ホクレン士別大会(2023/07/01) 結果振り返り ~早稲田の石塚が13分33秒の好タイムをマーク~

本日、ホクレンディスタンスチャレンジ2023の初戦となる士別大会が行われました。出場した大学はあまり多くは無かったですが、今回も好タイムが出ましたね。。詳細はレース結果をご覧ください。Live配信もありますし、速報もすぐに出るのがありがたいです。5000mの結果を大学生を中心に組ごとに見ていきます。

~E組~

13分59秒でロジスティードの前田が組トップだったE組、最初の組から13分台が出てくるのがさすがホクレンという印象です。3000m障害で活躍を続ける大塚製薬の松本が14分0秒で続き、マラソンで世界陸上にも出場したTOYOTAの西山雄が14分10秒の3位と続いています。大学生では東大の秋吉が14分19秒と上々のタイムをマーク、上武の関本は14分50秒で走っています。

~D組~

大塚製薬の岩佐が13分55秒で組トップだったD組、埼玉医科大Gの川田が13分59秒でここまでが13分台となっています。この組には創価から複数出場し、ルーキーの齊藤が14分7秒で1秒未満ですが高校ベストを更新、吉田凌が14分9秒でセカンドベスト、山下が14分11秒で走っています。揃って安定した走りを見せているのが良いですね。1500mで日本トップクラスの活躍を続ける北大大学院の高橋も出場して14分14秒でまとめています。

~C組~

この組は本来であれば外国人選手のみの出場だったはずなのですが…急遽A組から移ってきたのがTOYOTAの太田、先頭集団でレースを進め、終盤には抜け出す強さを見せました。ラスト1周で抜かれて惜しくも組トップとはなりませんでしたが、13分24秒の組2位は強いですね。非常に高いレベルで安定しています。


組トップは倉敷のキバティ、都大路3区の区間記録保持者ですが、13分23秒をマークしています。札幌山の手のサミュエルも13分36秒で走っていますし、高校の留学生のレベルも高すぎます。。。東国大のベットは13分46秒ということで今回はもう一歩でしたね。レースが続いていた影響もあったかな?他の留学生では駿河台のゴッドフリー、上武のパトリックがともに13分53秒、山梨学院のキピエゴが13分59秒で走っています。

~B組~

創価の織橋が13分52秒でベストを8秒更新、チーム内の日本人トップタイムを叩き出しました。このタイムも素晴らしいですが、積極的な走りを見せてさらに組トップというのが価値がありますね。今年度の3大駅伝出場どころか主要区間に出てきてもおかしくないのでは?大学に入ってから何度も自己ベストを更新していますし、今後が非常に楽しみなルーキーです。


13分53秒でYKKの綱島、13分58秒で同じくYKKの細森が走っており、ここまでが13分台となっています。YKKの選手の好走が今回は目立ったかなあ。創価の黒木は14分8秒のセカンドベストとまずまず、早稲田の工藤は14分11秒ということで珍しくもう一歩という結果でしたね。高3の駅伝シーズンから素晴らしい走りをずっと続けていたのですが…

~A組~

早稲田の石塚が素晴らしい走りを見せました。ペースメーカーに唯一ついていき、そのペースが落ちてくると追い抜いていきましたからね。そのままペースを落とすことなく13分33秒と自己ベストを10秒も更新してきました。すでにレベルの高いベストを持っている選手がさらに10秒更新するのは容易では無いですからね。チーム内トップタイム、そして3年生世代の日本人トップタイムをマークすることに。前年度から強かったですが、今年度は全く外すことのないエースの走りを見せ続けています。


SUBARUの梶谷が13分42秒で2位、黒崎播磨の田村友が13分43秒で3位と続いています。最終組で条件も悪くはなかったのですが、石塚以外はそこまでタイムが出なかったですね。他の選手は全員実業団で唯一大学生でA組に挑戦した石塚の走りがなおさら光りました。

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