきています。7区に起用されたエースの畔上は区間7位、上々の走りですが、畔上の力からすればやや物足りなくさえ感じてしまうほどですね。1つ順位を落としたものの総合4位で最終区につなぐことに。

 

8区を任された平田は区間14位で最後の最後で二桁順位が出てしまいました。それでも、これまでの大量リードは大きく、総合5位で見事にシード権を獲得、帝京の強さを大いに見せてくれました。これで、箱根に向けても期待は高まるばかりです。

 

箱根に向けて

箱根では青学が大きく抜け出ており、それを追うのが東洋と東海、さらに続くのが駒澤という位置づけかと思いますが、その次に来るのがこの帝京では無いかなあと思っています。そのくらい、エース格、選手層が揃っており、山を1桁で走っている経験者もいますからね。さらに多くの選手が勝負レースで結果を残しているだけではなく、持ちタイムも伸ばすなどまさに飛ぶ鳥を落とす勢い。

 

往路は竹下、畔上という4年生のエースコンビに岩佐、遠藤、小森といった全日本で結果を残した選手、6区を走らないのであれば横井も候補に入ってくるかなあ。ここに名前がある選手だけで既に6人、5区は全日本で苦戦したものの前回8位で走っている平田がいますし、隙の無い布陣が組めそうですよね。例えば1区竹下、2区畔上、3区遠藤なんていうのも面白そうですし…

 

さらに、復路は6区4位の横井を再度の起用となればこの区間は盤石、9区は前回10位で走っている小森がいますね。前回の箱根経験者は10人中9人が残っているのも頼もしいですが、前回は現2年生が1人も走れませんでした。

 

それが、出雲を走った谷村、星に加えて、小野寺が1万mで29分14秒、鳥飼はハーフで63分26秒をマークするなど一気に今年度台頭してきましたね。特に星は上尾ハーフで62分20秒という驚異的なタイムをマークしており、いきなり往路に抜擢される可能性もあるかも。3,4年生が中心のチームにおいて、これだけ2年生が伸びてきているのが、さらに帝京の評価を高めています。

 

これまで名前が挙がった選手以外では、箱根で2年連続3区を走っている4年の濱川が1万mで29分32秒をマークし、また箱根に合わせてきてくれそうな期待感がありますし、3年の岡はハーフで63分38秒をマークし、1万mも29分46秒と着実にベストを伸ばしています。1年では中村が29分51秒のベストをマークし、期待の選手としても名前が挙がっていました。

 

こうして見てみると、往路も復路も誰を選ぶのかいい意味で迷うほど選手が充実しており、16人のメンバー争いも熾烈を極めることになりそう。箱根では2013年に総合4位に入って以降、8~11位と常にシード争いに巻き込まれている状況ですが、今回は再び4位に入ってもおかしくないのでは…どんどん力をつけている帝京が箱根でどんな走りを見せてくれるのか?ただただ、楽しみです!!!!