第92回(2023年)日本インカレ エントリー感想 ~5000m~

続いては5000mのエントリーについて見ていきます。今回エントリーされた選手は22人、前回は36人もいましたし、この種目に限らず今回は全体的にかなりエントリーが減っています。ターゲットナンバーが30人というのもありますが…参加A標準が13分50秒、B標準は14分0秒となっており、前回と同様です。前回は10人がDNSとなっており、今回も何人かは出場せずということになるでしょう。

~5000m~

留学生は4人いますが14分台の資格タイムが2人、優勝争いに絡んでくるとすれば、13分32秒を持つ創価のカミナか。トラックの勝負レースで安定した結果を残しています。ゴッドフリーは今年度やや苦戦気味なのが気になるところ。


日本人有力選手では、順大が吉岡、三浦とダブルエースをエントリー、吉岡は資格タイムもトップで表彰台争いに加わってきそう。三浦はDLファイナルに進めば日程が被るため、出場は回避することになるでしょうから、その方が本人とっては良さそうです。日本インカレに出場すればもちろん優勝候補の1人です。


中央は溜池、山平、浦田と3人エントリー、特に前回9位だった溜池はそこからさらに力をつけていますし、上位入賞や表彰台争いに絡んできてもおかしくないですね。山平、浦田とともに今年度ベストをマークしている選手たち。3大駅伝出場に向けても大事になってきます。


他に入賞争いが期待される選手としては…関東インカレ1万で素晴らしい走りを見せた亜細亜の片川、國學院のエースである伊地知、関西大のエースである亀田らが候補になってくるか。いずれも5千よりも1万の方が強い気がしますが、伊地知は13分40秒、片川が13分41秒と持ちタイムもハイレベルです。


ルーキーでは吉岡以外に創価の織橋もエントリーされていますね。トラックシーズンは大活躍でしたが、日本インカレではどうか。立命館の大森、京産大の小嶋ら関西勢のエースたち、日大の下尾、駿河台の東泉、慶應の木村ら箱根に出場出来ていない関東勢の走りにも注目です。関東インカレ1500mで3位と表彰台に上がった東洋の奥山もスピードがありますし、楽しみな選手です。

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