第92回(2023年)日本インカレ エントリー感想 ~10000m~

最後は10000mのエントリーについて見ていきます。今回エントリーされた選手は36人、前回の27人を超えてきました。長距離4種目で前回よりも人数が多いのは1万だけかな。ターゲットナンバーは30人ですが、C標準(地区インカレの優勝者など)の選手は30人とは別に参加可能なため、この人数ということに。参加A標準が28分45秒、B標準が29分15秒と30秒差あります。

~10000m~

留学生が7人もエントリー、そして出場するのであれば…優勝は東国大のエティーリで決まりなのでは?日本人選手はもちろん、留学生相手にも正直負ける気がしません。資格タイムは27分6秒で2位にも45秒差をつけていますからね。圧倒的な優勝候補です。


今年度の走りだと、山梨学院のキピエゴ、創価のムチーニらが結果を残しており表彰台候補となるかなあ。駿河台の留学生であるゴッドフリー、レマイヤンの対決にも注目です。箱根予選には1人しか出場出来ないわけですし、ここでどんな走りを見せるかも大事になってきます。


日本人トップを争うであろう選手としては…関東インカレでの走りを見ると、亜細亜大の片川、順大の浅井が特に結果を残していますね。他にも有力選手は多く、國學院の伊地知はさすがに5千、1万の両方は出場しないと思いますが、1万に出場となれば上位に入ってくるでしょうし、中央の阿部は貧血ということで心配されたのですが、もう状態は問題無いのかな?阿部が万全なのであれば非常に頼もしい存在となります。東洋の小林は今年度エース級の活躍を見せていて入賞候補の1人です。


関東以外にも実力者が多く、28分30秒を持つ関西学院の守屋、28分25秒を持つ関西大の亀田は関東勢に割って入るどころか日本人トップ争いを繰り広げてもおかしくない実力者たち、京産大の中村、立命館の山崎と関西で28分台のベストを持つエースたちが揃いました。関東インカレでは関西勢の方が結果を残すことが多いですし、今回もハイレベルな争いを期待したいところ。

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