七大学対抗・絆記録会（2023/04/09）レース結果

多くの選手が絆記録会に出場、松並が１３分５６秒をマークして新たに１３分台ランナーとなりました。ベストとはならなかったものの、一世が１３分５３秒、山内が１３分５７秒、荒巻が１３分５８秒と１３分台で走っています。野村が１４分９秒で走っており、久しぶりの出場となった気が…他にベストを出したのは１４分１２秒をマークした皆渡くらいということで、ちょっとベストを更新する選手は少なかったですね。


３０００ｍ障害では黒田が８分３８秒の自己ベストをマーク、小原も８分４１秒と上々のタイムです。１５００ｍでも宇田川が３分４５秒をマーク、関東インカレに向けて結果を残しており、この２種目はまた大量得点が期待出来そう。

ルーキーの荒牧が２９分２０秒とベストを９秒更新、トップ１０に入ってきました。先月に続いて１万で好タイムと今後がますます楽しみになります。同じくルーキーの古川も２９分２７秒でベストを８秒更新しています。児玉も３０分６秒のベスト、小林が１４分１８秒で１秒ですがベストを更新しています。この４人はいずれもルーキーですから、吉岡以外もやはり粒揃いです。

最も収穫があったのは創価大学でしょう。カミナが１３分３４秒でベストに２秒届かずもセカンドベストで強さを見せると、山森が１３分５５秒でチーム２番手、上杉が１３分５６秒で３番手と４年生コンビが好走、さらに黒木が１３分５８秒で５番手、吉田凌が１４分３秒で８番手と自己ベストを更新しています。


新留学生のムチーニも１３分５６秒でベストを５秒更新、家入、野沢が１４分１１秒、野田が１４分１２秒でこちらもベストを更新と強いですね。どんどん新戦力が台頭してきていますし、主力が大量に卒業したとはいえ今年度の創価も強そうです。

山本唯が５０００ｍで１４分３秒をマーク、他大学の主力相手にも負けない強さを見せました。エースたちの好調さが目立ちます。平林も１４分１１秒でベストを２秒ですが更新しています。中田は１４分２５秒でわずかにベストに及ばずもセカンドベスト、１５００ｍでは宮本が３分５０秒でトップの走り、３０００ｍ障害では大沼が大学生の中ではトップとなる９分１１秒で走っています。

九嶋が１４分４秒と上々の走り、小林も１４分１４秒、梅崎も１４分１６秒で走っており主力はまずまずかなあ。九嶋が元気な姿を見せてくれたのも何よりです。競歩にも挑戦していた永吉が１４分２６秒で走れたのも良かったですし、主将の佐藤真優も１４分５３秒ですが箱根以来のレースかなあ。まだまだこれからでしょうが、出場出来たのは良かったですね。

２，３年生の足並みがなかなか揃わずにいる東国大なのですが…３０００ｍに多く出場してきました。高校時代の実績が抜群の菅野が８分１８秒で走れるまでに戻してきたのは収穫ですし、出雲優勝メンバーである佐藤榛も８分２７秒で走っています。出雲、全日本で１区を走った冨永が８分３３秒、１万で高校時代に２８分４４秒をマークした森も５千で１４分４７秒で走っており、タイムはともかくこれだけ主力候補が揃って走ったのは初めてなのでは。こういった選手が持ちタイムどおりに走れるようになってくると、東国大がまた強さを一気に取り戻しそう。

５千では溝上が１４分９秒、花岡が１４分１２秒で上位の走り、期待のルーキーである南坂も１４分２２秒で走っています。あまり姿を見せていなかった鈴木も１４分２９秒で走れていますし、徐々に足並みを揃えてきたいいところですね。１万では水野が２９分２７秒とまずまずのタイムをマークしています。

３０００ｍで西川が８分５秒をマークして２位に入ったのがインパクトがありましたね。まだ箱根予選では目立った走りを見せられていませんが、一気に主力級となるかも。主力の久保田が８分１７秒、入濱が８分１８秒でしたからやはり今回の走りは抜けていましたよね。西代が８分１８秒、ワンジル、大谷が８分１９秒、佐々木が８分２０秒、小野が８分２１秒で走っており、トラックシーズンのスタートとしては上々だったのでは。

５千では平島が１４分１０秒と上々の走り、二村が１４分１８秒、溝上が１４分１９秒で走っており、いずれもまずまずかなあ。スピードのある選手がしっかりとまとめています。

カマウが５０００ｍで１４分７秒で順当にトップ、中島が１４分１６秒とこちらも崩れることなくまとめています。