駿河台大学 2023年度 箱根予選振り返り⇒箱根に向けて

続いては駿河台大学について、箱根予選の結果を振り返りつつ、箱根への展望も書いていきます。箱根予選結果はこのようになっております。箱根予選で最も予想外の予選落ちが東京国際大学ならば、予想外の通過がこの駿河台大学だったか。新戦力が稼ぐ役割を果たし、6人出場した2年生がチームを支えました。増枠のチャンスを逃さず、前回19位からの箱根返り咲き、2年ぶり2度目の箱根出場を決めました。

箱根予選振り返り

レマイヤンが全体10位の快走を見せたのがまず大きかったですね。ゴッドフリーは前回54位、今年度もちょっと奮わなかった中で9月に入部が発表されたレマイヤンがしっかりと貯金を稼ぎました。さらに日本人エースの新山が29位、前回はまさかの234位から200位以上順位を上げてきました。そしてもう1つ大きかったのがルーキーの古橋が63位と稼ぐ役割を果たしたこと、全日本予選で最終組を担うなど期待の選手ですがここまで走るとは思わなかったです。


さらに東泉が100位、岡崎が130位、倉島が156位、加藤が165位と続く選手たちもしっかりとまとめる走り。東泉は1年の全日本予選で1組8位と好走して以降は勝負レースで苦戦することも多く、東泉は全日本予選で3組40位、岡崎も2組37位でしたがここで合わせてくる勝負強さですよね。倉島、加藤はともに予選会初出場ということを考えてもしっかりと力を発揮してくれました。


185位の早稲田、199位の塩路、229位の藤井と2年生の3人も大きく崩れることなく走り切りました。稼ぐべき選手が稼ぎ、8~10番手も粘りましたよね。強いて言えば藤井は全日本予選で3組20位で走っていますし、もう少し上位で走って欲しかったくらいかな。11番手の264位に山内、12番手の436位に佐々木ということで12番手は大きく離れてしまいましたが、10番手と11番手も22秒差ですしまさかここまで揃って力を発揮するとは思いませんでした。

箱根に向けて

箱根に向けて、まずは5区候補として激坂王を走った倉島、新山の2人の名前が挙がってきそう。しかも順位は倉島の方が良かったんですよね。箱根予選でもチーム6番手で走っている選手であることを考えると5区倉島にした方が新山を平地に起用出来るので大きいです。


2区はレマイヤンとすると、1,3区に新山、古橋という2人の起用が考えられます。留学生の前後を走る選手と言うのは大事になってきますし、個人的には1区新山、3区古橋が見てみたいかなあ。4区も東泉ということになれば、箱根予選のトップ4がそのまま往路1~4区を担うことになります。


復路も基本的には箱根予選に出場した中心になってくることでしょう。正直、箱根予選で上位10人だった選手がそのまま起用されてもおかしくは無いですからね。2年前に箱根初出場を果たした時は復路にも主力を残して繰り上げスタートを回避、特に6区3位の快走が光りました。今回も6区をしっかりと準備出来れば面白いですね。どうしても復路は一斉スタートになる可能性が高く、そうすると6区の走りが余計に大事になってきますから…


箱根予選に出場した選手以外では、ハーフで64分4秒を持つ小池、全日本予選を走った長田あたりが候補になってくるか。先月1万で29分31秒をマークした沖、今月1万で29分35秒をマークした坂本、ハーフでいきなり63分42秒をマークした久保らもいます。徐々に選手層も厚くなってきていますし、楽しみです。


箱根予選で12位ということを考えると箱根では単純に22番手、箱根では20位以内ならば上出来と言ったところかなあ。前回の19位を超えてくればさらに好結果と言えますが、箱根予選は持てる力を出し切っての順位ですからね…それでも2度目の箱根出場を果たせたのは素晴らしいですし、今回も繰り上げなくタスキを繋ぎ、1つでも上の順位を目指して欲しいです。

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