ゴールデンゲームズinのべおか(2023/05/04)レース結果 ~中央の駿恭が13分27秒の快走~

ゴールデンゲームズinのべおか(GGN)が本日行われましたので、大学ごとに振り返ります。レース結果はこのようになっております。やや湿度が高かったものの、風はなくコンディションが悪くは無かったかな。

駒澤大学

芽吹、篠原のエースが日本人最速の5000mB組に出場しましたが、芽吹が13分28秒でベストに0.42秒及ばずもセカンドベスト、故障明けからしっかりと状態を上げてきており、日本選手権も楽しみ。篠原は13分36秒でベストに2秒及ばずもセカンドベスト、箱根以降では最も苦しい走りだったかな。しばらく休みということで日本選手権も回避するかも。連戦続きでしたし、ゆっくり休んでまた3大駅伝に備えてくれれば。

中央大学

日本人選手で今日もっとも衝撃的な走りを見せたのは駿恭でしょう。A組で13分27秒と自己ベストを13秒も更新する圧巻の走り、さらに2位に3秒も差をつけての組トップというのも価値がありますね。2年目での飛躍を遂げており、エースの一角として名を連ねることになりそう。溜池が13分44秒でベストを2秒更新してチーム4番手、阿部が13分49秒でベストを6秒更新してチーム6番手となっています。箱根往路の主力メンバーが順当に自己ベストを更新しています。


大和はハイペースの積極的に先頭に喰らいついたものの、終盤遅れて13分39秒となっており、トラックはちょっと圧倒的な走りは見せられていないかなあ。駅伝は無類の強さを誇っていますが。中野翔は14分5秒の組最下位ですが、これは転倒があったので仕方ないですね、影響がなければ良いのですが。他にもルーキーの伊藤が14分4秒で7秒ベストを更新

國學院大學

原、三潟の2人が出場しましたが原が14分21秒、三潟が14分22秒でともに組下位に沈んでしまい、今回はもう一歩だったかな。元気な1,2年生に比べるとちょっと主力の3年生に故障などもあり元気が無いですね。。。

早稲田大学

エースの石塚が13分43秒でベストを3秒更新、チーム3番手のタイムとなりました。1万で27分台をマークしており、今回も4位と上位で走っているのが良いですね。チームを牽引していってくれるでしょう。

東京国際大学

日本人選手で驚きが中央の駿恭ならば、外国人選手での驚きはこのエティーリでしょう。集団を積極的に引っ張り、ラストの切れ味も抜群でした。13分0秒17というとんでもないタイムで組トップというのもすさまじい。OBのヴィンセントも13分13秒で走っていますが、その走りが霞んでしまうほどに…少なくともトラックでの強さはすでにヴィンセント以上ですね。3大駅伝でどんな走りを見せるのか楽しみというか恐ろしい。


ベットは13分23秒で走っていてこちらも凄いのですが、故障や戦略的起用が無い限りは3大駅伝・予選会の出番はなさそうです。日本人選手では白井が13分59秒とまずまずの走りを見せています。

明治大学

エースの森下が13分52秒とベストに3秒届かずもセカンドベストで走っておりまずまずかなあ。連戦続きで次は関東インカレですし、故障なく走ってくれれば。

立教大学

山本が13分55秒でベストに3秒届かずもセカンドベストで走っています。今年度は安定して13分台で走っており、トラックでの強さを見せています。エースの國安が14分13秒とまずまずの走り、馬場も14分22秒で走っています。

専修大学

留学生のキサイサが13分42秒でベストに3秒及ばずもセカンドベストで走っています。だいぶ安定感が増してきましたね。

神奈川大学

宇津野が唯一の出場となりましたが、14分44秒でG組最下位と苦しい走りになってしまいました。ロードでは安定した走りを見せているのですが。

日本大学

キップケイメが最速かつ外国人選手しかいないC組に出場しましたが、14分15秒で最下位となってしまいました。ちょっと万全ではなさそうで…このまま関東インカレに2種目出場というのは負担が大きそうで気になるところです。

高校生

洛南の岡田が13分55秒で13分台の自己ベストをマーク、洛南OBと言えば順大の三浦や駒澤の圭汰らがいますが、安定して有力選手を輩出してきますね。小林の佐藤も14分5秒でベストに届かずも良い走りを見せています。

実業団

5000mでは立教の上野監督が13分32秒という好タイムをマーク、本当に年齢を感じさせないハイレベルな走りを続けていますね。MVPとなったのはHONDAの伊藤、1万mで東京五輪やオレゴン世界陸上に出場している日本トップランナーの1人ですが、5000mでも13分17秒の好タイムをマークしました。日本選手権1万mだけではなく5千も優勝争いに絡んでくるかもしれませんね。A組ではひらまつ病院の荻久保、コモディイイダの梶原がともに13分30秒と移籍組が快走を見せています。


世界陸上の選考となった1万mでは塩尻がラスト勝負を制して27分46秒の組トップとさすがの走りを見せました。ここからタイムを狙っていくのかにも注目。トヨタの田澤は27分51秒の2位ともう一歩の走りも大学初戦として27分台はまずまずかなあ。国外でタイムを狙うということでこちらも楽しみ。さらにGMOの今江が27分55秒、トヨタの太田が28分0秒で3,4位となっています。今回は設定タイムが27分55秒だったこともあって全体的にあまりタイムは出なかったですね。

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