新入生情報その３（2023/01/14時点）　～法政、創価、城西、東洋、東国、明治、（帝京）～

１４分８秒を持つ星野が持ちタイムトップ、１４分１０秒の野田、１４分１８秒の野崎、１４分２３秒の田井中と続きます。星野は２年時に都大路で３区２７位で走っている選手、田井中は３年の都大路で４区２１位です。例年に近いスカウトという印象かなあ。さらに１４分３０秒の加藤は２年の都大路で３区３９位、１４分３１秒の重山は３年の都大路で４区２５位とし、長距離区間を走った選手が多いのも魅力です。１年目から活躍が楽しみ。

創価は全然新入生情報が公表されていないようで…唯一、１４分３２秒を持つ大橋が進むことのみ学法石川から公表されているはず。これだけでは新入生の状況はさっぱり分かりませんが、シード獲得もしっかりと続けていますし、スカウトも改善されていくのでは。

１４分３秒を持つ柴田が持ちタイムトップ、１４分２２秒の中島、１４分２７秒の小田と続きます。柴田は都大路で２年連続１区を走って２２位→３２位で走っています。小田は都大路で５区４位→２区８位と３ｋｍ区間ながら２年連続１桁順位で走っています。１４分３０秒切りは３人ということで、さすがに前年度には及びませんが、例年と比べても悪くは無いのでは。１４分３７秒を持つ宮本、１４分３８秒を持つ河野、関根と続きます。３年生以下で箱根シードを獲得している城西ですが、新入生も１年目から割って入って欲しい。

東洋はすでに発表されており、１３分５１秒を持つ田中が都大路１区２９位で走っている選手ですでに１万でも２９分２９秒を有しています。１４分５秒の久保田、１４分９秒の倉本、１４分１０秒の藤本と続きます。久保田は２年時に１区２１位、３年時に３区１１位と結果を残し、倉本も３区１８位→６区１０位、藤本も３区１９位→７区３４位で走っています。


いずれも長距離区間を２０位以内で走っているのが頼もしいですね。他にも１４分１８秒の薄根は４区１３位、１４分２０秒の馬場は６区１４位、１４分２２秒の高橋は６区区間賞ととにかく都大路での実績が豊富な選手が揃いました。８人と人数が少ないのがやや気になりますが、何人も即戦力として活躍する可能性があります。

１４分８秒の齊藤が持ちタイムトップ、１４分１１秒の松尾、１４分１７秒の廣田、１４分１８秒の根本と１４分２０秒切りが４人にます。松尾は都大路で７区９位、根本は６区１７位で走っています。ここ２年と比べると圧倒的なスカウトというわけでは無いかもしれませんが、１４分２０秒台では久保、田川、米村、菱田、小島、松田とズラッと揃っており、１４分３０秒切りが１０人もいますからね。


有力選手が加入するようになりましたが、変わらず新入生の人数は多いですし、すでに判明しているだけで１５人もいます。卒業生の穴が抜ける影響は大きいだけに、１年目から台頭する選手が出てきてくれれば。

明治も大学から発表されています。１３分５１秒を持つ綾は都大路で１区３位、高校トップクラスランナーの１人です。大湊も１３分５４秒のベストに都大路では１区１９位で走っていますね。安定して１３分台が複数入るのが凄いです。これで尾崎→森下→綾と３年連続都大路１区でトップ３だった選手が加入することに。１４分１６秒を持つ乙守、１４分１７秒を持つ石塚が続き、１４分１桁こそいませんが、１４分２１秒の鬼塚、１４分２５秒の永野も含めて１４分３０秒切りが６人います。


例年に比べるとトップクラスは変わりませんが、続く選手の持ちタイムはやや劣るのかも。それでも、予選会校としてはトップクラスのスカウトは維持していますし、やはり箱根で結果を残したいところです。卒業生の抜ける穴は大きいだけに、綾、大湊はもちろんさらに即戦力となる選手が出てきてほしいです。