4年生特集 山梨学院大学:上田 健太 ~悪夢の箱根から復活へ導く~

4年生個別特集、続いては山梨学院大学の上田 健太について高校時代~大学4年間を振り返っていきます。中学時代から世代トップを争ってきた選手の1人であり、大学でもチームのエースとして活躍を続けています。

 

高校時代

中学時代に全国トップクラスだった選手が揃った山梨学大付属高校時代、その中心にいたのは上田でした。高1では国体3000mに出場、しかし予選で9分14秒の13位、まさかのブービーに沈んでしまうことに。駅伝シーズンでは都大路で7区10位とまずまずの走りを見せたものの、ルーキーがズラッと揃ったチームではやはり苦しく、総合24位という結果に。続く都道府県対抗では1区を任されますが区間32位という結果に終わりました。

 

高校2年時、インターハイには出場できず、国体5000mもダブルエースの1人である市谷に譲ることに。トラックシーズンでは目立った活躍は出来ませんでした。しかし、都大路では最長区間の1区を任されると区間19位とまずまずの走り、都道府県対抗でも1区を任されて区間26位で走っています。2年生で台頭してくる選手も多い中、1,2年時は苦しむことが多かったですかねえ。

 

そして迎えた高校3年時、インターハイ5000mでは14分30秒で予選を2位通過すると、本戦でも14分16秒をマークして7位入賞を果たすことに。トラック最高峰の舞台でついに結果を残しました。国体は2年連続で市谷が出場したことで不出場だったものの、5千では13分58秒をマークして13分台の仲間入り、1万mでも29分3秒を叩き出し、28分台に迫りました。

 

そして最大の見せ場は都大路でしょう。2年連続で1区を任されると、区間賞には後一歩届かなかったものの区間2位の好走、チームもアンカー4人の争いを西山が制して見事に初優勝を飾りました。上田にとってもベストレースの1つだったのでは。続く都道府県対抗では3年連続の1区で13位ともう一歩の走りでしたが、高校3年時に再び世代トップクラスにまで返り咲きました。

 

~大学時代

1年生

関東インカレでは早速1万mに抜擢されたものの、ここでまさかの故障となってしまい途中棄権、苦しいスタートとなってしまいました。その影響が大きく、箱根予選、全日本はともにエントリーさえされず、箱根は16人のメンバーにこそ入ってきたものの、当日変更で外されるという悔しさを味わうことに。。。苦い結果に終わったルーキーイヤーとなりました。

 

2年生

復活を遂げたのは2年時、1万mで28分48秒をマークし、高校ベストを更新してきました。これが大学ベストとなっています。しかし、関東インカレでは5000mで14分23秒の22位、1万mでは30分57秒の27位とどちらも散々な結果に終わることに。。。しかし、全カレで1万mに出場すると、29分24秒で15位とまずまずの走りを披露しました。

 

そして迎えた駅伝シーズン、3大駅伝デビューとなった出雲で4区2位と好走すると、全日本では主要区間の4区で7位とこちらもまずまずの走り、箱根でも3区7位で走り主要区間でも安定した結果を残してきました。上尾ハーフでは63分35秒をマークし、持ちタイムも伸ばしてくることに。1年時が苦しかっただけに、2年時に復活&さらなる飛躍を遂げたのは良かったですね。

 

3年生

さらなる活躍を見せたのが3年時、関東インカレ1万mでは29分11秒で4位、初の入賞を果たしました。続くハーフでも65分59秒で5位とダブル入賞、チームもトリプル入賞を果たすなど山梨学院が関東インカレ長距離で大活躍でした。全日本予選でも3組2位とこれまた安定の走りでトップ通過に貢献、充実のトラックシーズンとなりました。

 

全カレでも2年連続の1万mで8位とこれまた入賞を果たすことに。さらに5千では13分56秒と高校ベストを2秒更新してきました。駅伝シーズンでは、出雲で1区3位、全日本でも1区6位と主要区間で前年度以上の活躍、総合でもそれぞれ2位、3位と好成績を収めるチームにおいて、大事なスターターの役割を果たしました。

 

上尾ハーフでは62分1秒という見事なタイムで大学ベスト、そして迎えた箱根、体調不良者が複数出てしまう苦しい布陣の中、山上りの5区を任されて7位という結果は本人にとっても満足のいかないものだったかなあ。チームも総合17位に沈んでしましました。

 

4年生

関東インカレではハーフにのみ出場したものの11位、2年連続の入賞とはなりませんでした。その後は記録会自体もあまり出ておらず、充実のトラックシーズンだった昨年度と比べると、チームも上田もあまり元気が無いのが気になるところですね。全カレも出場していません。

 

箱根シード落ちということで、1年時はエントリーも無かった箱根予選にまずは挑むことになります。今回はチームのエースとしての走りが求められるところですし、日本人トップ争いに絡むような走りを見せて欲しいですね―。ちょっと選手層の薄さが心配になるだけに、大きな貯金を期待したいところ。

 

そして、前回結果を残した全日本、惨敗に終わった箱根と続くことになります。高校時代も最終学年で都大路優勝という最高の結果を残していますし、大学でも最終学年で本人もチームも大いに活躍してほしいものです!!


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