第92回(2023年)日本インカレ エントリー感想 ~3000m障害~

続いては3000m障害のエントリーについて見ていきます。今回エントリーされた選手は20人、ターゲットナンバーも20人ですから上限ということに。参加A標準が8分55秒、B標準は9分1秒となっておりこちらも前回と同様、予選はなく決勝のみです。

~3000m障害~

持ちタイムトップは8分41秒を持つ帝京の大吉、そして前回王者でもあります。前回は正直びっくりの優勝でしたが、ここで2連覇を達成となれば素晴らしいですよね。優勝候補の1人です。同じく8分41秒を持つのが順大の村尾、関東インカレでも3位と表彰台に上がる走りを見せていますし、積極的な走りも特徴です。タイムでも実績でもこの二人の名前がまず優勝候補として挙がってくるか。


前回入賞している選手も多く、福岡大の花谷が4位、早稲田の諸冨が5位、日大の山口が6位でそれぞれ走っています。諸冨、山口はともに関東インカレでも入賞していますし、花谷も九州インカレでは大会新記録で優勝しています。今年度も好走している実績というのは大きいです。


他に有力選手としては…順大の服部がやはり力がありますね。最近はそこまで3000m障害中心では無いですが、他の種目でも結果を残している実力者、国士館の安達は関東インカレでも5位入賞を果たしています。法政のルーキー湯田も入賞にあと一歩の9位、早稲田の北村も3年前に2位に入っています。今回は力のある選手は揃っているものの、明らかに抜けた選手というのはいないだけに、優勝争いも入賞争いも激しくなりそうなのが楽しみです♪