2017年度 4年生特集 ~山梨学院大学~

本日は山梨学院大学の4年生について、在学中での走りを振り返っていきます。全部で10人となっています。都大路優勝経験者が5人加わったことで注目を集めたこの世代、ずっと中心的な役割を果たし、出雲こそ2,3年時に2位に入ったものの、箱根では3,4年時に17位、18位と過去ワーストとなる順位に沈むなど苦しい日々を過ごすこととなってしまいました。

 

上田 健太・・個別特集済

 

市谷 龍太郎・・・高校ベストは13分56秒と13分台ランナー、都大路では4区で好走しています。1年の全日本からエース区間の2区に抜擢されるも、区間12位とほろ苦いデビュー戦…箱根でも7区12位ともう一歩の走りとなってしまいました。その後、ハーフでは63分31秒をマークし、これが大学ベストに。

 

2年時は5千で13分51秒、1万mも28分台に突入し、出雲では1区7位と好走したものの、全日本ではまさかの1区20位、箱根も7区13位となかなか10kmを超える距離で結果を出せずに苦しみましたね…3年時は関東インカレ1部1万mで5位入賞、全日本予選で3組11位、出雲4区5位、全日本4区7位と4年間で最も安定した走りを披露するも、箱根では体調不良によって出場出来ず…

 

4年時は故障にも苦しみ、箱根予選は未エントリー、全日本は出場するも4区16位に沈んでしまいました。そして、箱根では16人に入るも出場出来ず…最終学年で特に故障を含め苦しんだのが残念でしたね…

 

河村 知樹・・・高校ベストは14分16秒、都大路では3区を走り優勝に貢献しました。1年時は箱根にエントリー止まりでしたが、2年時に5千で14分7秒、1万mで29分13秒、ハーフで63分50秒といずれも大学ベストとなるタイムをマーク、3大駅伝えも出雲で5区7位、全日本7区4位、箱根9区8位といずれも1桁順位で走り、トラック、ロードともに安定した走りを見せました。

 

しかし、その後は故障などもあってなかなか3大駅伝に出場出来ず…3年時は全日本7区8位で走るも箱根は欠場、4年時は箱根予選でチーム9番手の140位、全日本は3年連続の7区で14位とワースト、さらに箱根もエントリー止まりと市谷同様に4年時に苦しみました。。。

 

古賀 裕樹・・・高校ベストは14分28秒、2年時に5千で14分11秒、1万mで29分15秒と大学ベストをマーク、全日本にも出場しましたが、ここでは5区18位と苦しい3大駅伝デビューとなりました。その後は3年時にハーフで63分2秒までベストを縮めてきました。箱根には3,4年時に出場、ともにチームが苦しい位置だったこともありますが、9区18位→8区19位といずれも力を発揮することは出来ませんでした。

 

柴田 征人・・・高校ベストは14分43秒、2年時に5千で14分28秒、3年時には1万mで29分43秒をマークし、チームトップ10にも入ってきました。ハーフも3年時の66分43秒がベストですね。しかし、残念ながら3大駅伝・予選会へのエントリーはありませんでした。

 

比夫見 将吾・・・高校ベストは15分12秒、5千は14分24秒、1万mも30分5秒まで伸ばしたものの、ハーフは67分16秒、3大駅伝・予選会もずっとエントリーさえありませんでしたが、4年の箱根でエントリーされると6区の山下りに出場、区間13位という走りを最後に見せてくれました。

 

菅井 宏人・・・高校ベストは14分48秒、5千で14分37秒、1万mで30分18秒をマークしたものの、ハーフは67分7秒止まり、4年の箱根が初エントリーと比夫見と似ていますね。ただ、残念ながら最後の箱根での出場は叶いませんでした。

 

横井 翔吾・・・高校ベストは14分56秒、台頭してきたのは4年時ですね。5千で14分38秒、1万mで30分19秒、ハーフの65分57秒のベストはいずれも最終学年にマークしたものです。箱根予選にも出場を果たし、チーム10番手の173位という走りでした。ただ、その後の全日本、箱根ではいずれもメンバー入りを果たすことは出来ませんでした。

 

西山 令・・・高校ベストは14分18秒、都大路では素晴らしいラストスパートで優勝のゴールテープを切ったのが記憶に残っています。大学に入ってからは故障などもあってなかなか記録会に出場することさえままならず…

 

5千では3年時に14分13秒とベストを更新し、持ちタイムでトップ10に入ってくることに。しかし、1万mは31分14秒にとどまり、長い距離は走っていないはず…3大駅伝・予選会にエントリーされることもありませんでした。

 

矢ノ倉 弘・・・高校ベストは14分14秒、大学4年間でベストは更新出来ていませんが、持ちタイムでトップ10に入ってくることも。1万mは1年時にマークした31分34秒止まり、ハーフも走っておらず3大駅伝・予選会のエントリーもありませんでしたが、得意の3000m障害では見せ場を作ってくれましたね。4年の関東インカレ1部では、3位と表彰台に上がっています。

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