青山学院大学 2023年度 出雲・全日本振り返り⇒箱根に向けて

続いては青山学院大学について、出雲・全日本の結果を振り返りつつ、箱根への展望も書いていきます。出雲・全日本結果はこのようになっております。出雲は良い区間と悪い区間の差が激しくて苦戦し5位、全日本は大崩れする区間は無し、2位争いを最後に制したのはさすがでした。

出雲振り返り

1区の野村は区間7位、ちょっと先頭につきすぎたのが影響したのか、先頭と39秒差の7位と苦しいスタートとなりました。しかし2区の黒田が区間賞タイの素晴らしい走り、出雲で最も収穫のある走りとなりました。3区の一世も区間4位と決して悪い走りでは無かったのですが、ここで先頭と1分11秒もの差が開いてしまい、優勝が厳しくなりました。青学としてはここで差を詰めたかっただけに誤算だったか。


1年の全日本以来の3大駅伝出場となった4年の山内が4区区間賞の走りを見せたのも良かったですね。なかなか出番がない中でスピードを磨き続け、出雲出場を勝ち取っての快走でした。5区の鳥井は区間10位と6区間でも最も苦しい走りに…ルーキーながら5千で13分36秒をマークして出雲出場を勝ち取りましたが、ほろ苦い3大駅伝デビューとなりました。6区の鶴川は区間8位、何とか総合5位は8秒差で守りましたが、非常に期待値が高かっただけに予想外に苦しい3大駅伝デビューとなってしまいました。

全日本振り返り

1区に若林が起用されたのもびっくりしましたが、CM明けに若林が抜け出していたのにはもっとびっくりしました。ここまで積極的な走りを見せるとは…結果として先頭と8秒差の8位は決して悪い走りでは無かったですね、あのまま逃げ切れる可能性もありましたし。2区の黒田は区間新&区間2位の快走、圭汰とも8秒差でしたし、もう今年度のエースは黒田なのでは?と思うほどに期待感を抱かせる走りでした。


3区の一世はラストこそ粘りの走りを見せたものの区間8位と順位としては苦しかったですね。ここで先頭と1分の差がついてしまい、優勝が現実的に難しくなってしまうことに。優勝を考えるとなかなかエース級の走りを見せられない状況が続いています。4区の小原も3大駅伝デビューなので仕方ない部分があるとはいえ区間7位、総合でも2→4位と2つ順位を下げています。


5区の山内は区間4位も総合では4→2位と再び2位に浮上しました。暑いコンディションでどうかと思いましたが、心配いらなかったですね。出雲も全日本も安定しています。6区の荒巻も区間3位で総合3位以下との差を広げることに成功、上々の3大駅伝デビューとなりました。小原、荒巻と2人が3大駅伝の経験を積めたのも良かったですね。


7区のエース太田はまだ状態が上がりきっていなかったようですが、それでも区間5位でまとめる安定感はさすがです。箱根にはまた圧巻の走りを見せてくれることでしょう。8区の田中は区間3位でしたが、もうアンカーの役割は2位争いを制するのみでしたし、8秒差をなかなか追いつかせなかったのもラスト勝負を制しての2位もさすがの走りでした。

箱根に向けて

世田谷ハーフ、MARCH対抗戦のいずれも結果を残す選手が多かったのは箱根に向けても期待が持てる走りでしたね。全日本終了時点だと、原監督は1区一世、2区黒田、3区太田、4区田中、5区若林という話をしていましたね。もちろんこの通りになることは無いでしょうが…私は5区若林は主にメンタル面でリスクが高いと思っているので、2区太田、5区黒田の方が安心かなあと。


世田谷ハーフ優勝の鳥井が希望している5区だったり、鶴川が1区で起用出来れば戦略の幅が広がりますが、現状だとこの5人が往路を走ることになりそう。6区は前回1番手だった野村が出雲以降姿を見せていないことを考えても有力候補なのかな。山内も前回は2番手という話でしたし、希望区間として6区を挙げているのもこの2人でした。前回のことを考えるとしっかりと山は複数準備しておきたいところ。


7区以降がやはり卒業生の抜けた穴の大きさを感じることになりそうかなあ。2年連続で一世、岸本らがいたわけですからね…全日本で良かった荒巻、世田谷ハーフ、MARCHがともに良かった倉本、白石、宇田川、さらに下級生を起用するのであれば塩出や平松らの起用もあり得るか。今年度の選手層も厚くなってきただけに、基本的には調子の良い選手が起用されることになりそう。


現実的な立ち位置としては全日本と同様に2位争いだとは思うのですが…そんな2位争いと思われる大学でも120%以上の力を発揮する可能性が最も高いのが青山学院大学なのではないかと。青学は箱根初優勝を果たして以降、2年連続で優勝を逃したことが無いですし、何度も言われている通り今回と非常に似通った状況だった4年前、卒業生の抜けた穴が大きいと言われながらも出雲5位、全日本2位と今年度と全く同じ順位から箱根で優勝を果たしました。


こういった過去のジンクスと全日本後の充実ぶりを見れば箱根優勝してもおかしくないですし、逆に次の箱根で優勝出来なければ、青学の時代は一旦終わるのかなと。私は箱根において連覇を含む優勝&2年連続で優勝を逃していないことを〇〇時代としているので、箱根に限れば青学時代はまだ終わっていないんですよね。箱根初優勝以降、ずっと箱根で見せてきた青学の強さ、再び見せて欲しいです。

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