第103回関東インカレ(2024) エントリー感想(帝京、東京国際)

5/9~12に行われる関東インカレのエントリーが発表されたので、各大学ごとに見ていきます。続いては2部の帝京大学、東京国際大学の2校についてです。

帝京大学
No.氏名出場種目
784花井日友雅 (2)男子2部 1500m 予選1組
785辻本 桜寿 (1)男子2部 1500m 予選2組
男子2部 3000mSC 予選3組
786島田 晃希 (3)男子2部 5000m 予選1組
787福島 渉太 (4)男子2部 5000m 予選2組
788楠岡 由浩 (2)男子2部 5000m 予選1組
789山中 博生 (4)男子2部 10000m タイムレース2組
790小林 大晟 (4)男子2部 10000m タイムレース2組
791原  悠太 (2)男子2部 10000m タイムレース1組
792尾崎 仁哉 (3)男子2部 ハーフマラソン 決勝
793廣田  陸 (2)男子2部 ハーフマラソン 決勝
794高島 大空 (4)男子2部 ハーフマラソン 決勝
796林  叶大 (4)男子2部 3000mSC 予選1組
798西田龍希亜 (1)男子2部 3000mSC 予選2組
1500m

花井は資格タイムこそ3分53秒ですがベストは3分50秒、5000mのタイムは目立ちませんが長い距離ではタイムを伸ばしていますし、決勝進出を狙いたいところ。ルーキーの辻本は3分47秒のベストに3000m障害での実績は豊富とトラックでの強さは高校時代から抜群。いきなり決勝進出、そして入賞してもおかしくない期待のルーキーです。

5000m

島田は13分56秒のベストを先月マーク、全日本6区8位、箱根で8区8位と勝負レースでも安定しているのが魅力です。今回も決勝進出は十分狙えそう。楠岡は前年度は目立った走りは見せられませんでしたが、高校時代の実績はトップクラス、学生ハーフで63分50秒をマークするまでになっています。またトラックでもその強さを発揮してくれれば。福島は故障に苦しんだ3年時から今年度は5千で13分台、1万で28分台のベストをマークして復活、3人とも13分台のベストを持ち、揃っての決勝進出や誰かが入賞してもおかしくない選手が揃いました。

10000m

原が1万で29分7秒のベストで唯一1組での参加ということに。トラックのタイムを着実に伸ばしてきています。1組ならば上位に入っていきたいところ。小林、山中の2人は揃っての2組。小林は箱根9区3位と快走を見せており、ベストも28分43秒を持っていますからね。上位争いに絡んできてほしい。山中はエースの1人で全日本2区6位、箱根でもエース区間の2区を走っています。最もポイント獲得するチャンスがあるのは山中だと思いますし、エースの走りを見せてくれれば。

ハーフ

尾崎は長い距離で実績を積み重ねており、ハーフも63分23秒のベストを有しています。箱根でも重要区間の5区を担っていますし、長い距離の強さを関東インカレでも見せてくれれば。廣田は63分17秒と3人の中でトップタイムを学生ハーフでマークしました。1年目からハーフを複数経験しているのも強みです。高島は63分29秒のベストを持ち、箱根予選にも出場しています。3人揃ってハーフで63分30秒切りのベストを持っているのは強みですし、1人でも多く入賞争いに加わってきてくれれば。

3000m障害

林は9分5秒のベストとタイムは目立ちませんが、前回はトップ通過で決勝進出、9位と入賞あと一歩に迫りました。ベストはその9位でのタイムですし、今回は入賞を果たしてほしい。ルーキーの西田は9分0秒のベストを有しており、いきなりの決勝進出、そして入賞も期待できる選手です。最も有力なのはルーキーの辻本、8分46秒というベストをすでに高校時代にマーク、タイムだけではなく実績も十分です。優勝候補の1人ですし、正直いきなり優勝しても驚きは無いです。

東京国際大学
No.氏名出場種目
539松尾 悠登 (2)男子2部 1500m 予選1組
540小柴裕士郎 (1)男子2部 1500m 予選2組
541井口 愁斗 (1)男子2部 1500m 予選1組
542山岸 柊斗 (4)男子2部 5000m 予選2組
543冨永 昌輝 (4)男子2部 5000m 予選1組
544菅野裕二郎 (3)男子2部 5000m 予選1組
545大林 洸己 (4)男子2部 10000m タイムレース1組
546佐藤 榛紀 (4)男子2部 10000m タイムレース2組
547木村 海斗 (4)男子2部 10000m タイムレース2組
548川内 琉生 (3)男子2部 ハーフマラソン 決勝
549久保 遼人 (2)男子2部 ハーフマラソン 決勝
550山本 泰輝 (4)男子2部 ハーフマラソン 決勝
551中山 拓真 (3)男子2部 3000mSC 予選2組
552岩本 偲遠 (1)男子2部 3000mSC 予選3組
1500m

松尾は前回5位に入っている実力者、3分45秒のベストを持っていますし、2年連続の入賞はもちろん上位入賞を果たしてほしいです。ルーキーの井口は3分49秒とすでに3分50秒切りのベスト、5千は14分30秒と目立ちませんがスピードはありますし、1年目からの活躍もあり得ます。もう1人もルーキーの小柴、3人とも下級生となっています。3分48秒のベストに5千も今年度14分1秒をマークするなど好調、3人揃っての決勝進出やダブル入賞も狙える楽しみな選手が揃いました。

5000m

山岸は13分58秒のベストを有していますが、前回の箱根予選はチーム11番手に沈むなど勝負レースでは苦戦、まずは決勝進出が現実的な目標か。冨永は13分57秒のベストに3大駅伝では1区を経験しています。勝負レースでは安定した走りを続けていますが、5千の距離でも強さを見せられるか。菅野は13分51秒のベストにハーフでは62分25秒を今年マークするなど復活を果たしました。高校時代はトラックの勝負レースで結果を残していますし、3年となった今回も強い走りを見せられるか。個人的には菅野に最も期待しています。

10000m

29分18秒のベストを持つ大林が唯一の1組、まだ3大駅伝・予選会の出場はありませんがハーフで63分36秒を今年マークするなど伸びてきている選手、1組上位の走りを走りを見せてほしい。木村は28分38秒のベストに全日本で1区7位で走るなど結果を残しているのも強みですね。関東インカレでも十分期待出来そう。佐藤榛は28分13秒というタイムに全日本でも3区5位と快走、タイムも実績もハイレベルで入賞するとすれば佐藤榛が最も期待出来そう。

ハーフ

川内が63分2秒というベストに箱根予選ではチーム2番手と勝負レースでも結果を残しています。3人の中で最も実績があり、入賞争いに絡んでほしい。久保は前年度いきなり1万で29分1秒、ハーフで63分37秒をマークした期待の2年生、まだ3大駅伝・予選会のエントリーさえありませんが、今年度は一気に主力となっていって欲しい期待感があります。関東インカレから存在感を示してくれれば。山本は63分38秒を学生ハーフでマーク、箱根予選ではチーム9番手と苦しい走りでしたが、長い距離の方が強いですし今回も好走してほしい。

3000m障害

中山は9分11秒と資格タイムは目立ちませんがベストは8分55秒、高校ベストは14分8秒ながら大学では苦戦が続きもう3年生となりました。今回のレースが復活のきっかけとなってくれれば。ルーキーの岩本は9分12秒のベスト、5千の高校ベストは14分34秒となっており、タイムを見る限りは決勝進出争いは厳しそう。

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