第55回(2023年) 全日本予選戦力分析 芝浦工業大学

エントリー

本日は芝浦工業大学の全日本予選における戦力分析を行っていきます。箱根5区を走った橋本、28分47秒を持つ横尾らが順当にエントリーした一方で箱根予選メンバーではチーム6番手の秋山、8番手の松川らが外れています。松川は2年前の箱根予選でチームトップの80位で走っている選手です。他に1年は5千でこの学年トップである14分23秒を持つ植田は外れていますが…ある程度順当なエントリーと言えそうかな。

氏名学年持ちタイム
大谷 健斗4年29:47.02
橋本 章央4年28:40.83
三浦 剛4年29:13.14
大野 悠翔3年30:54.17
大森 隼人3年31:40.49
志賀 智也3年30:17.44
室井 慶太3年29:41.08
渡邊 悠太3年29:25.31
内山 壽頼2年29:12.31
國井 優仁2年30:16.00
横尾 皓2年28:47.98
石井 達也1年32:22.73
丹野 暁翔1年30:58.75
持ちタイム

エントリータイムは20校中19番手ということで、ついに全日本出場を果たしたもののまだまだタイム上は目立ったものでは無いですよね。それでも28分40秒の橋本、28分47秒の横尾の28分台コンビに29分前半で内山、三浦、渡邊らが主力となっています。30分切りは13人中7人ということで、やはり他の全日本予選出場校に比べるとまだまだタイム上の物足りなさは否めません。

出場予想

全日本予選の出場選手予想は以下の通りです。

1組:大谷④、志賀③
2組:三浦④、室井③
3組:渡邊③、内山②
4組:橋本④、横尾②


最終組は橋本、横尾の28分台コンビとなりそうかな。橋本は箱根予選でも箱根5区でも結果を残している中心選手、横尾も5千で14分4秒とチームトップタイムを有しています。ロードはともかく、トラックではこの2人が中心となりそう。


3組は渡邊と内山、内山は関東インカレハーフでエースの橋本を上回る順位で走っていますからね。箱根予選でも1年にしてチーム2番手の52位でしたし、勝負レースでの実績を考えると最終組を走ってもおかしくありません。渡邊も1万で29分25秒のベストに2年前の箱根予選ではチーム3番手で走っていますからね。


2組は三浦と室井、三浦は29分13秒とチーム上位の持ちタイムを持っていますし、関東インカレでも出場しなかったものの5千でエントリーされている選手です。室井は29分41秒のベストに前回の箱根予選でもチーム5番手で走っていますからね。順当ならばこの6人が2~4組にエントリーということになりそう。


1組は大谷と志賀、大谷は前回の箱根予選でもチーム7番手で走っている選手、1万も29分47秒のベストを持っています。もう1人は悩ましいところですが…30分17秒を持つ志賀とかになるのかなあ。2年の國井や1年の丹野といった下級生の起用もあるかも。

展望

1万で30分切りのベストを持つ7人はこれまでの実績を考えても起用されてくる可能性が高そう。というか出場してもらわないとチーム的にも困りますよね。今回の予選会に出場するエントリータイムが15~20位の大学において、留学生がいないのは芝浦工業大学なだけ…どの組も苦しい戦いになるでしょうが、特に最終組はいくら実力者とはいえ留学生相手にどこまで戦えるのか気になるところ。


今回の全日本予選で特に失うものは無いですし、全日本予選という勝負レースを経験出来るのは箱根予選に向けても大きいですね。箱根予選は前々回が25位、前回が20位と着実に順位を上げてきており、次は10位台にまで上げてくることも期待されます。タイムやこれまでの実績を考えると、今回はエントリー順位と同じ19位というのが1つの目安となり、18位以内ならば上出来かなあ。初の全日本予選でどんな走りを見せてくれるのか、楽しみです♪

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