第55回(2023年)全日本大学駅伝 戦力分析&区間配置予想 ~東京国際大学~

続いては、前回の全日本で11位、箱根予選ではまさかの14位で予選落ちとなってしまった東京国際大学の全日本大学駅伝における戦力分析と区間配置予想を行っていきます。エントリー一覧過去5年成績はこのようになっております。前回の箱根11位の東京国際がまさか増枠のある今回の箱根予選で予選落ちするとは…箱根予選の怖さを改めて痛感する結果に。。。

4年生

前回の全日本で7区12位、箱根予選ではチーム3番手の64位だった村松、2年前の全日本では5区13位、箱根予選ではチーム6番手の161位だった生田、ハーフで64分56秒を今年マーク、1年の箱根以来の3大駅伝エントリーを果たした川畑の3人。

3年生

2年前の全日本で1区10位、箱根予選ではチーム4番手の77位だった佐藤榛、1万で28分38秒を今年マーク、前回の全日本で5区12位、箱根予選ではチーム7番手の180位だった木村、前回の全日本では1区16位、箱根予選ではチーム5番手の85位で走っている冨永、1年時の箱根で5区14位、全日本には2年連続のエントリーとなった倉掛。


1万で29分29秒のベストを今月マーク、3大駅伝初エントリーとなった益田、全日本予選で3組30位、箱根予選ではチーム10番手の213位、前回の箱根に続いての3大駅伝エントリーとなった楠木、5千で14分22秒、1万で29分26秒のベストを持ち、箱根予選に続いてのエントリーとなった大林の7人。

2年生

5千で13分51秒、1万で29分52秒を高校時代にマーク、全日本予選で1組8位で走っている菅野、高校時代に1万で28分44秒をマーク、全日本予選では3組19位で走っている森、箱根予選でチーム2番手の40位と快走を見せた川内、5千で14分16秒、1万で29分34秒のベストを持ち、2年連続の全日本エントリーとなった大村の4人。

1年生

5千で13分16秒、1万で27分59秒のベストを持ち、全日本予選では4組1位で走っているエースのベット、5千で14分27秒のベスト、今月1万で29分48秒をマークした松田の2人。

箱根予選を走ったメンバーから加藤、山本、山岸、川端と4人も外れています。これはある程度箱根予選と全日本で戦力を分けた狙いもあったのか…それとも箱根予選を回避して全日本で復活を目指す選手たちが何人もいるのか…日本人エースの白井も箱根予選に続いて外れてしまいました。戦力よりも箱根予選落ちによる精神的ダメージの方が遥かに心配です。そんな東京国際大学の区間配置予想は以下のとおりです。

区間配置予想

佐藤榛③ー川内②ー冨永③ー生田④
菅野②ー森②ー村松④ーベット①

1区は佐藤榛、1年時は出雲優勝メンバーも2年時は姿をほとんど見せず…そこから見事に復活を果たしました。全日本で1区を走った経験もありますし、出遅れを回避するためにも佐藤榛が1区というのが安心かなあ。

2区は川内、箱根予選での快走はびっくり、チーム内での評価も非常に高いようでそれならば東国大が重視する2区への抜擢もあり得るかなと。下級生からエース候補が台頭してきたのは大きいです。


3区は冨永、前年度出雲、全日本に出場して以降、なかなか姿を見せていませんでしたが、ホクレンでのベストに箱根予選での好走とこちらも貴重な戦力として戻ってきてくれました。主要区間も走れる選手ですし、重要度の高い3区としました。


4区は生田、箱根予選では総合順位はもう一歩でしたが、全日本予選では好走していますし、全日本を走った経験もある主将。この予想だと2,3区がちょっと不安もあるだけに4年生にその後を任せたいというのもあって生田としました。

5区は菅野、高校時代の実績は非常に豊富で全日本予選でも好走しています。コンディションは気になるところですが、エントリーされるのであれば不安は無いということで…3大駅伝デビューということもあり、負担の少ない5区としました。


6区は森、こちらも菅野と同じく高校時代に活躍→1年目は故障でほぼ姿を見せず→2年時に復活で全日本予選でも3組を担っています。関東インカレでもしっかりとまとめている実力者ですし、箱根予選を走っていない菅野、森がしっかりと走れる状態ならばチームにとっても大きいです。


7区は村松、日本人エースは村松だと思いますし、前回も同区間を走った実績があります。勝負レースでの経験も豊富ですし、他に明らかに7区を任せられる日本人エースがいないことを考えても2年連続村松で良いのでは。


8区はベット、東京国際は基本的に留学生を最長区間の8区に起用してきています。流れもありますが、シードを狙うには最長区間を最も強い選手が走るのは理にかなっていますよね。東国大の選手には最後にベットが控えている安心感を、シード争いしている他大には恐怖を与えることが出来ますし…

展望

箱根予選を走った選手を重視してくるのか、それとも箱根予選に未エントリーで全日本のみエントリーの選手が起用されるのかが気になるところです。箱根予選でチーム上位で走った選手はさすがに走るでしょうが…私は箱根予選を走った選手の全日本出場は多くても5人かなあと思っています。また、全日本シードももちろん大事ですが、今年度唯一東国大が出場する3大駅伝で3年生以下にある程度経験を積ませたいというのもありますよね。主将の生田と日本人エースの村松はさすがに出場するかなと予想しましたが…


戦力としてはシード争いに絡んでくるどころかシードを獲得してもおかしくないですよね。ベットが8区だった場合、悪くても56分台では走ってきそうですし、そうするとシードを争う大学は7区までに差を広げなくてはいけなくなりますからね。しかし、戦力としてはそうであっても現実的には厳しいと思います。東国大の選手も監督も箱根予選で予選落ちするとは全く思っていなかったでしょう。


前回の箱根ではあと一歩でシードを逃した11位、むしろ上位通過候補の1校として名前が挙がっていましたからね。それが箱根予選で14位、しかもわずか3秒差での予選落ちとなるとその精神的ショックは想像を絶するものがあります。この25年を見ても箱根予選落ち⇒全日本でシードを獲得したのは2011年度の日大が4位のみ、多くの大学が二桁順位に沈んでいます。この時は佐藤、ベンジャミン、田村の3人が箱根予選で全体10位以内に入りながら5番手以降が大きく崩れてしまいました。


箱根予選で日本人トップを争うようなエースが東国大にいるわけでは無いですし、箱根予選にチームとして合わせられなかったところから3週間でチームもメンタルも立て直し、全日本予選に臨むのは極めて難易度が高いです。それでもベットという大砲はいますし、シード争いから大きく離されずに繋げれば何とかしてくれるというのは大きいです。このまま全日本でもシード争いに絡めずにシード落ちとなってしまったらあまりにも悔しすぎますし、箱根予選の悔しさを晴らす走りを全日本で見せて欲しいです。

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