第56回(2024年) 全日本予選戦力分析 立教大学
6月23日(日)17:30より全日本予選が行われます。本日からは大学ごとに全日本予選における戦力分析を行っていきます。全大学を取り上げる時間も気力もないので、通過争いに絡んできそうな10大学くらい取り上げられれば。全部取り上げないとというのが正直かなりの負担なのでご承知おきください。最初は立教大学になります。前回出場した8人中6人が残っていますが、1組20位だった吉屋、3組22位だった山本の2人が外れています。他はある程度主力どころがエントリーされています。
大学名 | 名前 | 学年 | 5千ベスト | 1万ベスト | ハーフ換算 |
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立教大学 | 林 虎大朗 | 4年 | 13:49.74 | 28:49.09 | 01:03:46 |
立教大学 | 稲塚 大祐 | 4年 | 13:57.90 | 28:49.55 | 01:03:48 |
立教大学 | 安藤 圭佑 | 4年 | 14:13.95 | 29:13.26 | 01:03:59 |
立教大学 | 山口 史朗 | 4年 | 14:08.07 | 29:35.36 | 01:06:04 |
立教大学 | 中西 洸貴 | 4年 | 14:09.29 | 29:55.26 | 01:03:55 |
立教大学 | 馬場 賢人 | 3年 | 13:57.65 | 28:40.67 | 01:02:35 |
立教大学 | 國安 広人 | 3年 | 13:59.60 | 28:53.80 | 01:02:07 |
立教大学 | 永井 駿 | 3年 | 14:06.74 | 29:22.65 | 01:04:41 |
立教大学 | 小倉 史也 | 3年 | 14:09.27 | 30:11.88 | 01:06:10 |
立教大学 | 高田 遥斗 | 2年 | 14:21.78 | 29:53.53 | |
立教大学 | 木島 陸 | 2年 | 14:22.76 | 30:20.51 | 01:05:54 |
立教大学 | 鈴木 愛音 | 1年 | 14:13.99 | 29:49.15 | |
立教大学 | 山下 翔吾 | 1年 | 14:08.31 |
今回のエントリータイムは20大学中18位とかなり下位となっています。ただ、上位8人の1万m平均タイムは29分9秒、私がDB管理している17大学中12位となり、さすがに18番手の実力ではないです。持ちタイムでとびぬけた選手はいませんが、馬場、林、稲塚、國安と28分台ランナーが4人揃っていますし、29分台も6人揃っています。
全日本予選の出場選手予想は以下の通りです。
1組:安藤④、山下①
2組:中西④、永井③
3組:稲塚④、林④
4組:馬場③、國安③
最終組は馬場、國安のダブルエースに任せるのが良いでしょう。これまでの実績も豊富ですし、関東インカレ1万にも出場していたのがこの2人ですからね。前回も馬場が3組、國安が4組を走っている経験もありますしここは盤石かな。
3組は稲塚と林、稲塚は関東インカレハーフで5位入賞を果たしたという圧倒的な実績に1万で28分台のスピードもあります。全日本予選はエントリー自体初ですが、箱根も含めた勝負レースで結果を残していることを考えると3組での起用もありそう。林は前回2組12位と好走、関東インカレ5000mでも10位と好結果を残していますからね。関東インカレで結果を残した2人に託すのが良さそう。
2組は中西と永井、中西は関東インカレハーフで12位と結果を残しています。1年の全日本予選以来のエントリーとなりますが、3年ぶりの出場を果たす可能性も十分にありそう。永井は1年時に1組15位で走っている実力者。2年時は姿をあまり見せませんでしたが、今回エントリーされたのであれば是非とも出場してほしい選手です。
1組は安藤と山下、安藤は前回1組5位と好走している選手、2,3組の起用もあり得ますが前回の再現を期待ということで1組としています。ルーキーも1人は起用したいところで山下は早速5千でベストを更新し関東インカレ5000mにも出場、負担の少ない1組で見てみたいです。
ルーキーは先月1万で好走した鈴木が出場してもおかしくないですし、関東インカレ5000mに出場した山口も候補に入ってきそう。最終組はある程度勝負出来そうですが、スーパーエースを抱える大学に比べるとエース力は厳しそうなだけに、3組終了時でボーダーよりもある程度上でないと通過は厳しそうかな。その一方で1~3組は十分勝負出来そうな布陣が組めそうです。山本がいないのは非常に痛いですが、それはもう仕方ないですからね。
前回は8位の次点であと一歩届かず…全日本初出場を逃しました。今回こそに賭ける思いは強いでしょう。ただ今回は箱根シード校にシード落ちの大学も持ちタイムの良い大学がずらっと揃っていることを考えると、現状ボーダーよりはやや下かなあという印象でもあります。8~10位くらいかなあと。箱根シード校ほどの総合力はないですし、逆に予選会校は留学生を抱えている大学も多くてエース力がありますからね。
最終組を中位で粘ってもらうのは最低限として、1~3組もいかに崩れることなく稼ぐ選手が出てくるかですね。前回は30位以下が一人もおらず、6人が20位以内で走っていますがそれでも通過には至らずでした。1桁が1組6位の安藤しかいなかっただけに、チーム全体で組順位を少しでも上げていきたいところ。ハイレベルな全日本予選、突破は決して容易ではないでしょうが高すぎる目標でもないですし、高林新監督を迎えて初の全日本予選、全日本初出場を勝ち取ってほしいです。