第103回関東インカレ(2024) エントリー感想(東京農業、立教)

5/9~12に行われる関東インカレのエントリーが発表されたので、各大学ごとに見ていきます。続いては2部の東京農業大学、立教大学の2校についてです。

東京農業大学
No.氏名出場種目
173梅原 悠良 (1)男子2部 800m 予選4組
男子2部 1500m 予選1組
174田口  豪 (3)男子2部 1500m 予選2組
175田岡 航一 (4)男子2部 10000m タイムレース1組
176原田 洋輔 (3)男子2部 10000m タイムレース2組
177前田 和摩 (2)男子2部 10000m タイムレース2組
178髙山 匠也 (4)男子2部 ハーフマラソン 決勝
179西   樹 (4)男子2部 ハーフマラソン 決勝
181野口 周大 (1)男子2部 3000mSC 予選1組
182生田鼓太郎 (1)男子2部 3000mSC 予選2組
1500m

800mとのダブルでルーキーの梅原がエントリー、3分49秒の資格タイムを有しています。5千でも14分29秒の高校ベストを持っていますし、まずは決勝進出が現実的な目標となるか。田口も同じく3分49秒の資格タイム、去年の12月に5千で14分28秒のベストをマークしており、どちらのタイムも似ていますね。揃っての決勝進出となるでしょうか。

10000m

5千はエントリーがいませんが、その一方で1万はフルエントリーとなっています。ただ、エースの前田は出場しますかね?先日、日本選手権で3位、27分21秒と日本人学生記録を叩き出したばかりですからね。元々日本選手権は出場出来ない予定だったからの関東インカレエントリーでしょうし、個人的には回避してほしいですが、コンディションに問題なく出場すれば日本人トップどころか優勝候補だと思います。


田岡は29分27秒のベストで1組、全日本では8区を走っていますがまだ勝負レースでの実績は乏しいだけにここで一つ結果を残したいところ。原田は28分58秒のベストとタイムは2組では目立ちませんが、学生ハーフでも62分58秒のベストをマークするなどすでにエース格の1人になっていますし、タイム以上の高順位も期待できそう。

ハーフ

西は66分41秒のベストを学生ハーフでマークということでタイム上はあまり目立ちませんし、まだ3大駅伝・予選会のエントリーも経験なしということでさすがに厳しいか。高山は65分7秒のベストを持ち、箱根予選に3年連続で出場しています。ただ、いずれもチーム10番手以降と苦戦が続くだけに関東インカレで結果を残したいところ。

3000m障害

ルーキー2人のエントリーとなりました。野口は9分11秒のベストで5千では14分36秒の高校ベスト、生田は9分4秒のベストに5千では14分24秒の高校ベストを有しています。どちらもタイムで上回る生田は決勝進出も狙えそう。野口はタイム上は厳しいですが、どこまで競えるか。

立教大学
No.氏名出場種目
827大塚 直哉 (3)男子2部 1500m 予選1組
828青木 龍翔 (2)男子2部 1500m 予選2組
829マッキャーン 将人 (3)男子2部 1500m 予選1組
830林 虎大朗 (4)男子2部 5000m 予選2組
831山口 史朗 (4)男子2部 5000m 予選2組
832山下 翔吾 (1)男子2部 5000m 予選1組
833馬場 賢人 (3)男子2部 10000m タイムレース2組
834國安 広人 (3)男子2部 10000m タイムレース2組
835中西 洸貴 (4)男子2部 ハーフマラソン 決勝
836稲塚 大祐 (4)男子2部 ハーフマラソン 決勝
840瀬川 航平 (2)男子2部 3000mSC 予選2組
841中田 紫音 (4)男子2部 3000mSC 予選3組
842原田 颯大 (2)男子2部 3000mSC 予選1組
1500m

大塚は3分47秒の資格タイムにベストは3分44秒と今回エントリーメンバーでも上位のタイムを持っています。ベストに近い走りができれば決勝進出どころか入賞も十分狙えるが、どこまで力を発揮できるか。マッキャーンは3分48秒の資格タイムに3分46秒のベストとこちらも決勝進出が狙える資格タイムとなっています。ルーキーの青木は資格タイムもベストも3分44秒とハイレベル、立教は1500mで結果を残す選手が多いですし、今回も存在感を示せるか。

5000m

14分8秒を持つ4年の山口は3年時は3大駅伝・予選会のエントリーはありませんが、5千は14分8秒を2度マークしていますし、2部でもハイレベルな5000mにどれだけ食らいつけるか。林は資格タイムこそ14分1秒ですが、ベストは13分49秒、3大駅伝・予選会の経験も豊富ですし今回も決勝進出を狙いたいところ。山下は14分8秒のベストを持つ期待のルーキー、大学で早速ベストを更新しているのも頼もしいですし、いきなり決勝は厳しいかもしれませんが、今後が楽しみな選手です。

10000m

28分51秒を持つ馬場と28分53秒を持つ國安とエース格の2人がエントリー。ともに2組に入ってきました。馬場は箱根でも3区8位と快走を見せており、勝負レースで強さを見せています。國安は2年連続で箱根2区を走っているエース。ともにこのタイム以上の力はあるでしょうし、関東インカレでのベスト更新、そして好順位に期待したいです。

ハーフ

中西はハーフで63分55秒のベストを今年マーク、3大駅伝・予選会は1年の全日本予選以来ありませんが、最上級生となって再び出場するためにもここで結果を残したいところ。稲塚は63分53秒のベストながら5千で13分台、1万で28分台のベストを持ち、箱根でも8区11位で走っていますからね。ある程度上位に入ってきてもおかしくない力があります。

3000m障害

瀬川は9分12秒のベスト、5千や1万でも目立った走りは出来ていませんし、さすがに決勝進出は難しそう。中田は9分3秒のベストを持っています。5千、1万ではなかなかタイムを伸ばせておらず、前回も予選11位ということを考えるとなかなかに厳しそう。原田は9分2秒の資格タイムにベストは8分58秒を持っていますが、こちらも前回は予選8番手で予選落ちということで、5種目の中でも最も苦戦が予想されるのがこの3000m障害かも。

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