第103回関東インカレ(2024) エントリー感想(城西、大東)

5/9~12に行われる関東インカレのエントリーが発表されたので、各大学ごとに見ていきます。続いては1部の城西大学、大東文化大学の2校についてです。

城西大学
No.氏名出場種目
172樋口 ワシリー (3)男子1部 1500m 予選1組
173山中 達貴 (3)男子1部 1500m 予選2組
174宮本  凪 (2)男子1部 1500m 予選1組
175林  晃耀 (4)男子1部 5000m 予選2組
176斎藤 将也 (3)男子1部 5000m 予選2組
177ヴィクター キムタイ (3)男子1部 5000m 予選1組
男子1部 10000m 決勝
178平林  樹 (4)男子1部 10000m 決勝
179鈴木 健真 (3)男子1部 10000m 決勝
180久保出雄太 (4)男子1部 ハーフマラソン 決勝
181小田 伊織 (2)男子1部 ハーフマラソン 決勝
182中島 巨翔 (2)男子1部 ハーフマラソン 決勝
186橋本 健市 (1)男子1部 3000mSC 予選1組
187小早川凌真 (3)男子1部 3000mSC 予選2組
1500m

樋口は3分48秒の資格タイムもベストは3分45秒と上位、山中は3分46秒、宮本は3分44秒と持ちタイムの良い選手が揃っていますね。前回入賞した栗原は800mのみの出場ということで、今回1部での戦いにおいて1500mの走りは大事になってきそう。3人とも決勝に進出してもおかしくない選手たちが揃っていますが、中でも宮本の走りが個人的には最も期待しています。

5000m

キムタイ、斎藤のダブルエースに加えて林がエントリー、林も13分51秒のベストに3大駅伝でも結果を残していますからね。ラストの強さがあるのも決勝進出に向けては強みです。キムタイは前年度2部で2冠、優勝を狙うとなると留学生の多い2部の方が難しいくらいですし、優勝候補の1人となります。斎藤も前年度はエースとしてチームを牽引した実力者、ロードに比べるとトラックでの実績はそこまででもありませんが、関東インカレでも強さを見せてほしいところ。

10000m

キムタイ5千との2種目出場、前回1部優勝のムトゥクと並んで優勝候補の1人、1部と2部の前回王者の対戦というのも楽しみです。平林は前回ハーフで4位入賞、1万でも28分49秒のスピードはありますが、入賞争いとなるとさすがに難しいかな。鈴木は1万で29分5秒のベストも前年度は3大駅伝未出場でしたからね。復活の足掛かりとしたいところ。

ハーフ

久保出はハーフで63分58秒のベスト、箱根でも6区13位で走っている実績があります。持ちタイムで3人中最も良いのが小田、63分36秒のベストに箱根では8区を走っています。中島は64分25秒のベストも全日本、箱根はエントリー止まりということで同学年で箱根出場を果たした小田に続いて3大駅伝出場が待たれる選手。今回は比較的主力というよりも長い距離に強かったり今後に期待の選手がエントリーされている印象。

3000m障害

小早川は9分4秒のベスト、タイムとしては目立ちませんが前回7位入賞を果たした際のタイムなんですよね。関東インカレでベスト&入賞を果たしているという実績はやはり魅力的です。連続入賞なるか。ルーキーの橋本もエントリーされていますが、タイムが9分15秒ということでこちらは経験を積ませる場となりそうかな。

大東文化大学
No.氏名出場種目
515大濱 逞真 (1)男子1部 1500m 予選2組
516鈴木 青空 (1)男子1部 1500m 予選1組
517西村 悠誠 (2)男子1部 1500m 予選2組
518中澤 真大 (1)男子1部 5000m 予選1組
519西川 千青 (4)男子1部 5000m 予選2組
520平田  碧 (1)男子1部 5000m 予選1組
521小田 恭平 (4)男子1部 10000m 決勝
522ピーター ワンジル (4)男子1部 10000m 決勝
523棟方 一楽 (2)男子1部 10000m 決勝
524藤原 幹大 (2)男子1部 ハーフマラソン 決勝
525佐々木真人 (4)男子1部 ハーフマラソン 決勝
526西代 雄豪 (4)男子1部 ハーフマラソン 決勝
530戸田 優真 (3)男子1部 3000mSC 予選1組
531福井 陽仁 (1)男子1部 3000mSC 予選1組
532矢嶋 大梧 (1)男子1部 3000mSC 予選2組
1500m

期待のルーキーである大濱は1500mにエントリー、3分49秒の自己ベストですが、5千で13分52秒、1万で28分33秒と高校ベストもハイレベルですし、どちらかに出場すると思っていました。1500mでどんな走りを見せてくれるか。同じくルーキーの鈴木は3分50秒のベスト、5千でも14分19秒を持っています。2年の西村は3分51秒ということで3人とも3分50秒前後のタイムとなっています。決勝進出はともかく入賞となるとなかなか厳しそう。

5000m

エースの1人である西川は前回も9位と入賞にあと一歩という走りでしたし、入賞も期待される実力者です。残る2人は中澤真と平田とルーキー2人を起用、中澤は14分2秒、平田は14分18秒の自己ベストということで西川以外は決勝進出となるとハードルは高そうですが、期待のルーキーの走りにも注目です。

10000m

ワンジルは1万にエントリーされましたね。前年度は箱根予選や箱根で苦戦しましたが…最後の関東インカレ、他の留学生に食らいつく走りを見せてほしいところ。何とか入賞を果たしたいところですよね。小田は28分30秒のベストで箱根でも7区6位と良い走りを見せていますし、棟方も前年度はルーキーながら自己ベストラッシュ、1万も28分43秒まで伸ばしてきました。いずれもエース級ではないですが楽しみな選手たちです。

ハーフ

佐々木は箱根でも10区7位で走っていますし、63分12秒のベストを有している実力者、西代は箱根でも4区と往路を担っていますし、ハーフも63分10秒を有しています。藤原も前年度タイムを伸ばしてきた期待の2年生の1人、ハーフは64分25秒となっています。勝負レースで結果を残した佐々木、西代に今年度の飛躍が期待される藤原という布陣になっています。楽しみですが、入賞となるとなかなかハードルは高そう。

3000m障害

戸田が9分10秒のベスト、5千や1万のタイムも目立つわけではないですし、厳しいレースとなりそうか。残る2人はルーキーで福井と矢嶋、福井は9分7秒、矢嶋は9分2秒となっています。いずれも9分台のベストということで、1人でも決勝に進出できれば上出来かなあ。

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