2023年度 トラックシーズンにおけるベスト更新&ルーキー活躍状況 ~大東文化大学~

続いては大東文化大学について、トラックシーズンの結果をトップ10でベスト更新した選手及びルーキーの走りを振り返ります。前年度はベストを更新して自信をつけさせることを目的とするということで、積極的に記録会に出場して結果を残していましたが、今年度はそこまで出場はしなかったんですよね。そんな中でも網走夏季記録挑戦会で一気にベストを更新する選手が出てきました。

順位名前学年5千ベスト更新日
1位大東文化大学 P・ワンジル313:31.9722/05/08
2位大東文化大学 久保田 徹413:43.4023/07/16
3位大東文化大学 西川 千青313:54.3122/07/18
4位大東文化大学 倉田 蓮413:55.6020/11/15
5位大東文化大学 大谷 章紘313:59.3823/05/07
6位大東文化大学 佐竹 勇樹413:59.4622/07/18
7位大東文化大学 菊地 駿介414:02.6822/07/13
8位大東文化大学 入濱 輝大214:03.4822/07/13
9位大東文化大学 長島 玲音414:06.2022/07/18
10位大東文化大学 西代 雄豪314:09.0023/05/07
5000m:9点(2、5、10位)  ※前年:25点、2年前:7点

エースの久保田が13分43秒と日本人トップタイムをさらに9秒更新、エースにふさわしい持ちタイムとなりました。順位も良かったですし、改めて久保田の強さを示しました。大谷も13分59秒とベストを32秒も更新してチーム5番手、1万に比べて5千のタイムはあまりにも走力に見合っていませんでしたからね。西代も14分9秒でベストを2秒更新し、チーム10番手となっています。


前年度は25点と高得点だったことに比べると物足りなさも感じますが、そもそも記録が狙える記録会にあまり出場していませんし、そんな中でしっかりと3人が更新したというのは悪くなかったのでは。チームとしても5千よりも1万を重視しているように思えますし。

順位名前学年1万ベスト更新日
1位大東文化大学 P・ワンジル328:25.2017/12/02
2位大東文化大学 西川 千青328:25.3323/07/16
3位大東文化大学 久保田 徹428:29.7522/07/18
4位大東文化大学 入濱 輝大228:38.8923/07/16
5位大東文化大学 大谷 章紘328:49.4222/11/27
6位大東文化大学 小田 恭平328:50.8123/07/16
7位大東文化大学 菊地 駿介428:55.5623/07/16
8位大東文化大学 倉田 蓮428:58.7920/12/05
9位大東文化大学 棟方 一楽129:09.5823/07/16
10位大東文化大学 西代 雄豪329:14.2723/07/16
10000m:16点(2、4、6、7、9、10位 ) ※前年:10点、2年前:9点

西川が28分25秒をマークしてチーム2番手&日本人トップの走り、トラックシーズン一番の収穫は西川が日本人エースへと成長を遂げたことかも。勝負レースでも記録秋でもハイレベルな結果を残しています。入濱が28分38秒で4番手、小田が28分50秒で6番手、菊地が28分55秒で7番手と28分台ランナーは8人となりました。


ルーキーの棟方が初の1万で29分9秒をマークして9番手、なかなかルーキーが目立たない中で大きな存在感を示しました。西代も29分14秒でチーム10番手、トップ10のうち6人がベストを更新する盛況ぶり、全て網走夏季記録挑戦会でのタイムとなります。好条件となった記録会で揃ってベストを更新してきたのが良いですね。3大駅伝・予選会経験者でトップ10に入っていないのは佐竹だけ、逆に経験が無いのにトップ10はルーキーの棟方だけですし、持ちタイムと勝負レースの出場がかなり一致してきました。

ルーキー

先述の通り、棟方がいきなり29分9秒をマークしたのはびっくり。高校ベストは14分45秒でいわゆる無名校のエースと言われる立場だったかな。5千も14分25秒をマークしていますし、全日本予選でもメンバー入り、いきなりの3大駅伝出場もあり得そうです。他には高草木が14分24秒と早速高校ベストを更新していて、今後が楽しみな選手です。他は目立ったベスト更新はなく、トラックシーズンは比較的控えめだったかなあ。沖野、半澤らこの学年で持ちタイム上位の選手も含め、1年目からどれだけメンバー争いに絡んでくるかも注目です。

総評

23大学中、5千の9点は14位タイ、1万の16点は5位タイ、合計の25点は9位タイとなっております。前年度も合計35点でしたし、トラックシーズンにベストを更新するに越したことは無いですよね。その中で気になるのは、上位陣がある程度主力で固定されてしまったところかなあ。トップ10圏外で大幅な自己ベスト更新というのも無かったですし、主力とそれ以外の戦力差が開いてしまっているのでは?という懸念はあります。


4月→現時点における上位10人の平均タイムで見てみると、5千では13分58→13分56秒と2秒の短縮に留まり、順位は11→13位と2つ下げています。一方の1万では28分56→28分47秒と9秒タイムを更新、8→9位と1つ順位を下げており、どちらも順位は下がっているんですよね。それだけ、前年度好タイムをマークしたとも言えるかな。ある程度持ちタイムが良くなったなかで駅伝シーズンでさらにタイムを伸ばせるか、割って入ってくる選手が台頭するかが大事になってきます。


関東インカレでは佐竹が3000m障害で4位入賞を果たし、5千では西川が9位で入賞にあと一歩とこの2人が存在感を示しました。特に西川は今年度エースの1人として主要区間を担ってほしい選手です。全日本予選も全く危なげない走りで2位通過を果たしていますし、充実のトラックシーズンと言えるのでは無いでしょうか。3年連続で3大駅伝出場を逃していた日々からあっという間に全日本、箱根に出場して当たり前と思えるチームに復活してきましたし、今年度は出場するだけではなくシード争いに絡んでいって欲しいです。

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