第74回(2024年) 丸亀ハーフ結果 ~東国大のエティーリが学生記録を更新~

日本屈指の好記録が出る大会として有名な丸亀ハーフが本日行われましたので、大学ごとに自己ベストを出した選手を中心にレース結果を振り返ります。神奈川ハーフもありましたので、そちらも合わせて見ていきます。丸亀ハーフ結果はこのようになっています。

青山学院大学

エースの黒田が61分39秒でチーム2番手のタイムに。箱根2区区間賞ですし、まだまだタイムは狙えますよね。どこまで狙うか次第かな。塩出も61分54秒でチーム3番手のタイムをマークしています。2人走って揃って61分台というのが良いですね。神奈川ハーフでは平松が63分30秒のベスト、中村が64分12秒、大須賀が64分24秒、熊井が64分34秒、徳丸が64分36秒、佐藤有が64分43秒と下級生を中心に64分台で走った選手が多かったですね。

駒澤大学

エースの篠原が61分4秒で日本人トップの走り、膝に違和感があるという話でコンディションは前回よりも良くなかったですかね。これでサードベストというのも日本人トップは譲らないのもさすがです。伊藤が61分16秒をマークしてチーム2番手に。ベストも3分近く更新しています。元々主力の1人でしたが、ここにきて一気にエース級になってきたかも。さらに神奈川ハーフでは森重が63分14秒で3位に入る快走、1万以上の距離が初めてでこの走りは来年度が楽しみになります。

城西大学

山中が61分54秒でベストを2分以上も更新、チーム2番手のタイムとなりました。大学ラストレースで有終の美を飾ることに。久保出が63分58秒でベストを24秒更新、浅井が64分15秒でベストに5秒届かずもセカンドベストとなっています。

東洋大学

緒方が初ハーフで61分42秒の快走、チーム2番手のタイムとなりました。駅伝シーズンになってから緒方の活躍が止まらないですね。小林も62分34秒でベストを1分8秒更新、チーム3番手のタイムとなっています。さらに来年度入学予定の内堀が64分20秒をいきなりマーク、高3にしてハーフの距離に対応出来ていることを見せました。

國學院大學

神奈川ハーフでは木村が63分10秒でベストに6秒届かずもセカンドベスト、2位に入る快走でした。さらに青木洸が63分22秒で1秒ベストに届かずもセカンドベスト、渡辺が63分35秒、中川が63分43秒でともにベストと神奈川ハーフでは國學院の強さが目立ちました。

法政大学

丸亀ハーフでは大島が63分34秒、行天が64分29秒でともにベストをマーク、神奈川ハーフでは湯田が64分15秒、矢原が64分16秒、武田が64分18秒、永島が64分21秒で湯田、永島がベストをマークと練習の一環という話だったと思うのですが、良い走りを見せています。さらに加藤優が64分30秒、清水が64分57秒、林が65分0秒で走っています。

創価大学

吉田凌が61分58秒でチーム2番手のタイムをマーク、さらに石丸が62分31秒でチーム5番手と主力が順当にタイムを伸ばしています。黒木は64分25秒、石井は66分16秒ということでいずれももう一歩だったか。

帝京大学

ルーキーの大西が唯一丸亀ハーフに出場、63分59秒でベストを1分32秒も更新しています。ルーキーも来年度に向けて存在感を増していって欲しいところ。

大東文化大学

来年度のエースと目される西川が61分55秒でチームトップタイムをマーク、小田が62分9秒で続いたのはちょっとびっくりでした。力をつけていますね。さらに大谷が62分59秒でここまでが62分台、63分台でも10秒の西代、13秒のルーキー棟方、佐々木がセカンドベストで63分36秒と63分台でも良い走りを見せています。64分3秒の庄司、64分25秒の藤原もベストですし、8人中7人がベストで1人がセカンドベストという安定感抜群の走りを見せています。

東海大学

鈴木が唯一丸亀ハーフに出場、62分36秒でベストを22秒更新、チームトップの持ちタイムとなっています。神奈川ハーフでは須藤が65分43秒、下條が66分0秒で走っています。

国士舘大学

丸亀ハーフでは西田が62分50秒でチーム2番手のタイムをマーク、ベストを48秒更新しています。

中央大学

柴田が61分41秒でチームトップタイムをマーク、来年度は一気にエース格になって欲しい選手。溜池が63分26秒でベスト、小田切も64分11秒で走っています。神奈川ハーフでは高沼が62分19秒をマークして優勝、この走りは今日一番の衝撃だったかも。来年度に向けて大きな戦力となりそう。64分台で走った選手も多く、折居が64分53秒、藤田、鈴木が64分57秒、佐野が64分58秒で走っています。

