駒澤大学 2018年 箱根予選、全日本結果&箱根に向けて

続いては駒澤大学について、全日本、箱根予選の結果を振り返りつつ、箱根への展望も書いていきます。箱根予選結果全日本結果はこのようになっております。ダントツのトップ通過でほぼ完璧だった箱根予選、全日本は明らかに悪かった選手はいなかったものの、全体的にもう一歩という感じでしたね。それでも、4位に入ったのはまずまずといったところかな。

 

箱根予選振り返り

エースの片西が5位、タイムも61分50秒とここでも変わらぬ強さを披露、やはり最も頼りになる選手です。さらに、62分台で11位の伊勢、13位の山下と続きました。伊勢は序盤は先頭集団に喰らいついてきましたし、山下もフリーで走り、終盤に上げてきたのはさすがです。

 

ただ、今回素晴らしかったのは主力がしっかりと走ったということ以上に、崩れる選手が誰もいなかったということでしょう。63分10秒台で17位の大聖、19位の加藤、21位の伊東、22位の大成、23位の下、26位の堀合と実に6人が走っています。

 

下、堀合といった3大駅伝の経験豊富な選手はともかく、大聖、加藤は勝負レースでのハーフの距離は初めてですし、伊東、大成は3大駅伝・予選会に初出場でしたからね。そんな中で揃って好走を見せたのは、今後に向けても大きな収穫だったのでは。特に、伊東の今年度の躍進ぶりは著しいですね。

 

10番手の神戸が63分22秒の29位であっという間に10人がゴールイン…上位29人中10人が同一大学というのもこれまた凄まじいですよね。神戸は1年時にグッと伸びてきてゆくゆくは戦力になってくれればと思っていましたが、2年でここまで走れるようになるとは…2年生も選手が揃ってきましたね。

 

11番手の33位に白頭が63分30秒で続き、白頭もほぼ遅れることなく集団についてきました。10番手と11番手の差が小さいというのも、総合力が問われる箱根に向けては良い傾向ですよね。12番手の60位で小原が入り、タイムも63分57秒と決して悪くは無いですが…ほかの選手が良すぎただけに物足りなさを感じてしまいました。小原も中心選手となってほしいところですけどねえ。

 

全日本振り返り

1区加藤が区間8位、集団のペースが上がってついていった後にずるずると下がっていってしまったのが良く無かったですね。ちょっと、集団でも落ち着かない感じがしたような…2区の片西は区間5位とまずまずも、序盤ペースが上がらなかったこと、一人で追っていくことになった展開も苦しかったかなあ。片西からすれば、ちょっと物足りない結果でした。

 

3区の伊勢は区間9位…個人的には8区間で一番苦しかったかなあ。箱根予選の走りを見ていれば、もっと他大の主力と渡り合って欲しいところなのですが、3大駅伝ではいずれももう一歩という印象なんですよね。ハーフの距離で結果を残し続けてはいるのですが…4区大成も区間8位、この2区間で一気に前から置いていかれてしまいました…箱根予選の結果から期待値が上がりすぎたか。。。

 

5区の伊東は前半突っ込み、後半はやや遅れたたものの、それでも区間5位でまとめたのは、初の3大駅伝であることを考えればまずまずか。6区の大聖も区間4位とこちらもまずまずだけど…悪くは無いけれど、良くも無いというか…いずれももっとやれるはずかなあと。

 

7区の堀合が区間8位、いくらエース区間とはいえ、前回の全日本で6区区間賞、箱根9区2位の実力者からすればこちらも物足りない結果に。。。全体的に箱根予選に合わせていた分、全日本には合わせきれなかったかなあ。

 

そんな中、8区を走った山下が後半ペースを上げての区間2位で走ったのは、今大会で一番の収穫だったのでは。総合でも1つ上げて前回と同じ4位を死守、前回はびっくりの8区抜擢でしたが、今回は順当な8区起用で期待以上の走りを見せてくれました。

 

箱根に向けて

箱根に向けては、正直、期待と不安が入り混じりますね。箱根予選の時のような走りを見せられれば、目標としている3位以内に入ってくるだけの力はあるでしょうし、全日本も全体的にもう一歩という選手が多かった中でもきっちりと4位には入っていますからね。箱根に向けても俄然期待は高まるのですが…

 

箱根は過去2大会で9位→12位といずれも前評判からすれば大苦戦、全日本ではいずれも4位、今回で3年連続の4位なのですが、箱根では力を発揮出来ずにいるんですよね。。。2大会前は区間18位が2区間出てしまい、前回は区間13~16位が5区間と全日本に比べて物足りない結果に終わっています。

 

箱根に向けては、箱根予選を走った12人がそのまま候補になってくるでしょう。主要区間は片西、山下は確定的として、加藤、伊勢、堀合、大聖あたりが候補になってくるかなあ。選手層という点では過去2年を上回っているほどですし、つなぎ区間は特に心配は無さそう。

 

箱根で結果を残すには、前回苦戦した5,6区をどうするかですね。前回任せた大坪は5区16位でしたし…今年度の走りを見てもやはり不安は残るところ…距離が短くなっても、やはり5区の重要度は高いですし、箱根予選で好走した選手からの起用となるのか…山で結果を残せれば、箱根の成績もグッと上がりそうですが…

 

箱根予選・全日本に出場しなかった選手では、他に1万mで28分54秒をマークした物江、13分52秒と5千でチームトップタイムを叩き出した小島らがいます。選手も揃ってきていますし、苦戦が続く箱根ではありますが、平成最後の箱根、平成で活躍した駒澤の強さ、最後に見せてほしいです!!