関東学生網走夏季記録挑戦競技会(2023/07/16) 結果振り返り ~5千で伊地知が13分40秒、山本が28分16秒と國學院が大活躍~

ホクレンディスタンスチャレンジ2023は終わってしまいましたが、網走で行われる夏季記録挑戦競技会が本日行われましたので、レース結果を振り返ります。実質、この大会がトラックシーズンのラストレースかなあ。夏合宿を経て駅伝シーズンへと続いていきます。詳細はレース結果をご覧ください。Live配信があるのも助かりました。今日はコンディションが絶好だったこともあって、面白いように自己ベストを更新する選手が続出しました。大学ごとに自己ベストをマークした選手を中心に振り返っていきます。

中央大学

5千ではルーキーの鈴木が13分53秒で高校ベストを4秒更新、チーム10番手に入ってきました。1万では伊東夢が28分38秒でベストを18秒更新、チーム7番手に浮上しました。白川も28分55秒をマークしてベストを9秒更新、28分台ランナーも15人にまで増えてきました。伊東夢はベストに7秒及ばずも29分6秒のセカンドベスト、ルーキーの山崎が29分46秒のベストをマークしています。今年に入ってから自己ベストラッシュだった中央ですが、最後の最後まで好結果で締めくくりました。

國學院大學

5千では伊地知が13分40秒の組トップ、ベストを29秒も更新しました。元々のタイムが走力にあまりにも追いついていなかったですし、チーム2番手に浮上。1万では山本が28分16秒でベストを25秒更新、チーム2番手に浮上しています。最終組トップというのも良いですね。PMを追い抜く走り、力強かったです。青木瑠も28分32秒でベストを80秒も更新、チーム4番手に浮上しました。青木瑠も1万のタイムが走力とかけ離れていましたからね。


ハーフに強い高山も28分43秒でベストを56秒も更新、チーム6番手に。さらに板垣が28分51秒でベストを30秒更新、ルーキーの後村が28分52秒でベストを65秒も更新してそれぞれチーム7,8番手となっています。29分切りが9人になってきました。他にもルーキーの田中愛が29分9秒、木村が29分16秒、辻原が29分33秒でそれぞれ自己ベストと大盛況の記録会となりました。

創価大学

ルーキーの織橋が29分9秒でチーム10番手のタイムをマーク、元々のベストが高校時代の33分ということもあって4分近くベストを更新しています。同じくルーキーの小池も29分23秒でベストを76秒更新、今年度は自己ベストラッシュだった創価ですが、特にルーキーの活躍が最後まで目立ちました。

城西大学

5千では平林が13分44秒で27秒もベストを更新してきました。勝負レースも強いですがタイムも伸ばしてきました。さらに林も13分51秒でベストを11秒更新、桜井も14分2秒でベストを19秒更新と箱根出場者たちがどんどんタイムを縮めてきました。山中は13分58秒もベストに0.2秒及ばずのセカンドベストでした。山中達も14分9秒、小田が14分19秒でベストをマークしています。


1万では中田が29分26秒でベストに12秒及ばずもセカンドベスト、久保出が29分30秒でベストを18秒更新しています。磯西、中島が29分34秒で磯西はベストを30秒更新、ルーキーの中島は初1万で好走をみせました。他には山本樹が29分49秒でベストを5秒更新しています。

東洋大学

唯一出場した小林が28分36秒でベストを7秒更新、チーム2番手に浮上しました。チームトップまでわずか0.06秒及ばずということで惜しかったですね…それでもエース格の1人としてさすがの強さを見せました。

東京国際大学

佐藤榛が28分37秒でベストを40秒も更新、チーム4番手に浮上してきました。佐藤榛ももう完全復活と言って良いのでは無いでしょうか。エース級の活躍が期待されます。さらに木村も28分38秒でベストを58秒も更新、チーム5番手に浮上しています。他にも冨永が29分2秒で4秒更新でチーム8番手、川端は29分4秒で初の1万を走っています。前年度は3大駅伝フル出場ながら5千しかベストを持っていませんでしたからね。このくらいのタイムは出してきますよね。


生田も29分8秒でベストを1秒ですが更新しました。冨永、川端、生田が持ちタイム8~10番手を占め、トップ10のうち5人が自己ベスト更新という盛況ぶりでした。他には益田が29分40秒で3秒ベストを更新、川村が29分48秒、山岸が29分53秒でベストをマークしています。

