日本大学 新年度(2023年度)戦力分析
続いては日本大学について、新年度の戦力を学年ごとに見ていきます。公式HPは新年度に更新されているものの、ブログ執筆時点ではまだ新入生は準備中…1か月以上も更新されないのは寂しいですね。3/31や4/1に更新される大学が何校もあるのに。。。データベース登録されている人数は4年:4人、3年:3人、2年:10人、1年:3人となっております。戦力としては、4年≒2年>1年>3年という感じかなあ。明らかに抜けている学年は現状なく、3年生が最も苦しい印象。
名前 | 学年 | 5千ベスト | 1万ベスト | ハーフ換算 |
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西村 翔太 | 4年 | 14:10.27 | 28:51.23 | 01:02:53 |
下尾 悠真 | 4年 | 13:48.55 | 28:53.15 | 01:05:38 |
久保 昇陽 | 4年 | 14:22.89 | 29:16.98 | 01:06:49 |
土井 拓実 | 4年 | 14:38.16 | 29:57.83 | 01:05:35 |
安藤 風羽 | 3年 | 14:08.46 | 29:19.30 | 01:03:57 |
大川 拓図 | 3年 | 14:29.30 | 30:14.67 | 01:07:20 |
大橋 優 | 3年 | 14:41.75 | 30:29.63 | 01:06:39 |
大仲 竜平 | 2年 | 14:26.59 | 29:17.16 | 01:05:23 |
冨田 悠晟 | 2年 | 14:36.48 | 29:28.59 | 01:06:15 |
山口 月暉 | 2年 | 14:34.96 | 29:57.47 | |
鈴木 孔士 | 2年 | 14:32.88 | 29:59.31 | 01:06:13 |
小林 聖弘 | 2年 | 14:56.32 | 30:16.09 | 01:08:00 |
中澤 星音 | 2年 | 14:35.14 | 30:24.84 | 01:04:58 |
本間 君耶 | 2年 | 14:32.60 | 30:35.81 | 01:05:22 |
滝澤 愛弥 | 2年 | 14:12.41 | 30:41.98 | 01:10:39 |
小路 翔琉 | 2年 | 14:19.87 | 01:06:26 | |
古川 楓馬 | 2年 | 14:13.64 | 01:07:52 | |
S・キップケイメ | 1年 | 13:36.90 | 28:13.10 | |
山口 聡太 | 1年 | 14:10.55 | ||
山口 彰太 | 1年 | 14:08.33 |
ロードで実績を最も残しているのが西脇、箱根予選では2年連続のチーム3番手、ハーフも62分53秒とチームトップタイムとなっています。ただ箱根予選はまだ2桁順位で走ったことはないだけに…チーム内はもちろん全体でも上位での走りが求められます。トラックでエース級の走りをみせているのが下尾、5千で13分48秒、1万で28分53秒のベストを持っています。その一方でロードとなると苦戦が続き、全日本では1区17位と苦戦しています。3大駅伝を見据えると、下尾も箱根予選でチーム上位で走ってもらわないと困る選手です。
箱根予選を2度経験しているのが土井、前回は165位でまとめていますし、1万m29分57秒を今年度マークしています。箱根予選でさらなる上位での走りを期待。3大駅伝・予選会にエントリー経験はないものの、1万で29分16秒を今年度マークしているのが久保、トラックでは着実にタイムを伸ばしていますし、ロードでも結果を残せるようになれば頼もしいです。力のある選手はいるだけに、あとは勝負レースで結果を残せるかどうかですね。
現状は安藤が孤軍奮闘という状況かなあ。箱根予選ではチーム4番手、全日本では4区17位で走っています。ハーフで63分台をマークしており、今年度も5千で14分8秒をマーク、今年度はエース格の1人として活躍が期待される選手です。他には大橋が箱根予選、全日本ともにメンバー入りを果たしており、次は出場してほしいところ。他には中距離に移動した大野が1500mで関東インカレにエントリーされています。他には早見がハーフで66分台のベストを持っているくらいで他の学年と比べるとかなり戦力的には厳しい状況です。
3大駅伝を経験しているのが大仲と中澤、大仲は全日本で5区18位、箱根予選でも176位でまとめています。1万でも今年度29分17秒をマークしており、さらなる飛躍が期待される選手です。中澤は箱根予選で126位と上々の走り、全日本ではエース区間の7区を走って区間18位でした。まだトラックのタイムは伸ばせていませんが、ロードで結果を残している選手ですし、箱根予選で頼もしい戦力となりそう。
箱根予選を経験している山口は3000m障害で実績を積み重ねていますし、本間は学生ハーフで65分22秒とチーム上位でまとめており、2年目の飛躍が期待されます。他にも1万では29分28秒を今年度マークしている冨田、5千でともに14分10秒台とグッとタイムを縮めてきている古川、小路、高校時代の実績豊富な滝澤らもいますし、選手層が最も厚いのは間違いなく2年生でしょう。あとはここからエース級となる選手が台頭してきてほしいところ。
新留学生のキップケイメは5千で13分36秒、1万で28分13秒といずれもチームトップタイムを有しています。まずは全日本予選、箱根予選からエース級の走りを見せてほしいですね。他大の留学生とも渡り合えるだけの力があるのかも注目です。さらに即戦力として期待されるのが双子の山口彰太、山口聡太。彰太は5千で14分8秒、聡太は14分10秒でともに持ちタイムでトップ10に入っています。都大路では彰太が1区28位、都道府県対抗で4区15位、聡太が都大路で3区16位、都道府県対抗で5区29位で走っています。
主力が抜けたことを考えても、彰太、聡太に即戦力としてかかる期待は非常に大きいです。1年目から主力として活躍を見せてくれれば。続くのは14分26秒の片桐、14分29秒のスタンリー、14分30秒の西郷らか。片桐は都大路で4区28位、西郷は2区19位で走っています。3,4年生の選手層が薄いだけに1年目からチャンスは大きいでしょうし、先輩たちに割って入る選手が多く台頭してきてくれれば。