インターハイ2023 5000m予選

8月3日~7日までの5日間、高校No.1を決めるインターハイが行われます。初日の今日は1500m予選が行われましたので、各組ごとに見ていきます。レース結果はこのようになっております。3組×5位+タイムで3人の合計18人が決勝に進出可能です。

1組

スローペースとなった1組、専大熊本のマイナが14分25秒で順当にトップ通過、洛南のエースである岡田が14分27秒で2位通過、都大路でも3区12位で走っていますし、5000mで13分台のスピードもありますから順当かなあ。3位に14分27秒で佐久長聖の濱口、1500mで4位に入っるなどどちらかと言えば短い距離の方が強いかと思っていましたが、3日連続のレースとなった5000m予選でもしっかりと3位通過を果たしてきました。やはり力があります。


4位に14分28秒で大垣日大の安島、都道府県対抗でも1区14位で走っている実力者、やはりインターハイ決勝に進出するような選手は都大路や都道府県対抗など全国の舞台ですでに結果を残している選手が多いですね。5位に五島南の川原、中学時代トップクラスの実力者も高校では転校して地元に戻り、今回も寄付金を募ってのインターハイ出場といった話題もありましたが…前回の都道府県対抗では積極的な走りで1区3位と快走を見せている実力者、1500mでは惜しくも予選落ちとなってしまいましたが、見事に5000mでは決勝進出を果たしたのは良かったですね。

2組

留学生が4人と最多となった2組、予想通りのハイペースとなりました。そんな中で埼玉栄の松井が14分2秒で組トップ、しかも自己ベストで走ったのは力がありますね。都大路は5区区間賞でしたが都道府県対抗で5区3位の快走、世代トップクラスの1人が予選から強さを見せました。2位に仙台育英の大濱が14分4秒で続くことに。インターハイ予選で13分台のベストをマークしていますし、こちらも順当かなあ。


巨摩の内堀が14分4秒で3位通過、内堀も都道府県対抗で1区11位で走っています。13分台のベストを既にもっていますし、本当に実力者が順当に通過を果たしていますね。出水中央の飯田が14分4秒で4位通過、前回の都大路では7区14位、都道府県対抗でも4区19位とそれほど目立っていないのですが…今年度は5千で13分台のベストをマークするなど一気に力をつけてきました。


5位に14分5秒で青森山田のカルリ、6位に14分7秒で世羅のカマウと留学生が続きました。留学生が2人予選落ちでしたし、この組の留学生はあまり目立たなかったかなあ…7位で14分10秒だった鹿島学園の浅野までがタイムでの通過ということに。浅野も都道府県対抗で4区14位で走った経験があります。インターハイ予選で自己ベストをマークする勝負強さを見せています。

3組

優勝候補大本命、倉敷のキバティが13分56秒で組トップ、都大路3区区間記録保持者のキバティが日本人選手相手はもちろん留学生相手にも負ける姿は想像できないですね。仙台育英のカヒガが13分56秒で2位通過と留学生が1,2を占めることに。日本人トップの3位に13分58秒で須磨学園の折田、予選から13分台をマークする実力者、伊那駅伝でも快走していますしこちらも世代トップを争う選手として楽しみな1人です。


佐久長聖の山口が14分1秒で4位、都大路で4区2位、都道府県対抗で4区区間記録をマークしていますし、今回も順当な予選通過と言って良いでしょう。エースの永原は3000m障害に出場ですし、5000mでは山口が存在感を示したいところ。5位に14分4秒で関大北陽の七枝、ここまでが順位での通過ということに。七枝は13分52秒と決勝日本人メンバーで最も良いタイムを有しており、都道府県対抗でも1区9位で走っています。


14分7秒で6位だった國學院久我山の飯國がタイムで予選通過ということに。今回が自己ベストかな?予選会で見事な走りを見せてきました。こんな意外な選手が決勝進出?というのは今回は無かったかもしれませんね。もちろん、実力者の予選落ちはいくつもありましたが…1組ならば出水中央の玉目、倉敷の檜垣、2組では倉敷の桑田…これは予選落ちの中では最もびっくりしました。3組では1500m王者の谷本も予選落ちとなっています。

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