中央学院大学 2023年度 箱根予選振り返り⇒箱根に向けて

続いては中央学院大学について、箱根予選の結果を振り返りつつ、箱根への展望も書いていきます。箱根予選結果はこのようになっております。前年度は12位で予選落ちとなってしまいましたが、今年度は9位と増枠に頼らず箱根復帰を果たしました。

箱根予選振り返り

エースの吉田が唯一留学生の集団についていって11位、エースの走りを見せて貯金を稼いでくれました。稼ぐべき選手が稼いだのがまず大きかったです。さらに伊藤が27位、近田が53位と続きました。伊藤は持ちタイムは良いのですが箱根予選は過去2度とも100位オーバーとなかなか結果を残せていなかったのですが、今回は素晴らしい走りを見せました。近田も関東インカレハーフで5位入賞している実力者、前回の179位から120位以上順位を上げてきました。


さらに74位の工藤、76位の飯塚、94位の黒岩がチーム4~6番手でここまでが100位以内ということに。工藤も前回の188位から100位以上順位を上げてきて上々の走りでしたし、飯塚も全日本予選で3組4位に続いて結果を残してきたのが良かったです。前回の168位からグッと順位を上げています。黒岩は3大駅伝・予選会は全部エントリーされていますが今回の箱根予選が初出場、それで2桁順位で走ったのは上出来でrしょう。


149位に永野、150位に柴田、205位に坂本、214位に黒谷で7~10番手となっています。6位と7位、8位と9位で少し差が開いてしまうことに。永野はエントリー自体初ですし、柴田も箱根予選は初出場ですからね。この2人が150位付近ならば悪くは無い走りだったかな。坂本、黒谷はともにエントリー自体初の2年生、最低限ではまとめてくれたものの、もう少し上位では走りたかったかな。


11番手の258位に蒲田、12番手の320位に前新城となっており、こちらも箱根予選は初出場、今回は箱根予選で初出場の選手が多かったことも苦戦の要因となりました。そう考えると、箱根予選の経験を積みながらも危なげなく通過出来たのは良かったのかな。

箱根に向けて

箱根に向けてまず最も計算出来るのは2区、吉田の起用が有力視されており27分47秒と駒澤のトリプルエースに次ぐタイムを有しています。本人も66分台を狙うと言っていますし、区間上位での走りが期待されます。さらに伊藤、堀田も1万で28分30秒台のベストをマークしており、2人とも往路を担うことになるかな。個人的には1区伊藤、2区吉田が良いかなと思いますが。ただ、他の往路候補となるとちょっと悩ましいんですよね。


近田、工藤、飯塚といった箱根予選上位の選手はいますが…工藤は2年前に6区4位で走っている選手で、状態が問題なければ6区起用の可能性が高いですし、近田や飯塚は復路の方が合っていそうな気も…ただ、どちらかは往路に起用されることになりそう。個人的に期待したいのはルーキーたち、稲見、前原ともに1万で良いタイムをマークしており、稲見はハーフも62分台のベストで往路で見てみたいですね。5区は黒岩が希望区間として挙げており、箱根予選で好走した選手ですし面白いかも。


復路は基本的に箱根予選に出場した選手たちと往路候補として名前を挙げた選手が中心になってくることでしょう。6区は工藤以外にも蒲田、清水など希望している選手は多そうです。工藤で良いと思いますが…箱根予選メンバー以外では、3年の安藤がハーフで62分17秒とハイレベルなタイムを持っているのですが、姿を見せていませんし厳しいか。井澗、三角などハーフで64分台のベストを先月マークしている選手もメンバー争いに絡んできそう。


箱根で予選で9位通過ということを考えると、その時点では19番手、エース吉田の存在は楽しみですが選手層という点では決して厚くは無いんですよね。往路の1~4区も5人以上から選べるという状況では無さそうですし、5区も未知数ですからね。一方で箱根予選の8~10番手を見ると復路の選手層にも不安があるということを考えると前回の16位というのが一つの基準になってくるかなあ。19位まで崩れる印象はなく15位以内に入ってくる可能性は十分にあると思うのですが、シード争いに加われるかというと厳しそう。まずは往路で上位に喰らいつき、粘り強い走りを見せて欲しいです。

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