第103回関東インカレ(2024) エントリー感想(日体、法政)

5/9~12に行われる関東インカレのエントリーが発表されたので、各大学ごとに見ていきます。続いては1部の日本体育大学、法政大学の2校についてです。

日本体育大学
No.氏名出場種目
641高村比呂飛 (4)男子1部 800m 予選2組
男子1部 1500m 予選2組
643岩崎 壮也 (4)男子1部 1500m 予選1組
644富永 椋太 (4)男子1部 1500m 予選2組
男子1部 5000m 予選2組
645平島 龍斗 (3)男子1部 5000m 予選1組
646田島 駿介 (3)男子1部 5000m 予選2組
647分須 尊紀 (4)男子1部 10000m 決勝
648浦上 和樹 (3)男子1部 10000m 決勝
649住原 聡太 (4)男子1部 10000m 決勝
650植松 孝太 (4)男子1部 ハーフマラソン 決勝
651石川 龍芽 (4)男子1部 ハーフマラソン 決勝
652山口  廉 (4)男子1部 ハーフマラソン 決勝
1500m

前回優勝を果たしている高村が連覇を狙います。3分42秒のベストにラストの強さ、勝負レースでの実績も豊富ですし、今回も優勝候補筆頭となるか。さらに3分50秒のベストを持つ岩崎、3分48秒を持つ富永と4年生トリオでのエントリー。岩崎は長い距離でやや苦戦中、富永は箱根6区14位、5千では先月13分45秒のベストを先月マークしています。そのスピードを1500mでも活かせれば、上位に入ってくることも可能です。岩崎も最後の関東インカレで決勝進出を狙いたいところ。

5000m

富永は先述の通り5千で好タイムをマークしており、こちらは決勝進出はもちろん入賞争いに絡んできてほしいところ。残る2人は田島、平島の実力派3年生コンビ、田島は14分17秒とタイム上は苦しいですが箱根では7区9位と大舞台でも結果を残している実力者、平島は13分53秒のベストを今年度マーク、こちらもまずは決勝進出が現実的な目標となるか。

10000m

浦上は29分15秒のベストながら前回大会はハーフで5位入賞を果たした実績を誇ります。前回はサプライズでの入賞でしたが、1万で強さを見せられるか。住原は28分54秒のベストに箱根では10区6位と結果を残している選手、トラックよりもロードの方が実績がありますが、ここでも好結果を期待したいです。分須は28分59秒のベストに5千で13分53秒を先月マーク、3000m障害の実績が豊富ですが今回は1万にエントリーしてきましたね。前回の箱根では8区2位と会心の走りを見せただけに、今回も同様の活躍を見せてくれれば。力のある選手は揃いますが、入賞となるとさすがに厳しそうか。

ハーフ

石川は64分12秒のベストを3月にマークするなど徐々に力をつけてきて、関東インカレ出場を勝ち取りました。最後の関東インカレでも好結果を残してくれれば。植松は高校ベストが14分5秒ながらも大学ではやや苦戦、それでも2度箱根予選に出場し、ハーフも64分8秒までタイムを伸ばしています。山口は62分10秒のベストに箱根予選チームトップ、箱根では2区に起用されるなどエース格の1人となりました。前回は7位入賞を果たしていますが、それ以上の順位を期待。ハーフも全員4年生の布陣、山口の快走はもちろん、石川・植松の4年生の意地にも期待したいです。

法政大学
No.氏名出場種目
429武田 和馬 (4)男子1部 5000m 予選2組
男子1部 10000m 決勝
430大島 史也 (3)男子1部 5000m 予選1組
431清水 郁杜 (3)男子1部 10000m 決勝
432矢原 倖瑛 (3)男子1部 10000m 決勝
433小泉  樹 (4)男子1部 ハーフマラソン 決勝
434行天 陽虹 (3)男子1部 ハーフマラソン 決勝
435野田 晶斗 (2)男子1部 ハーフマラソン 決勝
442林  祐正 (2)男子1部 3000mSC 予選1組
443湯田陽平兵 (2)男子1部 3000mSC 予選2組
5000m

エースの1人である武田が13分53秒のベストを持ち、箱根では6区区間賞を獲得するなど勝負レースの実績はチーム内でトップクラス、トラックでも結果を残せるようになりましたし、エースの走りを関東インカレでも見せてほしい。大島は13分50秒のベストを持つ大島は前年度復活の走りをトラックで見せてくれました。トラックの強さはチーム内でもトップクラスですし、武田と揃っての決勝進出、そして2人とも入賞争いに加わってほしいです。

10000m

武田が5千とのダブルエントリー、今回は1部も5千で予選があるので決勝に進めば4日で3レース、20km走るというハードスケジュールです。武田は1万で29分6秒と持ちタイムは目立ちませんが、実績は先述の通り豊富ですし、5千よりも勝負するのであれば1万かも。清水は29分3秒のベスト、箱根では8区9位と結果を残しています。長い距離でタイムを伸ばしていますが、トラックでも好走を見せてくれれば。矢原は1万で28分54秒のベストに箱根では7区9位、主力としてさらなる飛躍が期待される実力者です。トラックよりもロードの方が強そうな3人ですが、1万でどれだけ勝負出来るか。

ハーフ

行天はハーフで63分55秒のベスト、前年度グッと力をつけてきた選手です。関東インカレでどんな走りを見せてくれるか。野田は学生ハーフで63分17秒をマーク、箱根でも3区に1年目から起用されていますからね。今年度はエース級への飛躍を期待される選手ですし、入賞争いに絡んでいって欲しい。小泉は故障さえなければエース格の1人、箱根では4区12位で走っています。63分32秒のベストとタイムはそれほど目立ちませんが、最も入賞する可能性が高いのはこの小泉かも。

3000m障害

林は9分3秒のベストを持ち、前回も出場していますが予選で13位と苦しい走りになりました。ハーフで64分台をマークするなど長い距離でタイムを伸ばしていますし、前回からどれだけ順位を上げられるか。湯田は8分52秒のベストに前回は9位と入賞にあと一歩と迫る走りを見せています。日本インカレでは6位入賞を果たしていますし、今回は入賞はもちろんさらなる上位入賞を期待。

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