箱根駅伝2024で駒澤を追い詰めるのは早稲田と城西かもしれない(データ上)
駒澤が箱根で直近3度の優勝を果たしたのが2008年、2021年、2023年ですが、その3大会はいずれも2位の大学に共通点があります。なので戦力云々という話ではなく過去のデータに当てはまる大学が早稲田と城西ということはご承知おきください。実際、優勝候補と言われる大学は駒澤以外に中央や國學院、青山学院になる可能性が高いですし…
駒澤が直近3度優勝した際は、いずれも2位の大学に追い詰められました。そして2位と3位の大学とは大きく差が開いているため、2位の大学に着目します。
この共通点だけでは大して珍しいことでは無いのですが、この3大会で2位だった大学はいずれも優勝候補では無かったこと、前年は揃って6位以下だったこと、さらに2年前は箱根でシードを獲得出来ていないんですよね。
3位以下が大きく離れた優勝争いの場合、2位になるチームは直近で優勝や優勝争いを経験していることも多いのですが、この3校はそこまで前評判が高くない状況から、一気に優勝争いに加わってきたことになります。
これを2024年に当てはめると、2022年にシード落ち⇒2023年に6位または2022年に箱根予選落ち⇒2023年に9位という大学があれば合致するのですが、そんな大学が都合よく…
あるんです、それも2校。

城西は2018~2019年度の創価と見事に合致するんですよね。2年前は箱根予選を「15位」で予選落ちというのも、箱根に返り咲いてすぐに「9位」でシード獲得という順位もぴったりです。となると、このまま創価のような大躍進の再現も?と期待してしまうわけです。
戦力的には前回の箱根で9位になったメンバー全員が残っているのが大きく、今年度は戦力アップしか無いですからね。全日本予選もトップ通過と箱根後も強さを見せています。城西は2年連続でシードを獲得したことが無く、箱根3位はかなり高い目標でまずは連続シードを獲得することが大事になってくるかなあと思うのですが…創価もレース前は同じようにまずは連続シードが取れればという評価で、シード圏外と予想する人も多かったですからね。城西も大旋風を巻き起こしたとしてもおかしくないかも…
歴史は繰り返すといっても、たまたま過去2年の順位が合致しているというだけで、その躍進を再現できるかはもちろん分かりませんが…駒澤を追い詰めて2位になった3校と早稲田と城西が揃って似ていたので、今回は取り上げてみました。ともに前年度以上の順位が期待される2校ですし、箱根での走りが楽しみなのは間違いないですからね🎵