山梨学院大学

5千では村上が13分48秒でベストを19秒も更新、日本人トップとなりました。エースの北村は13分56秒でベストを26秒も更新、北村も走力に全然5千ベストが追いついていませんでしたからね。主力たちが順当に5千でタイムを伸ばしています。


1万では高木が28分51秒でベストを21秒更新、チーム3番手に浮上しています。ルーキーも大活躍で和田が29分10秒でベストを2分近く更新、占部が29分17秒で34秒更新してそれぞれチーム5,7番手に浮上しています。楽しみなルーキーたちですね。他にも徳田が29分17秒でベストを1分7秒更新してチーム8番手、品田が29分28秒でベストを10秒更新、11番手に浮上しています。他には長谷田が29分51秒でベストを20秒更新しています。

東海大学

5千では湯野川が13分42秒と24秒もベストを更新、2番手という順位も良かったですし、強さも見せました。これは駅伝シーズンで一気に楽しみになってきますね。全日本予選で好走した永本も13分49秒でベストを18秒更新しています。あっという間に13分40秒台まで伸ばしてきましたね。タイムに負けない強さを発揮しているのも心強い。


1万では五十嵐が28分44秒をマークしてベストを45秒も更新、チーム7番手に浮上しました。水野も28分48秒でベストを14秒更新、チーム8番手となっています。野島健太が28分50秒でベストを55秒も更新、チーム10番手となっています。28分台ランナーは12人に増えることに。野島健太は1組トップだったというのもひと際価値がありますね。

大東文化大学

5千ではエースの久保田が13分43秒でベストを9秒更新、日本人トップタイムをさらに縮めています。戸田も14分18秒でベストを9秒更新しています。1万では西川が28分25秒でベストを33秒も更新、チーム2番手に浮上しています。ワンジルと0.13秒差しかありませんし、最近の活躍ぶりはエースと言っても過言ではないですね。入濱も28分38秒でベストを6秒更新してチーム4番手、大谷が28分50秒でベストに1秒及ばずもセカンドベスト、小田が28分50秒でベストを15秒更新しチーム6番手、組で2番手だったのも良いですね。


菊地も28分55秒でベストを5秒更新ということで、復活の走りを見せてくれました。この時期に主力が揃ったのが良いですね。倉田も29分4秒でベストに6秒及ばずもセカンドベストで走っています。最もびっくりなのはルーキーの棟方、初の1万で29分9秒を叩き出して9番手に入ってきました。これは1年目から即戦力として活躍してくれるかも。西代も29分14秒でベストを11秒更新、チーム10番手となっています。

日本体育大学

富永が29分49秒でセカンドベストをマーク、植松が29分52秒、石川が29分54秒と全員29分台で走ってはいますが、富永以外はセカンドベストにも届いていないですし、今回の好タイム連発だったことを考えると、全体的にもう一歩だったかなあ…

立教大学

エースの國安が13分59秒でベストを4秒更新、13分台ランナーの仲間入りを果たしました。馬場も14分0秒でベストを11秒更新、惜しくも13分台には届きませんでしたが、主力の2年生コンビが順当にタイムを伸ばしています。ぜいたくを言えばさらに上位で走りたかったところか

国士舘大学

生駒が29分3秒でベストを38秒も更新、チーム3番手に浮上しました。全日本予選でも悪くない走りを見せていますし、今後がますます楽しみになる走りでした。日本人エースの中島は29分16秒でベストに2秒届かずもセカンドベスト、西田も29分49秒のセカンドベストで走っています。

神奈川大学

5千では宇津野が13分58秒でベストを4秒更新、ついに13分台ランナーの仲間入りを果たしました。走力から考えればいつ達成してもおかしくなかったですが…1万では宮本が28分48秒でベストを2秒更新、チーム4番手に浮上しています。高潮が初の1万で28分59秒をマークして8番手に入ってきたのはびっくり。5千でも今年度ベストを更新していますし、一気に力をつけてきましたね。他にも酒井が29分24秒でベストを1秒ですが更新、中西が29分26秒で17秒更新、ルーキーたちも滝本が29分32秒、新妻が29分46秒で初1万を走っており、こちらもまずまずかな。

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