日体大記録会(2023/06/10,11)レース結果振り返り ~青学の鶴川が13分35秒の好タイムをマーク~
日体大記録会が6/10、11本日行われましたので、自己ベストを出し選手を中心に大学ごとに振り返ります。大学ごとに自己ベストを出し選手を中心に振り返ります。箱根上位校が5千に集中したことやコンディションの問題もあったか5千に比べると1万はあまりタイムが出ませんでした。順大記録会の結果も合わせて見ていきます。
白鳥が13分41秒でベストを5秒更新してチーム6番手、伊藤が13分44秒でベストを25秒も更新し、7番手となっています。白鳥は3大駅伝でなかなか結果を残せずにいましたが…最後の3大駅伝で再び出場するチャンスが得られる可能性も…伊藤はハイレベルで安定しています。
庭瀬が13分58秒でベストを3秒更新し、チーム16人目の13分台ランナーに。他には山口が14分10秒、新谷が14分16秒、大和田が14分19秒でいずれも自己ベストを更新しています。
山平が13分46秒でベストを5秒更新、チーム6番手のタイムに。湯浅も13分55秒でベストを3秒更新し、10番手の持ちタイムとなりました。山平も3大駅伝のメンバー争いに十分絡んできそう。白川が14分1秒でベストを5秒、小田切が14分4秒でベストを9秒更新した他、1万ではルーキーの伊藤が29分28秒を初1万でマーク、山崎は30分58秒と初1万は苦しい走りに…
鶴川が13分35秒をマークしてチームトップタイムに浮上、関東インカレでの快走といい走力には何の疑いもありません。後は駅伝シーズンに故障なく合わせられるかどうかだけですね。一世が13分48秒でベストを1秒更新しチーム5番手、太田が13分54秒でベストを1秒更新とエース級が揃ってベストを更新しているのが良いですね。若林も戻ってきましたし、徐々に足並みが揃ってきた印象。
小原が13分53秒、荒牧が13分54秒とセカンドベストで走っていますし、他にも14分7秒の浜川、14分9秒の鈴木らルーキーも5千でベストを更新しています。1万では山内が29分0秒、白石が29分5秒でいずれも最終組を上位で走っています。
木村が14分9秒でベストを6秒更新、鶴が14分13秒で5秒更新と長い距離に強い2人が5千でもタイムを縮めてきました。今年度の3大駅伝出場が期待される2人です。他には浅井が14分18秒でベストを5秒更新、佐藤が14分23秒でベストに0.01秒及ばずもセカンドベストで走っています。
吉岡が初の1万で28分46秒をマーク、まだまだタイムを伸ばせるでしょうが日本選手権から9日後ということを考えるとまずまずかなあ。浅井も28分40秒台で走っており、安定感抜群です。他には山崎が30分21秒、ルーキーの林が30分29秒で初の1万を走っています。
諸冨が14分3秒でベストを7秒更新、2年8か月ぶりのベストとなりました。チーム11番手となっています。辻も14分10秒で走れていたまずまずかなあ。草野が14分28秒、和田が14分34秒でともにベスト更新と3年生が着実に選手層を厚くしています。
最も収穫が大きかったのは創価大学だったかも。ムチーニが13分28秒とベストを26秒も更新し、創価記録保持者に。カミナも1万で28分29秒で走っていますが、本当にうかうかしていられませんね、ムチーニの勢いが止まりません。小暮が13分55秒でベストを8秒更新しチーム3番手、家入が13分56秒でベストを12秒更新し5番手となっています。
そして、吉田響が13分59秒で4秒更新し9番手に浮上。吉田響がトラックシーズンに出場出来るだけでも上出来だと思っていましたが、いきなりベストを更新となると…箱根はもちろん駅伝シーズンも楽しみで仕方ありません。他にも織橋が14分0秒でベストを3秒更新、山下が14分9秒で1秒更新とトラックシーズンで面白いようにベストを更新していますね。
磯西が30分4秒でベストを5秒更新、山本樹が30分10秒でセカンドベストをマークしています。山本樹は全日本予選でもメンバー入りを果たしていますし、1年の全日本以来出場出来ていない3大駅伝・予選会に4年目で再びの出場はあるでしょうか。さすがに来週の全日本予選は厳しいでしょうが…
5千では小林が14分2秒のセカンドベスト、増田が14分6秒、梅崎が14分8秒、十文字が14分14秒でいずれも自己ベストを更新しています。増田は今年度に入って一気にタイムを伸ばしてきた今後が楽しみな選手、梅崎はすでにエース格の1人ですし、まだまだタイムは伸ばせそう。1万では緒方が29分18秒で走っておりまずまずかな。安定した走りを続けています。
ベットが13分16秒でベストを4秒更新、全日本予選の1週間前に出場して大丈夫?と気になりましたが…凄まじいタイムを叩き出してきましたね。エティーリが別格すぎますがベットも十分トップクラスの留学生ですし、全日本予選での走りは楽しみです♪
新留学生のキピエゴが13分40秒で大学初の5千を走りました。5千、1万、ハーフの持ちタイムがすでにいずれもハイレベルになっていますね。1学年上にムトゥクがいるだけに、争いは激しいですが今後のさらなる成長に期待。
ロホマン・シュモンが1万で29分49秒でベストを6秒更新しています。メンバー争いに絡めるようになっていってくれれば。
全日本予選に未エントリーだった中山が30分6秒で走ったのは良かったですね。トラックシーズンで1度走るのは大事ですし、駅伝シーズンに繋げていってくれれば。ルーキーの原田が30分44秒で初の1万を走っています。
加藤が30分13秒でベストを4秒更新、菅野が30分25秒でベストを7秒更新しています。全日本予選にあと一歩漏れてしまった選手たちということになるのかなあ。そんな選手たちが今日ベストで走れているのは何よりです。