國學院大學 2023年度 出雲・全日本振り返り⇒箱根に向けて

続いては國學院大學について、出雲・全日本の結果を振り返りつつ、箱根への展望も書いていきます。出雲・全日本結果はこのようになっております。どちらも2位だった前年度と比べるといずれも一歩及ばなかったものの…それぞれに見せ場のあるレースが出来たのでは無いでしょうか。

出雲振り返り

1区の上原が一度集団から遅れた後に前を追っていく冷静な走り、先頭と21秒差の3位は十分すぎるほどにスターターの役割を果たしました。國學院が出雲・全日本で最も収穫があったのは上原が主要区間で好走するほどに力をつけてきたことでは。一方で2区の青木は区間8位と苦しい走り…今年度の強さを考えるとちょっとらしく無かったかなあ。3区の伊地知は区間5位、伊地知ならばもっと上位で走れそうな気もしますが、最低限ではまとめてくれたかな。


4区の山本が区間6位タイ、つなぎ区間に起用されているということもあって万全では無かったですね。崩れることは無いものの、なかなか浮上する区間も作れない状況となっています。5区の高山が区間4位で走ったのも1区上原同様に収穫でした。今回のメンバーだと6番手かなと思いましたが、主力と遜色ない走りを見せています。


6区の平林は区間4位、最後に1つ順位を上げて総合でも4位でのフィニッシュとなりました。1~6区までずっと3~5位の間、優勝候補の一角でベストメンバーだったことを考えるとやや物足りなかったかなあ。コンディションが万全では無かったので仕方無いところもありますが。

全日本振り返り

1区に起用されたルーキーの後村が区間6位、先頭と7秒差と見事な走りを見せました。高校時代からロードで強さを見せていましたが、全日本でもその強さを存分に見せてくれました。新戦力がすぐに結果を残したのが大きいです。しかし、2区の山本が区間11位タイ、出雲・全日本となかなか山本がらしい走りを見せられていないんですよね。箱根に向けても一番気がかりかなあ。総合でも6→10位とシード圏外に下がってしまいました。


そんな中で再び快走を見せたのが3区の上原、区間3位の走りで総合9位も前との差をグッと縮めました。上原は出雲1区に続いて主要区間での快走ですし、もう完全にエースの1人となりました。4区の高山が出雲に続いて区間4位の好走、9→6位と3つ順位を上げてシード圏内に入ってきました。出雲、全日本と区間4位で走っている安定感は前年度の藤本を思い出させますね。


5区の青木は区間3位、2年連続5区区間賞とはならなかったですが、出雲からはしっかりと立て直してきたのは良かったですね。総合でも6→3位に浮上しました。6区の嘉数は3大駅伝デビュー戦でしたが区間5位としっかりとまとめてきました。3~6区を2年生の4人が揃ったのも熱かったですし、全員が区間5位以内で走ったのも良かったです。


7区の平林は素晴らしい走りで区間賞、ずっと競っていた中央の湯浅に総合では1秒及ばなかったものの、区間タイムでは4秒上回って3大駅伝初の区間賞をエース区間の7区で獲得しました。國學院の3大駅伝優勝にはエースが優勝候補のエースと互角以上に渡り合える必要があると思っていますが…平林がそういう存在になってきました。8区の伊地知も積極的な走りで前を追っていき、最後の最後まで2位争いに喰らいつき総合3位、2位には5秒届かなかったものの区間2位の走り、3年連続で最長区間の8区を2位以内で走るのは凄すぎます。

箱根に向けて

箱根での目標は3位以内とはなっていますが、それは最低限で狙うは優勝のみでしょう。往路は前回走っている青木瑠、平林、山本、伊地知に今年度エース級の活躍を見せる上原でもう5人揃ってしまいます。最大の注目は5区を誰が走るかですね。前回走った伊地知、候補と言われていた平林といったエース級を起用するのか5区を希望する佐藤になるのか、それとも前回箱根経験者以外を起用するのか…


優勝を狙う大学、3位以内を狙う大学はどこも5区で実績のある選手が揃うだけにこの人選が気になります。3位以内を狙うのであればエース級を、優勝のみ狙うのであればエース以外に任せたいところかな。前回同様に5区伊地知だとしても、例えば1区上原、2区平林、3区山本、4区青木瑠なんて強力な布陣が組めますし、佐藤が5区ならばエース級を復路に残せるので大きいです。


もう1つ気になるのは6区ですね。監督はかなり自信がありそうでしたが…前年度6区希望としていた嘉数や今年度6区希望の後村あたりが候補になってくるのかな?どちらも全日本で好走しているというのも好材料です。復路は高山の存在がまず大きく、個人的には9区で見てみたいかなあ。他の選手はもう競争が非常に激しそう。ルーキーは吉田、辻原が62分30秒前後でとも上尾ハーフを走っており16人どころか10人に入ってもおかしくない状況。


4年では瀬尾が62分台のベストをマークしてアピール、3年は板垣、鶴が63分1桁で走っていますし、2年は鎌田が62分台のベストをマークしました。ハーフで63分切りの選手だけで10人揃えることも出来ますし、16人の争いも10人の争いも非常に熾烈になりそうで全大学で最もハイレベルなメンバー争いとなるかもしれません。


選手層はもう優勝出来るだけの戦力が揃っていますので、後は前からブログでも取り上げている通り、エース区間と山で優勝候補と互角以上に渡り合えるかどうかですね。後は今回の箱根にどれだけ賭けられるか。来年度の方が相対的に優勝する可能性は高いですが、優勝を狙える時に勝たないとそのチャンスが次にいつ来るか分からないのが箱根駅伝の怖さですから。次に箱根で初優勝するのは國學院大學だと期待していますが、次の箱根で達成出来るのか楽しみです。

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