立教大学

國安が62分7秒でベストを1分1秒更新、チームトップのタイムとなりました。名実ともにエースですね。馬場が63分30秒、中西が63分55秒でチーム7番手のタイム、山本が64分36秒でベストをマークしています。

日本大学

安藤が63分12秒でベストを45秒更新しています。ベストですが箱根を見ればまだまだタイムは伸ばせそう。鈴木が65分39秒、中澤が65分54秒で走っており、こちらはもう一歩だったか。

日本体育大学

山口が62分10秒でベストを14秒更新してチーム2番手、富永が62分24秒でチーム3番手となる好タイムをマークしています。神奈川ハーフでは杉本が65分18秒、犬童が65分33秒で自己ベストをマークしています。

順天堂大学

来年度のエースである浅井が61分9秒で日本人2番手の快走、エースの走りを見せてくれました。持ちタイムでもチームトップとなっています。さらに海老澤が61分49秒でチーム3番手、吉岡が初ハーフで62分25秒、チーム5番手となっています。来年度の持ちタイムではこの3人がトップ3となり、チームを牽引する存在となりそう。森本が63分34秒、児島が64分39秒と丸亀ハーフ組は全員ベストとなっています。


神奈川ハーフでは、古川は63分33秒でチーム10番手のタイムをマーク、児玉が64分0秒、氷見が65分26秒、石岡が65分30秒、金原が66分9秒で児玉はタイですが、全員がベストとなっています。

駿河台大学

東泉が61分40秒でチームトップタイムに。持ちタイムをグッと伸ばしていますね。古橋が63分8秒でチーム4番手、新山が63分19秒のセカンドベスト、岡崎が63分20秒でチーム5番手と揃ってタイムを伸ばしてきました。さらに長田が64分34秒、佐々木が64分38秒でともにベスト、伊藤も64分53秒と上々の結果となりました。

中央学院大学

近田が62分8秒でチーム2番手のタイムに。堀田が62分14秒でチーム3番手となっており、一気にタイムを伸ばしてきました。坂本が62分50秒のベストをマークしたのはちょっとビックリ。チーム7番手となっています。さらに工藤、黒岩がともに63分2秒、黒葛野が63分3秒でチーム8~10番手とハーフの持ちタイムは今年度も来年度も非常にハイレベルとなっています。他にも黒谷が63分53秒、清水が63分54秒、小松が63分59秒のベストをマークしており、63分台でベストをマークした選手が多かったです。

神奈川大学

宇津野が62分12秒をマークしてチームトップタイに。大学最後のレースかな?良い走りを見せてくれました。来年度のエースとなる宮本は62分14秒でチーム3番手、こちらもさすがの走りでした。中原も64分38秒で2秒ベストを更新しています。神奈川ハーフでは中野が63分27秒をマーク、チーム8番手のタイムをマークしました。これが一番びっくりだったかも。

山梨学院大学

丸亀ハーフでは北村が62分52秒でセカンドベストをマークしています。神奈川ハーフでは土器屋が64分55秒でベストを33秒更新、ルーキーの楮本が65分53秒で走っています。

東京国際大学

エティーリが59分32秒という驚異的なタイムをマーク、モグスがもっていた学生記録を16秒更新、これで5千、1万、ハーフの3部門全てで学生記録保持者となりました。まさに歴代最速ランナーです。さらにベットも60分11秒で初ハーフを走ることに。このタイムをマークしてもチーム2番手、トップと39秒あるのが恐ろしい。


日本人では菅野が62分25秒でチーム3番手のタイムを初ハーフでマーク、来年度チームを牽引して欲しい選手です。チームを牽引してきた4年の村松は63分9秒とまずまず、大林が63分36秒でチーム7番手、ルーキーの久保が63分37秒のチーム8番手で走ったのは収穫だったか。

専修大学

大和田が63分37秒でチーム4番手、福田が63分53秒でチーム7番手と揃って63分台でのベストをマークしています。64分台のベストを持つ選手が多かったですが、63分台も徐々にふえてきましたね。藁科は65分19秒のセカンドベストということでこちらはもう一歩だったか。

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