クロカン日本選手権(2023/02/26)U20男子8キロ結果 ~佐久長聖の永原が優勝~

本日行われたクロカン日本選手権、U20男子8kmについてレース結果を振り返ります。レース結果はこのようになっております。入賞した選手を中心に見ていきます。トップ8の内訳としては3年が2人、2年が5人、1年が1人ということで2年生の活躍が目立ちました。高3に比べるとやや目立たない学年かと思っていましたが…都大路、都道府県対抗に続いてクロカンでも存在感を示しています。

順位⽒名高校記録トップ差
1位永原 颯磨佐久⻑聖24:01
2位⼭﨑 草太⻄京24:010:00
3位折⽥ 壮太須磨学園24:060:05
4位堀野 正太須磨学園24:180:17
5位⽥原 琥太郎⻄条農業24:200:19
6位⼭⼝ 竣平佐久⻑聖24:220:21
7位辻原 輝藤沢翔陵24:250:24
8位七枝 直関⼤北陽24:270:26

優勝したのは佐久長聖の永原、都大路1区2位、都道府県対抗でも1区2位で走っている高2の中でもトップの実績を誇る実力者ですが、クロカンでも強かったですね。ラストはタイム差なしとなりましたが、しっかりと逃げ切った優勝を果たしました。来年度も高校長距離界の中心選手として活躍してくれることでしょう。


2位にタイム差なしで西京の山崎、都大路でも1区8位で走るなど、ロードで強さを見せている選手ですが、クロカンも強いですね。中央に進学予定ということで、中央は2年連続で13分台が3人揃ったことでも注目されていますが…即戦力として14分5秒のベストを持つ山崎が最も活躍してもおかしくないですよね、大学での走りが楽しみです。


3位に5秒差で折田、4位に17秒差で堀野と須磨学園が3,4番手を占めました。折田はすでに5千で13分58秒を持っている2年生で、兵庫は高3が長嶋、前田ら実力者揃いでそこまで目立っていませんが…来年度が楽しみですし、堀野はまだ高1なんですよね。高1でいきなり4位は相当力が無いと無理ですよね。5千も14分8秒と高1でトップタイムを持つ世代トップクラスの実力者、兵庫は本当に有力選手がどんどん出てきますね。来年度の須磨学園、強いです。


5位に西城農業の田原が19秒差で続いています。田原もまだ2年生の選手、都道府県対抗では世羅のいる広島県で5区を任されて区間7位で走っているほどの選手ですから、この走りも納得かなあ。こういう選手は卒業後も伸びてきそうで楽しみです。

6位に21秒差で佐久長聖の山口、都大路4区2位、都道府県対抗4区区間賞の実績を誇ります。同級生である永原には後塵を拝してしまいましたが、それでも全国の舞台で結果を残し続けているのはさすがです。永原と切磋琢磨してさらに力をつけていってくれれば。


7位に24秒差で藤沢翔陵の辻原、3年生の中では2番手ということになります。5千のベストは14分18秒と今回トップ10だった選手では最も持ちタイムは良くないのですが、タイム以上の強さがありそうです。國學院大學に進学予定ということで、2年生以下に有力選手が揃う國學院にまた一人、楽しみな選手が加わります。


8位に26秒差で関大北陽の七枝、5千はすでに13分52秒と高2でトップタイムを有している選手ですね。都道府県対抗でも1区9位で走っていますし、トラック・ロードともに強いです。こうしてみてみると、やはりある程度実力者が順当に8位以内に入ってきたという印象かなあ。七枝も来年度が非常に楽しみな選手の1人です。


9位に洛南の児島、10位に大阪の林と来年度順大に進学する2人が揃ってトップ10に入ってきました。順大の新入生となると、吉岡がとにかく目立っている状況ですが、他にも実力者がズラッと揃いますからね。即戦力として何人がルーキーイヤーから活躍するのか楽しみです。

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